炎天下に鶴見線の国道駅で下車してみるとそこにはタイムスリップしたような風景が広がっていた

ある日の午後、鶴見まで遊びに行ってみることにした。

鶴見駅を降りようとしたら、もうひとつ改札がある。それは…

鶴見線という、海側に伸びているJRのローカル線に乗り換える改札だった。

時間もあるので、前から気になっていた「国道」という駅まで、鶴見線に乗ってみることにした。

午後の早い時間は20分に1本という間隔だ。国道駅のホームにて、貴重な鶴見線の走り去る瞬間を自分撮り。

鶴見線国道駅は高架になっているので、ホームから階段を途中まで降りると、ガード下の風景が広がっていた。

改札は無人。

ホームの下にトンネル上に広がっている通路には、飲食店などが軒を連ねていたらしいが、午後の早い時間に営業している店はなく、廃墟のような趣が。

ここに「国道下」という、居酒屋を放浪する人々に有名な店があるのだけれど、残念ながら営業していなかった。

明るいほうは第3京浜で、周囲はマンションなどが立ち並ぶ近代的な風景だが、この一角だけ取り残されたようになっているのだ。

アーチ型の建築は専門家にも注目されているという。

おもしろい場所だったけど、もうちょっと周辺になにか店でもないと、もう一回行ってみようという気にならないかもしれないなぁ。