家から駅に向かう道すがら、坂の途中の道端の花壇に、にょっきりと茎を伸ばして花を咲かせている草があった。
高さは…
1メートル以上あるので、かなり目立っている。
数日経ったら、茎のところに「リュウゼツラン」という札がかけられていた。
通る人の多くが気にかけていた証拠だろう。
へえ、リュウゼツランなんだと、そういえばテキーラの原料じゃなかったかなと、調べてみたら、リュウゼツランにはいろんな種類があるらしい。
テキーラの原料になるのはまた別の種類で、千年に一度花が咲いて枯れてしまうというのも別らしい。
これはアツバキミガヨランという名前の種類のようだ。
アツバは葉が肉厚のところから付けられたが、なぜキミガヨなんだろう?
蘭という名前だけど、蘭の仲間ではないそうだ。
帰りが遅くなって、薄暗い坂の途中でこの花に出くわすと、ちょっとギョッとする(笑)、