楽器を演奏していた経験は歳をとってから他人の話をちゃんと聞く能力に役立ってくれるらしい件

 

オンチだと有名幼稚園のお受験は難しいというような話を聞いたことがあるのですが、実際はどうなのでしょうか?

 

4315248969_4bf9cd8969_m photo by sidiousj

 

真偽はともあれ、小さいころから音楽の習い事に通わせるご家庭も多いことは事実です。プチブル的な見栄なのか、それとも情操教育に役立つと考えているのかもまた、定かではありませんが、音楽が人生を豊かにしてくれることだけは真実だと言っておきたい気がします。

 

歳を重ねると「もうちょっとゆっくりしゃべって……」となることが多いようだが

 

さて、そんなあやふやな子どもと音楽の関係にケリをつけてくれた研究があるようです。

 

 

ワシントン・ポストが引用しているカナダ・トロントの健康医学関係の研究機関による調査では、早口の理解力が音楽経験の有無によって20%も違いが生じていたとのこと。もちろん、楽器を演奏した経験のある人のほうが理解力が高い、という結果になっています。

 

しかし、実際にプロの人がこの調査結果に当てはまるかは疑問が残ります。

 

というのも、PAなどの影響で耳を痛めている人も多いのではないかと思うからです。

 

せっかく理解する脳の能力は高められているのに、入り口の鼓膜とか聴覚神経が疲れているということが考えられるわけです。

 

耳を酷使しているミュージシャンだからこその境地も?

 

とはいえ、聴こえていなくても「アイコンタクトでわかりあえるさ」と言うミュージシャンも多いかもしれません。

 

とくにジャズ・ミュージシャンはそうだったりするなじゃないでしょうかね。

 

他人の話なんか聞く耳持たないというようなジャズ・ミュージシャンに限って人一倍相手がなにを言おうとしているのかを気にしているーーのかもしれませんよね(笑)。思い当たる節、けっこうあるんですが。。。