大ブームと言われるアナログ・レコードの市場規模は果たして本当にすごいのか?

 

 

このところ、アナログ・レコードの販売が好調だというニュースをよく耳にします。

 

2929728244_e73afc68ce_m Mickey Mouse Record Player by atomicShed

 

 

PRESIDENT Onlineでも「2億1800万ドル -なぜ今? アナログレコード大ブームの理由という記事になっていましたね。

 

この記事によると、2006年には世界で3400万ドルだったアナログ・レコードの売り上げが、2013年には2億1800万ドルにまでになっているとか。

 

日本円に換算するとおよそ300億円といったところでしょうか。

 

300億円のマーケットというと、ちょっと前のBlu-rayと同じぐらい。電子コミックには追い抜かれ、アイドル市場の半分という感じです。

10年ぐらい前の好調期の分冊百科の市場が300億円ぐらいというのは興味深いですね。電子ではなく、紙の辞書よりも全世界のアナログ・レコードのほうが売り上げがあるというのは、たしかに注目に値するかもしれませんが。

 

300億円のマーケットというのは、大手企業で専門に取り扱う部門を設置できる規模で、ベンチャーも2〜3社が加わることができるようです。

 

ということは、こぞって参入は難しいけれど、やり方次第では伸びしろがまだ残されているということが考えられそうです。

 

日本でも売り上げが2倍に伸びるなど、アナログ・レコードへの注目度は高まっています。

 

インディーズ・レベルでジャケットを含めた芸術性の高いアルバムを作れば、CDとの差別化だけでなく、コレクターズ・アイテムにもなるでしょうね。

 

個人的にはWi-Fi対応かBluetoothの機能が備わったプレイヤーが欲しいんですが。。。