映画「セッション!」にはオチがなくて笑えないと教えてくれた菊地成孔さんに感謝しよう

 

観ておいたほうがいいかなと、職業倫理的に気になっていたのが「セッション!」という映画。

 

3022131057_c00438ece9_m Girl at the Drums by jblaha

 

 

アカデミー賞3部門を受賞しているしなぁ、と。

 

映画「セッション」公式サイト

 

後出しジャンケンのようだから心苦しいんだけど、予告編を見て、ちょっと躊躇していた。

 

おいおい、そういうしごき練習をするという映画なのかよ〜、と。

 

要するにスパルタだ。

 

まあ、スパルタ的、「巨人の星」みたいな演出は、根性ものや成長ものには欠かせないからね。

 

映画「スウィングガールズ」だって、ペットボトルをへこまして肺活量を鍛えたりしていたしね。

 

ああいう細かいギャグが、けっこうラストの演奏シーンの感動につながっていたのは確かだと思う。

 

だから「セッション!」も、観てから批評すればいいんだろうと。

 

と、そんな出鼻をきれいにくじいてくれたのが、菊地成孔さんの痛烈な「セッション!」評だった。

 

「セッション!(正規完成稿)〜<パンチドランク・ラヴ(レス)>に打ちのめされる、「危険ドラッグ」を貪る人々〜」|naruyoshi kikuchi INTERNET TROISIEM

 

菊地成孔さんらしい、ヨレているのにキレがある分析で、見事に予告編を見たときのモヤモヤが吹っ飛んでしまった。

 

裏話はちょっと書きすぎですね(笑)。

 

せっかくのワインが飲めるチャンス、減っちゃうじゃないですか。。。