ピーター・マーティンは、奨学生として学んだジュリアード音楽院を卒業した1990年代ごろから頭角を現わしたピアニスト。
3歳からピアノとヴァイオリンを習っていたという素養がありながら、最高学府の音楽教育を受けたあとにニューオーリンズへ拠点を移したのは、彼がそこに“自分の音楽”を感じたという証しなのでしょう。
00年代には、音楽監督を務めたダイアン・リーヴスの『リトル・ムーンライト』がグラミーを受賞したり、ジョージ・クルーニー監督作品「グッドナイト&グッドラック」のサウンドトラックを担当したりと、広く注目を浴びる存在になります。2011年にはオバマ大統領主催のホワイトハウス晩餐会で演奏したりもしています。
今回の来日は、2015年リリースの『What Lies Ahead』での共演者であるトリオを連れてのもので、いわゆるアメリカの主流派を受け継いでいる流麗で骨太なサウンドを聴かせてくれるのではないかと期待しています。
では、行ってきます!
PETER MARTIN TRIO
with REUBEN ROGERS & GREGORY HUTCHINSON
ピーター・マーティン・トリオ・
ウィズ・ルーベン・ロジャース&グレゴリー・ハッチンソン2017. 10.3.tue – 10.5.thu
[1st.show] open 5:00pm / start 6:30pm
[2nd.show] open 8:00pm / start 9:00pmMEMBER
Peter Martin (p)
Reuben Rogers (b)
Gregory Hutchinson (ds)