カタルーニャから届いた幅広い表現力をもつ歌声|シルビア・ペレス・クルス

 

シルビア・ペレス・クルスの

インフォメーションをもらったままだったので、

改めてチェックしてみた。

 

「夜を纏う – Vestida De Nit」が

とてもいいので紹介したい。

 

 

このほかに「ハレルヤ」や「行かないで(Ne me quitte pas)」

というような、最近の日本のジャズ・ヴォーカリストが

取り上げているようなナンバーも歌っているのを、

YouTubeでチェックできるのだけれど、

ボクのオススメは断然「夜を纏う」だ。

 

シルビア・ペレス・クルスとは?

1983年にスペイン・カタルーニャで生まれた彼女。

音楽的な家庭環境で育ち、すでに20歳を迎えるころには

バルセロナで注目されていたという。

 

日本で正式に紹介されるのは今年が初めて。

4月25日にリリースされた 『ジョイア(Joia)』は

2011年から2017年にかけてリリースされた

5枚のアルバムからセレクトされたコンピレーションに

2曲のボーナス・トラックを加えた全30曲の2枚組。

日本オリジナルのアルバムだ。

 

 

スペイン語、カタルーニャ語、ポルトガル語、英語など

複数の言語を使い分けている彼女。

 

楽器編成もプロジェクトごとに多種多様で、

女優さながらのカメレオン性を発揮している。

 

それもそのはず、彼女はスペインでは著名な

女優としても活動しているのだ。

 

5月に初来日を予定しているシルビア・ペレス・クルス。

 

ビート主導ではない、すなわちアメリカン・ポップスとは

距離を置いたムーヴメントが起きそうな予感がする。