きのう、テレビを見ていたら、こんな人が出ていた。
テレビ東京系列「ソロモン流」
義肢装具士・沖野敦郎
パラリンピックがあったせいか、義肢を制作する人がいる
ということはなんとなくワイドショーなどの報道で知っていた。
そうしたプロフェッショナルの1人を追ったドキュメント。
彼は番組のなかで、こんなことを言っていた。
「その人のために(義肢は)作ったものだから、
その人がダメと言ったらダメなんですよ」
昨今、コミュニケーションやサービスに関して、
究極やらモデルケースやらがあるように思われている。
しかし、どんなに相手を思いやった行為であっても、
相手がダメと言ったら、ダメなのだ。
あくまでもその人のためにできることを考え、
自分のやり方を修正しなければならないことこそが
コミュニケーションの「基本」だったということを、
教えてもらうことができた。