長崎まるごと満喫ツアー顛末1のつづきです。
バスは一路、伊万里へ向かいます。
クネクネとした山間を抜けていくと、
「焼き物とフルーツの里 伊万里」に到着。
早速、伊万里陶苑におじゃまして、陶磁器製作の
現場を見学させてもらいました。
大きな鉢のようなものですが、なにを作って
いるのでしょう?
ロクロを前に製品ができあがっていくところを
説明してもらいますが、素人にはちょっと
難しいかな?
こちらは「絵付け」の作業場。
基本的に分業で、指定されたデザインのものが
次々とできあがっていくというわけです。
こちらでは、片岡鶴太郎さんやさかなクンの
デザインも絵付けしています。
左利きの人が書いた筆跡をなぞるのは
けっこう難しいんですよ~、などと
実演を交えながら見せていただきました。
仕事道具に使われているのも、
澤田痴陶人デザインの器でした。
中央でみんなが見ている皿が
さかなクンによるデザインのもの。
さかなクン
このあと、特別に絵付け体験をさせてもらえる
ことになりました。
呉須の絵の具1色でデザインをするのは
かなり難しいです。やっぱりなにごとも
体験してみないと、その奥深さはわからない
ですね。左の大皿は練習用。手前が一応、
ボクの作品になります。15分ほどでちゃちゃっと
書いてみました。これがどんなふうに
焼きあがるのか、楽しみです♪
伊万里陶苑を後にして、一行は
秘窯の里大川内山へ。
大川内山はオオカワチヤマと読みます。
なんでも、江戸時代に献上品などの高級陶器を
作っていた鍋島藩が、その技法の漏洩を
恐れて、山深いこの地へ藩の窯を移したとか。
三方を山に囲まれ、独特の景観があります。
里の入り口に架かっている橋は陶器の
タイルでできていました。
欄干も伊万里焼。風情がありますね。
散策していると、あちこちに焼き物を利用した
オブジェがありました。
あちこちに窯があることを示す
レンガの煙突がありました。
焼き物の里の雰囲気にひたった後は、
今夜の宿泊地であるハウステンボスへ。
ハウステンボス滞在記は次回。