ジャズが港に溢れ出していた日曜日の午後

朝からパラパラと雨が降り止まなかった日曜日。

午前中の予定を終わらせてから、ランチを食べようと

みなとみらいエリアへ繰り出す予定だったけど、

正午になってもまだ雨。

止みそうなんだけど、止まないという程度。

思い切って、自転車に乗って出かけることにした。

 

すると、徐々に雲が晴れてきた。

途中、関内で栄養を補給し、のんびりと

みなとみらいまで足を伸ばす。

そこでやっていたのは、ジャズ――。

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横濱ジャズ・プロムナードに連動して、

あちこちで野外のフリー・ライヴが行なわれていた。

周囲を観客が囲み、賑わいを見せている。

フリー・ライヴはビッグバンドが多いように感じた。

ビッグバンドのジャズは、フッと立ち止まって

聴いていても敷居が低く感じるのかもしれない。

テーマとアドリブがはっきり区別できるし、

多少ソロがへなちょこでも、ご愛嬌だ(笑)。

ソロが短いというのも、飽きないで聴いていられる

ポイントかもしれない。

ジャズ以外の曲もビッグバンド・アレンジなら

なじみやすい。いろんな人がいるから、

演奏者の誰かと目があって居心地が悪く

なることも少ないし(笑)。

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夕日が傾くころにはすっかり天気も回復。

ジャズは夜の音楽のように言われるけれど、

野外ということに限れば、

スカッと晴れた秋の午後に聴くほうが

やっぱり気持ちいいんじゃないだろうか。

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帰り道、ちょっと寄り道して

野毛のスタンディング・バールでひと休み。

野毛では大道芸フェスティヴァルをやっていた。

ちょうど終了の時刻だったので、

こちらの店内はかなり混雑。

いつもと趣向が違うけれど、

ジャズを味見してバールでお茶して帰る

という休日の過ごし方もたまにはいいね~。