引用:ソニー、テープレコーダーの出荷終了 ITmedia ニュース
ついこのあいだ、VHSテープ(空テープ)の販売が終了したという
ニュースに寂寞感を感じていたばかりなのに、こんなニュースも
耳に入って来ましたね。
実は、ボクもまだテープレコーダーを持っています。
仕舞いこんであったので、取り出してみました。
インタビューには欠かせないのが録音機材。
これを買ったころはすでに、メインはMDレコーダーでした。
しかし、アナログでテープが回っているところを目で確かめられるレコーダーは、
動いているんだかいないんだかよくわからないMDレコーダーよりなんとなく
信頼できるようなきがして、予備機材として必ず取材時には携帯して行きました。
現在でもそうですが、ボクはインタビューのときに、基本的には2台の
ICレコーダーを稼働させています。ミスを防ぐための保険、ですね。
写真で右の方に見えている黒い物体は、フットスイッチです。
これを本体に繋げると、オン・オフが足で操作できるようになります。
30~40分のインタビュー音源を文字にする作業では、頻繁に
プレイ・ボタンを押さなければなりません。
3~4時間くらい、カチャカチャとスイッチを押さなければならないんです。
その動作を少しでも軽減してくれるのが、このスイッチでした。
いまではまったく使っていません。箱に仕舞われて出番のない
機材なんですが、これを見ていると昔の取材を思い出して、
誰々があのときにこんな話をしていたなぁとか、そんな情景が
浮かんでくるから不思議です。
だから、まだちょっと、捨てられずに置いたままになっている
ことでしょう。
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