テープレコーダーはボクの取材に欠かせない相棒だった

・ニー、テープレコーダーの出荷終了   ITmedia ニュース

引用:ソニー、テープレコーダーの出荷終了   ITmedia ニュース

 

ついこのあいだ、VHSテープ(空テープ)の販売が終了したという

ニュースに寂寞感を感じていたばかりなのに、こんなニュースも

耳に入って来ましたね。

 

実は、ボクもまだテープレコーダーを持っています。

仕舞いこんであったので、取り出してみました。

 

IMG_0272

 

インタビューには欠かせないのが録音機材。

これを買ったころはすでに、メインはMDレコーダーでした。

しかし、アナログでテープが回っているところを目で確かめられるレコーダーは、

動いているんだかいないんだかよくわからないMDレコーダーよりなんとなく

信頼できるようなきがして、予備機材として必ず取材時には携帯して行きました。

 

現在でもそうですが、ボクはインタビューのときに、基本的には2台の

ICレコーダーを稼働させています。ミスを防ぐための保険、ですね。

 

写真で右の方に見えている黒い物体は、フットスイッチです。

これを本体に繋げると、オン・オフが足で操作できるようになります。

 

30~40分のインタビュー音源を文字にする作業では、頻繁に

プレイ・ボタンを押さなければなりません。

3~4時間くらい、カチャカチャとスイッチを押さなければならないんです。

その動作を少しでも軽減してくれるのが、このスイッチでした。

 

いまではまったく使っていません。箱に仕舞われて出番のない

機材なんですが、これを見ていると昔の取材を思い出して、

誰々があのときにこんな話をしていたなぁとか、そんな情景が

浮かんでくるから不思議です。

 

だから、まだちょっと、捨てられずに置いたままになっている

ことでしょう。