ライヴの取材は楽しいのだが、一定の時間縮こまっていなければならず、身体への負担も少ないとは言い難い。
席によっては身体を捩ったまま1時間ほど過ごさなければならないこともあったりして、終演後には固まった部分を抱えたまま帰宅することになる。
風呂にゆっくりと入って寝ればいいなどと言うけれど、凝った身体をほぐせるような薬効を家の風呂に求めても無理だし、なによりも長風呂は疲れるから、そのほうがリラックスできない。
そうなると、朝起きたときに身体がバリバリになっていたりするわけで、それを解消できればとエクササイズを始めることにしたのだった。
今朝はさすがにちょっとお疲れ気味で、こういう日は締切に追われていなければボンヤリとテレビを眺めたりして過ごす時間が多くなったりする。
ところが、テレビをボンヤリ見ていても疲れが抜けないどころか、よけい身体が凝ってくるのだから、それがわかっているなら身体をほぐしたほうがいいに決まっているわけだ。
ということが重なって、ようやく最近は昼前になんとか1時間を確保できるように考えられるようになった。始めるまではそれでもグズグズしているのだけれど、30分ほど過ぎて身体も温まってくると、やっぱりやってよかったなと思えるようになる。この満足感を忘れないようにすると、次に「なんかかったるいな」と思ったときの封じ込めのまじないになるのだ。
まあ、自己暗示というか、脳へのご褒美みたいなものなのだけど、案外脳みそはこれに従順で、楽しいことには従ってくれたりするから助かっている。
要するに、辛いトレーニングはかなりの目的がなければ続けられないが、楽しいと自分に言い聞かせられる程度のエクササイズはわりと簡単に習慣化できるということだ。
ということは、自分にとってどの程度が「楽しい」と思えるかという基準ラインが重要になってくる。
ボクのいまのところのラインは、1時間、半分は瞑想など動かない系というところだろうか。散歩も1時間だとちょっと多めかなと思うし、それ以上歩くのであれば、休憩が必要だ。
こうしたことも、この日記のように記録しておくと役に立つ。そのためのサポートをしてくれるのが、fitbitのようなグッズと言えるかな。
きょうのエクササイズ
★セルエクササイズ(3パート通しで10分)
★ハタヨガ(ウォーミングアップ~メイン~クールダウンで約25分)
★瞑想(15分)
★カーヴィー・ストレッチ(クールダウン7分)
夕方から出かけたため、5分筋トレは忘れてしまった。帰宅が早ければ、入浴前にできるんだけど、12時近くになるとどうしても忘れちゃう。これはなんとか対策をたてねばなるまい。
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いちばん失敗したこと|ライヴ会場まで書きかけの原稿を持って行ったが、イマイチうまくまとまらない。
いちばん感動したこと|至高のデュエット。
明日の目標|三渓園。行くぞ。
*この3項目日記は小林弘幸『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』に記載されていた安眠のためのメソッドです。
1)その日いちばん失敗したこと
2)その日いちばん感動したこと
3)明日の目標
それぞれについて短い文章でまとめるというものだ。短い文章でいいと言っても、書くためにはそれなりの時間を費やす。1日をざっと振り返って、どれが「いちばん」だったかなぁと考えなければならないからだ。
著者は、その行動が寝る前に良い効果を与えるというのだ。
確かに、なんとなくモヤモヤとしたものを感じながら寝床につくことがなくなるため、とても寝入りがよくなるという実感がある。
1日をリセットして、明朝はスッキリと起きることができるというメリットは、かなり実用的なのではないかと思っている。
心のストレッチとも言うべきこの日記、お勧めできるものだ。