「おっ、どこかに旅行でしたか?」と、ライヴ会場などで知り合いに会うと必ずそう聞かれるのは、ボクがガラガラとキャリーケースを転がして歩き回っているから。
いや別に、旅行してるわけじゃないですよ、もちろん。磯子から多摩川を渡って東京に行くのが“旅行”だと言われればそれまでですが。
磯子に引っ越してきてそろそろ4年。交通の便がいいところなので、都心に出るのに1時間ほどかかっても、割と座って行けることが多い。
なので、車中ではタップリと作業ができることに気がついた。ということで、ノマドを気取って、車中ワークのできる道具を揃えたところ、ちょっと手持ちでは辛い重さになってしまった。具体的には、いちばん軽いフル装備状態で6kgほどあったので、背負えるカバンを買ったりしてみたのだが、肩への負担が大きい。
やっぱり引っ張ったほうが楽だということになったので、キャリーケースを導入することにした。
ところが、活躍してくれた先代は、ファスナー故障というアクシデントでリタイア。
先代のアクシデントの模様はこちら。
キャリーケースがご臨終してしまったので困ったなと思っていたら明日から始まる楽天市場のセールで爆安が目白押しのようじゃないですか | 富澤えいちのジャズブログ
急遽、新しいキャリーケースを探していたら、ちょうど楽天市場のバーゲンで掘り出し物を発見。
これが新しいヤツだ。
SSサイズといういちばん小さいものを買った。
よくわからないブランドだが…。
実際にはそれほど収納力がアップするわけではない。
キャスターはキャリーケースを選ぶ際の重要なポイントだが、実際には届いてみなければわからない。
ただし、4輪であることはマストな選択肢。2輪は取り扱いがとても不便なので、この点は譲れなかった。
内装に関しては、旅行に行くわけではないので、ものが入ればいい。
実は、トートバックを1つ新調して、ケースのなかに突っ込んである。ライヴハウスの座席は狭いので、クロークに預けられればケースを預けてしまうほうが楽だ。でもそうすると、店内でいろいろと必要なものがある場合に困ってしまう。なので、作業に必要なものはすべてトートバックに入れて、それをそのままキャリーケースに突っ込んでおくという方法を取ることにした。こうしておけば、あれがないこれがないということにならずに済む。
サイズは先代とほぼ同じ。でも1cmくらい違うのはなぜなのだろう。統一の企画というのはないらしい。でも機内持ち込みができるとかできないとかあるわけだけど。
サイズで結構重要なのは、コインロッカーに入るか入らないかじゃないだろうか。
実は、先代は300円のレギュラーサイズのコインロッカーにギリギリ入れることができた。
これができないと、400円とか600円の大きなサイズのコインロッカーを探さなければならない。
大きなサイズのロッカーは数が少なく、空いていることも少ないというリスクが高まるので困るわけだ。
おそらく大丈夫なんじゃないかと思うけど、そういう面も含めて、ケース・メーカーやコインロッカー業界は利用者の目線に立った商品企画を心がけてほしいな。