キュレーションのルールとモラルが整う前に強制排除的な動きが出ています「@nifty(アット・ニフティ)から、削除要請が来ました」[ニュースクリップ]

5月あたりから、ブログの引用に関するネットの規範が厳しくなったように感じています。この記事でも、@ニフティから削除要請が来たという話題を取り上げています。

[悪徳商法?支店]: @nifty(アット・ニフティ)から、削除要請が来ました
最近、過去の新聞記事を引用したブログ記事に対する削除要請が増加しています。 正確な論評のためには、ソースを提示することは欠かせませんが、ソースを提示すると下手するとブログを停止されたり訴えられたりする可能性があるということです。 …

RSSの動向もこれに連動したものかもしれないなと思うようになってきました。

記事では、検索エンジンでなんとかしてくれないかと訴えていますが、取り締まりとは、取り締まりやすいほうから手を付けるというのが鉄則。

自己規制しろというのは、いかにも規制産業っぽいやり口ではありますが…。

振り返ってみれば、全文をコピペして引用のマナーも守らないブログは、そうされても当然、なのかもしれません。

論文の作法を周知せずに取り締まるのは、一時停止線の後ろに隠れていていきなり飛び出してくる交通警官と同等の“卑怯さ”があると思います。あ、交通警官の苦情については別途受け付けますので、とりあえず今回は「論文の作法を周知せず」という部分で進めます。

ボクも、ネットの媒体に投稿のスタイルで記事を提供していますが、実は引用に関する注意が届いていて、明らかに先月あたりから監督官庁あたりの指導を受けたのではないかと見受けられる動向が出ています。

ということは、本気で規制をするということです。

ブロガー、またはブログを真剣に書こうと思っているみなさん、注意が必要です。

縮こまるのではなく、すり抜けられるように、知恵を絞りましょう。

っていうか、まずは失礼だと相手が思うような引用の仕方を改めるように考え直しましょうね。