【自画自賛】「jazzLife」2014年1月号執筆後記 #ジャズ #jazz

富澤えいちの担当記事は…


ギタリストの菅野義孝さんのインタビュー記事。

20世紀が閉じようとするころ、日本に巻き起こった“ジャズ維新”を先導した1人。

ライヴでは拝見していたものの、ジックリと話を聞くのは初めてでした。ギターはES175の1本しか持ってないというところもサムライだなぁ。

 

 

浅川太平さんの新作について、浅川さんとレーベル主宰の安ヵ川大樹さんにインタビュー。

独特の感性が光るプレイで参加作でも異彩を放っていた浅川さんに話を聞くのは楽しみでした。取材の下調べで彼がネットを使ったリスナーを広げるチャレンジをしていることを知り、ますます興味が湧いてきました。安ヵ川さんとはお久しぶり、日野元彦さんの追悼がらみの取材のとき以来だったでしょうか。そう考えると、彼が自己のレーベル“ダイキムジカ”でめざそうとしていることもまた、ジャズが失ってはいけない“髄”の部分を受け継いだものだったのだということに気づいたりします。

 

 

1月10日に東京オペラシティを舞台に行なわれる山下洋輔プロデュースのニューイヤー・ジャズ・コンサート“ファイナル”の前予告記事の本文を担当。

14年に及ぶ一連の山下さんが関わったこのニューイヤー・ジャズ・コンサートは運よくご招待いただいてほとんどを体験することができました。

音楽大学での教鞭についても同様ですが、この10年で日本のアカデミックな音楽の高等教育の場でも、クラシックとジャズの垣根はかなり薄らいできているように感じます。というか、ジャズが好きな演奏者は多いのですが、クラシック側でジャズに踏み込める人材が乏しかった状況を変えたのが山下洋輔という人だったということでしょう。

ボクは学生時代に山下洋輔さんの音楽に触れて以来、彼を究極のフュージョニスト、融合主義者だと思っていたのですが、それはもともと完全なフリー思考ではなく、プロレスに例えられるような計算があるからということを前提に用いていたもの。

それが最近では、音楽に無駄に存在する壁を取り払うという自由さを求めて彼が継続して行なっている活動をフュージョンと呼ばずにいられなくなってきています。

 

【記事更新】出掛ける前からジャズ気分:山下洋輔「ジャズのもう一つの夜明け」(富澤えいち) 個人 Yahoo!ニュース #ジャズ #jazz | 富澤えいちのジャズブログ

 

 

 

 

 

 

 

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