ネットで話題になっているライターの低賃金問題について、
自分の感想を書いてみました。
そこへ、こんな話題も。
『俺のイタリアン』を生んだ男-「異能の起業家」坂本孝の経営哲学(4):絶滅危惧種ジャズライブで儲ける(尾崎 弘之) – 個人 – Yahoo!ニュース
こちらのほうは……
CDが売れず、ライヴという現場にしか
活路を見出せないジャズというマーケットについて、
“絶滅危惧種”というありがたい形容詞を付けての
とある成功事例についての言及です。
「俺の〜」の戦略については、ボクがライヴハウスの
レストラン&バーとしてのサービス提供について
疑問に思ってきたことを解くヒントを与えてくれました。
ライヴハウスという“場”は
・入場料でペイする
・飲食代によってペイする
・出演者負担でペイする(タイアップを含む)
の3通りを単独選択でしか考えてこなかった部分があり、
これを覆す合わせ技を見せつけられて、
業界としては“コロンブスの卵”だったのでしょう。
一方の出版業界では、タイアップ(広告収入)と
再販制度というアドヴァンテージに守られていたので、
かなり出遅れているといわざるを得ません。
販売チャネルやデジタルへの媒体スタイルの移行など
模索は続いているようですが、どれも正直言って
決定打とは思えないところが悩ましいところ。
まだまだ探らなければなりません。
ところで三重苦、“ジャズ”と“ライター”ともうひとつ、
タコでもハゲでもボケでもいいけど、
ゲスなライターにだけはならないようにと、
自分の戒めにしたいと思います(汗)。