海外から見るとサイバーなイメージの日本人がなぜCDに固執しているのか不思議らしい

 

「なぜ日本人は未だにCDを買い続けるのか」という記事。

 

13083139_8ccb54ef5f_m photo by mrlerone

 

書き手はイギリス人らしい。

気になる記事へのリンクはこちらから……

 

なぜ日本人は未だにCDを買い続けるのか | VICE Japan | The Definitive Guide to Enlightening Information
異常にCDに思い入れが強い日本人に対して、海外の音楽ファンがどう思っているのかを海外目線で紹介していきたい。「未だにCDが売れている国」と称される日本の特殊な音楽市場に、これからの世界の音楽産業を考える上で重要なヒントが転がっているのかもしれない。 …

CDに関する驚くべきデータを紹介したい。「アメリカ57.2%、イギリス64%、日本85%」これは国内のアルバム販売におけるCDの割合である。アメリカでは2006年に全店舗を閉店したタワーレコードが、日本では未だに国内に85店舗を構える人気CDショップなのである。

 

これまでニュースの論調では、日本にストリーミング・サービスが普及していないからかろうじてCDの売り上げがキープされているというようなものが多かったように感じていたのだが、実は日本人独特の気質があるのではと筆者は考えたわけだ。

 

 最近ニューヨークタイムズが社説の中で、「様々な市場環境の中で、音楽産業が大きな変化を強いられる中、日本人特有のコレクター癖がこのような状況を生んでいる」と語っていた。

 

すでにアメリカではCD人気が日本特有の現象であると断定されているらしい。

 

以下、日本のインディーズ・レーベルの人物にインタビューしてまとめているが、レーベルの人にとってCDは現行商品であるため、「イギリスでは時代遅れ」というインタビュイーの認識とのズレが露見するだけになっているような感じだ。

 

もしかすると、CDもまたクール・ジャパン、あるいは「侘び寂び」といった文化の範疇で別の価値を生んでくれるのかもしれない。

 

そう思えば、ジャケットなどの美術的な装飾を高めて、ガラパゴスならではのCD文化を築いていくのもひとつの手ではないだろうか。