Dangerous Chicks #11 Alternative takes 5 by hi-fiction
オーストラリアのシドニー大学の教授が行なった「ジャンル別ミュージシャンの死因」という研究が話題になっていました。
1万人以上の1950年から2010年までの死因が確定しているアメリカのミュージシャンのデータをもとに、ジャンルごとの死因を分析したというもの。
元記事はこちら。
ヒップホップのミュージシャンは殺される確率が50%以上なのだそうです。
データが1950年以降なので、こういう結果なんでしょうね。1900〜50年までの統計だったら、ギャングとのつながりはヒップホップよりも(っていうかヒップホップはなかったけど)ジャズのほうが強かったので、また違う結果だったんでしょうけど。
「軍人よりも職業的危険性が大きい」というコメントがあります。
ステージは「戦場だ!」ということなんでしょうか。。。
近年のジャズ・ミュージシャンの死因トップは癌
ジャズのデータを観てみると、死因トップの癌が30%。でもこれは、一般人の死因割合に近いという感じなんじゃないでしょうか。
レジェンドと呼ばれる高齢のジャズ・ミュージシャンの来日も多いように感じます。意外に「ジャズの仕事を続けていると長生きできるんだよ」なんてことになったりして。
そうなると、「ジャズを聴けば長生きできます」という宣伝文句にレーベルがのってきそうですね……。
健康というイメージとジャズって、これまでは相反するものだと思っていたのに、時代は変わってきているのかもしれません。