たぶんキーワードによるお任せ録画機能のせいで録れていたんだと思うけれど、コロナ禍で活動がままならないピアニスト3名が一堂に会することなくそれぞれの場所で「自らの人生で秘かに愛してきた名曲を」ピアノソロで披露するという30分番組。
辻井伸行の「春よ、来い」は平坦で残念。
矢野顕子はニューヨークのピアノ2台が置かれた部屋から。ベヒシュタインで奏でる「優しいあの子」が凄いことになっていた。やはり別格の発想ですね。一度、「エレクトーン」誌の取材でお会いしたことがあったけど、個性的な印象があります。
大西順子はアート・テイタムの採譜をしているというエピソードからの「スターダスト」。まだ彼女のなかにバド・パウエルほど入ってきていない感じだったけれど、これからが楽しみ。
https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=201&date=2020-11-14&ch=10&eid=6209&f=etc