「阿波踊り「開催」目指し、実行委解散 運営事業体との契約も解除」

注目ニュース

指定席の配分などでも問題があると指摘されていた徳島の阿波踊りイベント。

もともと有料席の扱いも、イベント継続のための資金捻出といった事情があるとの報道に、個人的には同情の余地もあったのは確かなこと。

そのイベントが、いよいよ立ちゆかなくなったというニュースです。

問題点

このニュースの問題点は、「運営スキーム及び運営体制」が崩壊していたこと、「委託した共同事業体(イベント会社)」に見放されたことにあると思います。

ハッキリ言って、収支を預かる組織の体をなしていない、ということ。

完全に補助なく採算の取れる事業であれ、とはいいません。

寄付や、自治体の活性化事業とのコラボレーションなど、巻き込むことがあったほうが、イベントとしてより大きな成果を成し遂げる可能性もあるからです。

しかし、概要を知るかぎり、「おんぶに抱っこ」ではなかったのか。

もって他山の石とせず。

イベントに関わると、あまりにも収支に疎い人が多いことに不安になることがあります。

商売屋に育ち、ファイナンシャルプランナーやマンション管理士の資格を取って、最低限の経理・帳簿の知識を持ってみると、税金や他人の金をあてにして遊ぼうとするのは「詐欺」のそしりを免れないなあと思う次第です。

広告

CAMPFIRE