コロナ禍でレコード盤がCD売上を上回る勢い、その理由は……【JazzClipping】

クリッピング記事

レコード盤の売上高は2020年、米国でCDの売上高を追い抜いており、英国でも2021年にはCDの売上高を上回るとみられている。

補足

これはイギリスでの話。

2020年のレコード売上が前年比30%増になったこと。

CD売上に迫る勢いであること。

理由のひとつに、コロナ禍でライヴへ行かれなくなった反動が考えられる。

CDの売上は相変わらず芳しくないが、それでも音楽業界は2002年以来最高益になったこと。

2020年にイギリスでもっとも売れたLPはフリートウッド・マックの『噂』。1975年のリリース作品だから、ボクも当時はよく聴いてましたね。

ほかにもオアシスの1995年リリースの『モーニング・グローリー』とか。

新作では、ハリー・スタイルズ。

フリートウッド・マックが注目されたのは、Tik Tokに使われたからのようです。

ストリーミングは、聴きたいときにすぐに聴ける便利さが人気だ。しかしプレーヤーが必要になるレコード盤をわざわざ買う理由には、好きなアーティストの作品を現物として所有したいというファン心理もあるようだ。また、ジャケット・アートやライナーノーツの存在も、ストリーミングだけでなくあえて現物を買いたいと思わせる要因になっていると、BPIは分析している。

ストリーミングで情報がフローしてくると、それを仕分け・整理する周辺情報へのニーズが高まる、ということでしょうね。

ジャケットのアートや、内容の解説、キュレーションの必要性が、今後の経済活動維持のキーになる、ということ。

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噂/ハイブリッドCD/WPCR-14171