浜松はきょうもジャズだった(ハママツ・ジャズ・ウィーク漫遊録)11/4編

 

浜松の2日目はごきげんに明けました。

コンフォートホテルのプランでは、朝食無料。1階に下りていくと、

ブッフェ・スタイルのコーナーが用意されていました。

無料だからといって、がっついて食べるとお昼までお腹が空かなくなっちゃうと

少し控えめにとったつもりが、やっぱり多めになっちゃったみたい(笑)。

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フルーツが多いというのは、いいですね。

ということで、お腹いっぱいになって部屋に戻り、用意をしてチェックアウト。

このホテルでは新聞無料のサービスもあって、こんな記事を見つけましたよ。

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旅先で偶然、こんなジャズの話題に触れるというのもなにかの縁なのかな?

山下洋輔さんの旭日小綬章受賞についてはこちら↓

  ⇒山下洋輔さんの叙勲を祝して[ジャズキュレーション]

 

さて、本日のメーンイベント、ヤマハジャズフェスティバルを前に、昼食を

取る予定ではいたものの、まだしばし時間があるということで、

歩いてすぐ近くらしい浜松城を観に行くことにしました。

タクシーに乗るまでもないながら、歩くとちょっとあるという

ビミョーな距離をてくてく。途中の神社では、おめかしをした親子連れが

列をなしているところに出くわしました。そうか、きょうはみんな、

七五三のお宮参りをしているんだ……。

 

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浜松城、到着。

徳川家康ゆかりの地として、出世をテーマにいろいろと企画していたようですが、

いろいろと散歩するにはちょっとネタが少ないような気が……。

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これが本物の家康くん。というか、銅像だけど。

 

時刻は11時過ぎ。ちょっと早いけど、お昼を食べに行くことにします。

迷ったけれど、せっかく浜松に来たことだし、やっぱりウナギを食べようっと。

これまた老舗の「八百徳」をめざします。

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店に入ると、すでにお客さんがいっぱい。でも、こちらではすぐに席に

通してもらうことができました。よかったぁ~。

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まずはう巻きで一杯。

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カミさんが頼んだ「お櫃鰻茶漬け」。これがすこぶる美味~!

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ボクは昨日に引き続いてうな丼でした。これまた美味~!

 

またまた満腹・満足して、会場のアクトシティ浜松へと向かいます。

途中、こんな光景に出会いました。

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という話は、すでにこちらの記事に書きましたが↓

  ⇒街角で魂の歌声を[ジャズキュレーション]

 

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会場の大ホールへ入ると、すでに熱気が。

こちらの内容も、どこかで書かなければならないので、割愛します。

 

と、3組出演の少々長丁場のライヴも終了。

こちらの取材はボク1人だったので、カミさんは別行動。

終演後に合流して、帰りの新幹線に乗る前に、腹ごしらえをしようと

再び南口方面へ足を向けてみました。

 

夕べ、宿に帰る道すがら、ホテルのすぐ近くの路地奥に行列を発見していました。

ホテルに帰って調べてみると、人気の餃子店だったようなので、

帰る前に並んでもいいからと、立ち寄ることにしていたんです。

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これがその「むつぎく」の入り口。やっぱり並んでいました。

でも、それほど待たずに入店することができました。

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これが人気の浜松餃子。ちょっと多いかなぁと思ったけど、

野菜がタップリでスルッと入っちゃいます。

これは中12個で690円。

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ホルモン焼き(豚みそ焼き) 650円。

この味付けが酒の肴にピッタリ。

なのですが、あまりダラダラと飲んでいると、店のお姉さんに

「外でお客さんが待ってますから!」と叱られてしまいます(シュン……)

ハグハグと頬張って、餃子とホルモンを流し込み、

さらに小8個460円も追加して、浜松の夜を堪能。

 

帰りの新幹線自由席もなんとか座ることができて、

寝過ごさないように気をつけながら新横浜で下車。

なかなか楽しい取材旅行となりました(って、本当に取材だったのか?)

 

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街角で魂の歌声を[ジャズキュレーション]

 

ハママツ・ジャズ・ウィークのエピソードを書いておきましょう。

 

それは11/4(日)のお昼すぎ。ウナギで腹一杯になっていたボクは

ヤマハジャズフェスティバルのスタート時間が迫っていたので、

会場となっているアクトシティ浜松大ホールへと急いで歩いていました。

 

会場に近づくと、どこからか合唱の声が聞こえてきます。

アクトシティ浜松の周辺でも、ハママツ・ジャズ・ウィークの一環で、

野外にステージをしつらえて、いろいろな人たちが出場しているのです。

 

急いでいたのですが、なんとなくその合唱に心惹かれて、立ち止まると、

こんな風景が広がっていました。

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歌っていたのは「Anointed mass choir(アノインティッド・マス・クワイヤー)」。

ボクは思わず「え?」と思ってしまいました。「あの、アノインティッドかな?」と。

 

やっぱりそうでした。このクワイヤーを最初に観たのは、綾戸智恵(当時は

智絵)の1999年のオーチャード・コンサートだったか、2000年の読売イースト

だったか。いずれにしても、大舞台でバックを務めるという大仕事をして、

一気にクワイヤーという存在の認識度を高めてくれたのが、この合唱隊

だったのではないでしょうか。

 

クワイヤーというのは、ゴスペル音楽の聖歌隊のこと。ちなみに、ゴスペルは

キリスト教プロテスタント系の宗教音楽で、アメリカで生まれました。

ただし、アノインティッド・マス・クワイヤーは宗教として歌うのではなく、

純粋に歌を楽しむための集団として活動をしているとのこと。

(宗教のために歌うというのが「純粋に」の本義なのでしょうが、

日本ではこの点でアメリカとは逆なんじゃないかと思うので、あえて

こういう表記をしてみました。)

 

何度も言うようですが、取材をする予定のヤマハジャズフェスティバルの

開演時間が迫っていたので急いでいたのですが、彼らの歌声は

ボクの足をしっかりと引き止めてしまったのです。

ナマで青空のもとで聴くことのできた「レット・イット・ビー」、良かったなぁ~。

こんなライヴが、フラッと散歩をしている途中で聴けるのは、

とても幸せなことなんじゃないでしょうか。

 

オープンなジャズ・フェスって、企画側は苦労も多いと思いますが、

ぜひ頑張って、道行く人の足を引き止めていただきたい。

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