冬休みの読書計画

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追加で冬休み用の読書計画のための本を購入しました。

こちらは音楽とか芸能にあまり関係がない方面の本。

 

フィクションを読めなくなって数十年。

仕事に直接関係するような本でなければ読まないという

時期もありましたが、最近は精神医学とか脳科学など、

いわゆる一昔前の精神録的な部分を科学的に解説

してくれるような分野に興味があり、電車移動の時間も

長くなって本が手放せなくなりました。

 

瞑想については、この1年、続いているヨガが身についている

ということもあって、ちょっと深めてみようと思っています。

この本については、ノマドワークの本の著者である

立花岳志さんのブログで教えてもらいました。

続けているのはハタヨガですが、呼吸法がとても効果がある

という気がしています。体重も70キロを切る感じで、

ダイエット効果があるようですし。

背負うものの重さで人生が決まるなら苦労はない[No Mad, No Life.]

 

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さて、ノマドライフのニュー・ヴァージョンを試し始めて1ヵ月。

移動のときに背負っているビジネス・バッグの重さを測ってみたら

6kgありました。ちょっと重いなぁ……。

 

iPadなど、メイン機器についてはどんどん小型軽量化されるんですが、

周辺のバッテリーやらなにやらって、けっこう重いんですよね。

それを合切持ち歩くと、やっぱり肩にズシリと来ます。

 

上の写真は、ノマドライフをヴァージョン・アップするにあたって

参考にした書籍たち。ネットの古本屋さんを探してみると、

定価の半分くらいで買い揃えられたりしますので、

(つくづく時代は変わっていくのだなぁと感じます)

ざっとひととおり買って読んでみました。

 

それぞれについて、寸評してみることにしましょうか。

 

ハワイと日本を行ったり来たりして、朝はサーフィンをしたあとにメールチェック……。

こんな憧れのライフスタイルを確立している本田直之氏は、いまやノマドライフの

象徴的な存在といってもいいでしょう。

本書は、そんな彼がハワイに移住して実践しているライフスタイルについて

その基本となる「思想」を解き明かしている内容になっています。

具体的にノマドライフを実践するノウハウを書いているわけではないのですが、

ノマドライフというものが決定的にサラリーマンライフと違うものであることを

きちんと認識するうえではテキスト的な書物だと言えるでしょう。

なぜならば、この認識がきちんとできていなければ、ただサボりたいがために

社会の縛りを放棄してしまいがちだからです。

社会の縛りを放棄するということは、生活を約束する前提条件もなくなる

ということ。つまり、経済的な状態が不安定になるというリスクを背負って

自由を謳歌するための「気構え」がない人には、このライフスタイルは

受け入れられないだろうということを、先導者の彼は誰よりも知っている

わけです。

そのための「心得」を、まず知っておきたいので、これを1冊目に

選びました。

 

ノマドワーカーのブロガーとしてブランドを確立した立花岳志氏。

彼の「No Second Life」というブログはボクもチェックしていますが、

17年間勤務した会社を退職してセルフ・ブランディングをしつつ

ネットをメイン・チャネルにしたビジネス展開で新たな生き方を模索する

という彼の生き方は、憧れる部分が多いですね。

本書はそんな氏の行動を追った内容が主になっていて、

ノマドワーカーを実現させるためのノウハウが散りばめられています。

とくに生活をデータ化して、将来の夢を実現させるための計画づくりに

直接的に役立てるという具体的な方法論を開示している部分は、

ノマドライフの根幹にも関わるものと考えられますので、とても

役に立つと思います。ボクも早速Toodoledoを使って日常を

管理し始めていますが、「自由」と「流されること」をついつい

混同してしまいがちなノマドライフにとって、氏の指摘する

「夢を目標に変える」という管理の在り方は勉強になりました。

 

花王に勤めながら社外の勉強会や講演会などでも活躍している

美崎栄一郎氏が、仕事の効率とクオリティを上げるという視点で選んだ

文具類を解説した一冊。

サブ・タイトルに小さく「ノマド」と入っているのは、出版社の営業戦略かと

最初は買おうかどうか迷っていたのですが、1章を割いて「いつでも

どこでもノマド文具術」とあったので、買うことにしました。

このようなカタログ的な本は、「へぇ、こんな道具も売ってるんだァ」と

眺めているだけでも楽しいんですが、実際に自分が使うとしたら

どういうシチュエーションなのかを思い浮かべられるかどうかが

ゴミとの境になるのかと思います。

実際に、この本に登場する良さげな文具類をいくつか購入して

みましたが、持ち歩いてみないとわからなかった不具合などが

どうしても出てきます。

「便利だ」と言われているものを「便利だから」と思うようにして

使うのではなく、どこがどう便利で、どうすればもっと便利になるか

という応用がなければ、ただの「物持ち」にしかならないわけです。

ということで、何度か読み返してみると、そのたびに、

「ああ、これはこういうふうに使ってみると、あのときに不便だと

思っていたことが解消できるんじゃないだろか」なんていうアイデアが

浮かんできたりするので、実はとても奥が深い本なんじゃないかと

思ったりしているのです。

 

こちらはさらに狭く、移動や出張が多いビジネスマンをターゲットにした

デジタルガジェットの活用術を解説した本です。

ちなみに本書は2010年12月刊なので、デジタルものの情報に関しては

すでに「古い」ものが多くなってしまっているのですが、

移動のなかで作業をするという部分におけるアイデアについては

参考になるものも多かったので買い求めました。

とくに、カバンの中身の紹介に関しては、前掲の『文具術』に通じるものが

あり、自分なりの移動オフィスの組み立て方に役立ちます。

 

本田直之氏の『ノマドライフ』を読めば、ノマドライフとノマドワークが

違う概念であることもわかると思いますが、こちらの著者の

中谷健一氏は、ノマドワークを突き詰めてみようという側の人です。

本書のユニークなところは、外のどんな場所で仕事がしやすいかを

とても細かく解説しているところでしょう。

たとえばどれだけ喫茶ルノアールが便利なのか。そこではどのような

タイプの作業が向いているのか。なぜマクドナルドでは計算ものの

仕事がしづらいのか、などなど。

これを読んで、いままで自分が考えもしなかったお店にも目が向いて、

そこで仕事をすることができるのであれば、無駄に過ごしていた時間を

有効に使えるかもしれないという新たなアイデアが浮かんできました。

こういう刺激を与えてくれることこそが、ビジネス書の役割ですよね。

こちらも2010年6月刊ということで、デジタル・ツールに関する記述は

すでに時代遅れのものが記載されていますが、考えてみると

いくらデジタルで便利になっていても、それをどう使っているのか

という本人の頭が更新されていなければ、デジタル的なスピードは

あまりフィードバックされていないことになるんですね。

 

ということで、やっぱり脳を鍛えて、6kgを背負うために身体も

鍛えなくっちゃ、ノマドライフは極めていかれないんだなぁということが

わかったきょうこのごろです。

 

 

 

 

 

バッグ・イン・バッグを買ってみた[No Mad, No Life.]

 

タブレット端末を持ち歩くため、電源やコード類などをまとめて

100均で買っていたクッション・タイプの袋などに

詰め込んでみたのだけれど、これをザックに放り込むと

下の方に沈んでしまって、バランスが悪いことに気づいた。

 

荷物がみんな下の方に固まってしまって、

取り出しにくいのに加えて、上のほうに無駄な空間が

できてしまう。そうなると、背負っていてもバランスが悪い。

 

ということで、なにかいいものはないかと探していたが、

いいものを発見。

この本のなかに載っていた。

立花さんは「リュックの中身」というバッグ・イン・バッグを

紹介していたのだけれど、ググってみるともうちょっと

安い「トートの中身」というのがあり、こっちのほうが

よさそうだと、注文してみることにした。

早速、到着。

開封してみると、意外に小さい。ちょうどB4サイズだ。

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外で困らないようにと、このポケットのあちこちに

バッテリーやらコードやらを詰め込んでみる。

これまた意外に入らない。

しかし、あまりギュウギュウに詰め込んでも、

なにがどこにあるかわからなくなってしまうから、

これくらいがいいのではないかとも思う。

必要最小限、というのも考える必要があることだからね。

 

細かいコード類は100均のビニル・パックに入れ、

後ろの大きなポケットへ。この大きなポケットは

iPadもそのまま放り込めるから便利だ。

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ボクはamazonで買った。

3,500円という値段が付いていて、ちょっと高いなぁと

思ったのだけれど、カートの会計を進めていくと、

最後の時点で2,500円ほどになっていた。

なぜか割引になっていたのだ。不思議~。

でも、なんだか得した気分(笑)。

Amazon.co.jp 「[カバンノナカミ  kabannona...」の発送 - aet10330@gmail.com - Gmail-214552

まだザックに実装していないので、使い心地はわからない。

明日は朝から打ち合わせのために出かけなければいけないので、

早速出番があるから、どんな具合だか試して見ることにしようかな。