夏前にAmazonプライムに申し込みました。それから半年が経ったので、費用対効果など「入って良かったのか」どうかを、年末なので考えてみましょう。
Amazonプライムとは?
Amazonプライムというのは、Amazon.co.jpが提供している会員制のサービスです。
年会費は3,900円。
これによって受けられる恩恵は以下のとおりです。
1)配送料の一部が無料になる
Amazonは、購入商品の配送料が無料のものも多いのが、魅力のひとつ。
もちろん、送料がかかる商品もあります。
プライムでは、こうした送料が無料ではないものを無料にするのではなく、Amazonが行なっている「お急ぎ便」「お届け日時指定便」の有料サービスについて、無料にするというものです。
2)一部の取扱手数料が無料になる
Amazonでは、サイズの大きな商品や重量の重い商品を「特別取り扱い昇進」として、別途送料がかかるようにしています。大型家具や家電などがそれに該当します。
これをプライムでは、無料にするというものです。
3)プライム・ビデオのサービスを受けられる
Amazonの映像配信サービスであるプライム・ビデオが、追加料金なしで見放題になります。
4)Prime Musicのサービスを受けられる
Amazonの音楽配信サービスであるPrime Musicを、追加料金なしで聴き放題になります。
5)プライム・フォトのサービスを受けられる
会員に与えられるAmazon Driveというストレージ・サービスに、写真を容量無制限で保存できるようになります。
6)定期購入サービスを定額で受けられる
食品や日用品の購入をサポートしているAmazonパントリーで、1箱290円の取扱手数料でサービスを受けられます。
7)Dash Buttonを利用できる
定期的に購入したい商品を登録して、ワンプッシュで注文できるようにするDash Buttonのサービスを受けることができます。
8)会員向けのセールスがある
Amazonが行なうタイムセールなどで、一般よりも30分早く注文できるサービスを受けることができる。
9)Kindleオーナーライブラリーを利用できる
Kindleオーナーライブラリーは、対象タイトルのなかから月に1冊を無料で読むことができるサービスです。これを利用できるようになります。
10)Amazonファミリーの特典を受けられる
おむつやおしりふきなどのファミリー対象商品の定期おトク便の利用料が15%オフになります。
11)家族も恩恵を受けられる
会員本人のほかに、同居家族(つまり住所が同じ)を2人まで家族会員として登録できます。配送に関する特典に限られますが、家族会員も受けることができるようになります。
12)定期おトク便をまとめると割引サービスが受けられる
一定の条件をクリアすると、定期おトク便のおまとめ割引を受けることができるようになります。
Amazonプライムを利用した感想
頻繁に利用しているのは、4)のPrime Musicです。これはほんとに便利。もちろん、無料で利用できる音源には制限がありますが、それを差し引いても、ラジオ代わりに作業用BGMとして利用したり、お風呂タイムのBGMとして楽しんだりしています。
3)のビデオは、このサービスを利用する動機となったものでしたが、現在までのところ、十分に活用しているとは言いがたい状況です。もっとマイナーな映画がラインナップされるといいなぁと思うのですが、見たいので「あるかなぁ」と検索してみると、ほぼない……。
期待していなかったところで意外に便利なのは、1)の配送料に関する特典。お急ぎ便はあまり使わないだろうと思っていましたが、使えるとやっぱり便利。さらに、日時指定便が無料になるのはとても助かります。
ほかはほとんど使っていないので、というか使いたいと思えないので、サービスはいっぱい揃えてあるけど、実質的には上記の2〜3で年会費の元が取れそうかどうかが、損益分岐点かなぁと思います。
自分が使った印象では、Amazon Musicの利用をダウンロード購入に換算すると軽く元が取れていると思っています。
送料の日時指定便は1件で360円が最低でもかかるので、1ヵ月に1回でも利用できれば、それで会費分は回収されますね。
とりあえずの結論
1ヵ月のお試し(無料体験)ができるので、自分とAmazonの距離感をそれではかってみる、というのも可能です。
あまり使わないなぁ、という場合には、無料体験期間だけでキャンセルすることもできます。ただし、期間ギリギリになると有料になるので、早めに決断することをオススメします。うっかりしていると、クレジットで引き落とされちゃいますからね〜。