ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲集CDボックスを買ったらKGBの陰謀らしきことがあった件

 

このところショスタコーヴィチを集中的に聴いている。

Amazonのデジタル音源で交響曲全集があったのでダウンロード。

 

弦楽四重奏曲にも手を出して、まずエマーソン弦楽四重奏団の3番8番11番を収録したCDを購入。

続いて、ボロディン四重奏団の2番3番7番8番12番収録の2枚組CDと、エマーソン弦楽四重奏団の全曲5枚組CDも買ってしまった。

 

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一緒に購入したのは、東洋書店のブックレット「ショスタコーヴィチ」。ショスタコーヴィチの生涯を簡単に把握しながら、編年体で作品解説を読むことができるので、ガイドとして活用できる。

 

で、仕事の合間に少しずつ弦楽四重奏曲を聴き始めていたら、ボックスセットのほうに異変があるのを発見。

 

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デッカの輸入盤。3,600円だったのでポチッと買ってしまった(笑)。

 

 

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簡易的なボックスセットなので、なかはとってもシンプル。

 

 

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これが問題のブックレット。ずいぶん安っぽいなぁとパラパラめくっていたら……。

 

 

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表紙裏、つまり2ページ目と3ページ目(のはず)。

読んでみようと思ったのは、1枚目の収録曲のデータを調べようと思ったから。ところが……。

 

 

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あれ? 1枚目のデータがないよ?

ノンブルを見てみると3ページのはずが「5」になってる?

 

 

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げげげっ、2ページ分まるまる抜けてる!

丁合が崩れているわけでもなく、まったく3ページと4ページのデータが抜けちゃってブックレットにしちゃっているみたい。

 

うーん。

 

これはKGBの陰謀だろうかと思ってしまった(笑)。

 

KGBとはソ連国家保安委員会のこと。ショスタコーヴィチは国家上層部といろいろ軋轢があったようだ。でも、こんなかたちで妨害工作がなされているとは……。

 

ロシア連邦保安庁(FSB)はいまだにいろいろとうごめいているようなので、まったく冗談にならないかもしれないところが恐ろしいんだけど。。。

 

 

 

 

 

GoogleにFRIDAYされてしまった件

 

僕の記憶によれば、昨年の春になる前の寒い時期のこと。

 

家から出て駅に向かおうとすると、目の前の「磯子旧道」を派手な車が通り抜けていった。

車体の天井部分にはなにやらごちゃごちゃと機械のようなものが……。

 

「あっ! もしかしたら、Googleマップのストリートビューの撮影じゃないだろうか!」

 

そう思ってピースサインをとったときには、すでに車は走り去って坂の遙か上のほうへ……。

 

Googleマップのストリートビューは定期的に撮影をし直していて、その撮影現場で映り込もうというパフォーマンスまであるというような噂を聞いたことがあったので、「もしや!」と思ったわけです。

 

昨年の夏ごろからちょこちょことGoogleマップのストリートビューをチェックはしていたのだけれど(だいぶ未練タップだなぁ(笑))、そこに出てくるのは数年前の我が家だったので「やっぱり違ってたのかなぁ……」と思っていたんだけど。

 

久しぶりに先日、思い出したのでクリックしてみたら、「おっ!」。

 

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「写ってるじゃ〜ん!」

 

もちろん顔部分にはモザイクがかけられてますが、帽子とキャリーケースで間違いなく本人確認できますね(笑)。

 

見事、Googleマップのストリートビュー・デビューしちゃいました(笑)。

 

それにしても、FRIDAYされるって、いまでも伝わるのかなぁ……。

僕はYahoo!でも仕事をしているので「ググる」という言葉は使わないようにはしているんですが(笑)。ちなみに「FRIDAY」に(写真はもちろんですが)原稿が掲載されたことはありません。。。

 

こういう固有名称を流用した形容詞って、使い方が難しいですよね。登録商標になってたりするのもあるので。

 

 

《記事更新》【JAZZ】山崎ふみこ Birthday Live〜Happiness@JZ Brat という記事をYahoo!ニュース個人にアップしました

 

富澤えいちが執筆した記事をアップしました。

 

 

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《記事更新》【JAZZ】レ・コマティ(Nobie、太田朱美、片倉真由子)@モーション・ブルー・ヨコハマ という記事をYahoo!ニュース個人にアップしました

 

富澤えいちが執筆した記事をアップしました。

 

 

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《記事更新》【JAZZ】深澤恵梨香オーケストラ@モーション・ブルー・ヨコハマ という記事をYahoo!ニュース個人にアップしました

富澤えいちが執筆した記事をアップしました。

 

 

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《記事更新》ライヴらり:サクソフォーンの“魔力”を解き放った名手たちの饗宴(雲井雅人&須川展也ジョイント・コンサート) という記事を音楽ジャーナリスト&ライターの眼〜ヤマハ株式会社にアップしました

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先日tvk「ありがとッ!」に出演していたギターの三味線のデュオ“JK”がおもしろかったのでメモっておこう

 

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家で仕事をしているとき、昼ご飯を食べながら観ているのがtvk(テレビ神奈川)の「ありがとッ!」という番組。

 

そこに先日出演した“JK”というユニットは「おおっ!」とうなってしまうようなパフォーマンスを生で披露していた。

 

 

JKで検索すると、真っ先に「女子高生」が出てきちゃうんだけど(笑)。

 

 

 

津軽三味線奏者の寂空(Jack)と、シンガーソングライターのKIKUが結成したユニットだからJK。

 

Jの津軽三味線はロック・イディオムを消化したクロスオーヴァーなサウンドを醸し出し、その非整数次倍音の三味線のメロディをスラム奏法のKのギターが整数次倍音で包み込んでいくというユニークなマリアージュ。

 

ジャズっぽいギターの伴奏に津軽三味線をくっつけただけというところで終わらない“なにか”を感じさせてくれたと思ったのだが、どう展開していくのか楽しみ。

 

 

 

映画「セッション」の監督インタビューを読んでみると日本での宣伝の仕方がピント外れなんじゃないかと思えるのだが……

 

 

 

当サイトでも菊地成孔さんの記事を引用して俎上にあげてしまった映画「セッション」。

映画「セッション!」にはオチがなくて笑えないと教えてくれた菊地成孔さんに感謝しよう|富澤えいちのジャズブログ

 

アカデミー作品賞ノミネート作品なので無下に扱うこともできず、というコメントがテレビなどで聞こえる今日この頃。

 

公開直前になって、デイミアン・チャゼル監督のインタビューがネットに公開されるようになった。

 

 

ガジェット通信のインタビューでは、前置きとして「作品の基になった自身の体験」という紹介の仕方をしている。

 

チャゼル監督:フレッチャーのようなキャラクターを創ったのは、(生徒が)素晴らしい演奏者になるために、どこまでやっていいのかというジレンマに焦点を当てたかったんだ。そこを強調するために、もっと怖くて意地悪なキャラクターにしたんだよ。

 

この点がデフォルメされたミステリー、あるいはホラー映画に近い演出であったことをふまえた作品評が“正解”だったことがわかるのではないだろうか。

 

ラストに関しても「ジレンマの問いかけが観客に残るようなエンディングを目指していた」と語っていることから、ジャズはもちろん音楽にフォーカスしたものでもなく、成長物語にしたくなかったという意図がくみ取れる。

 

つまり、ジャズの視点で語ってはいけなかったということ。

 

 

 

VOGUEのインタビューの前置きでは「予想もつかない展開は、まるで総合格闘技を観ているような」と表現。

 

そのインタビュアーの感想に対してチャゼル監督は「まさにそれが狙いだったんだよ」と肯定している。

 

ジャズを道具に総合格闘技を表現したという方法論はあり得ないものではないが、使い方のマナーが悪かったというのが、「しこり」の原因になっているのではないだろうか。

 

もしくは、「音楽も他のスポーツ同様に過酷なものなんだよ」という彼の主張を素直に受け入れたくないという、PTSDのようなものと言ったらいいだろうか……。

 

 

 

 

[自画自賛]「jazzLife」2015年5月号執筆後記

 

富澤えいちが執筆を担当した記事のご紹介。

 


Amazon JAZZ LIFE 2015年 05 月号 [雑誌]
楽天ブックス jazz Life (ジャズライフ) 2015年 05月号 [雑誌]

 

担当したのは……

 

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矢野沙織さん2年半ぶりの新作のインタビュー。

 

最初にインタビューしたときは学校帰り。高校生だった彼女ももうアラサーなんですね。。。

 

2年半前の前回取材時も感じたのですが、真正面を向いて音楽と取り組んでいるという印象が、さらに強まった感じ。

 

 


 

 

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現在の日本のジャズ・ヴォーカル・シーンでもっとも挑戦的な仕事をこなしていると言っても過言ではない平賀マリカさん。

新作はオール・ジャパンのメンバーによる、ヘンリー・マンシーニとジョニー・マンデルの楽曲を取り上げた、内容面で挑戦的な企画。

 

メンバーとの距離感が彼女独特。そういう印象を記事に表現したくて頑張ってみるのですが、伝わっていると嬉しいな。。。

 

 

 


 

 

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活動休止のニュースが伝えられているクオシモードのリーダー、平戸祐介さんが満を持して制作したソロ・ピアノ・アルバム。

 

クオシ・ファンのことは考えずに作ったと言ってましたが、このマニアックさはクオシ・ファンには手に負えないかも(笑)。

 

いや、もしかすると直感的に旧来のジャズ・マニアなんかよりもこのアルバムの意味がわかったりしちゃうんじゃないかな。

 

 


 

●以下はディスク・レヴュー。

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