三が日はグダグダしていましたが、2018年をグダグダしたままにしないためにも、一発奮起して縁起のよさげな散歩に出掛けることにしました。
七福神巡りをしようと思ったのは、こんな記事の載った広告紙がポストに入っていたのを見たから。
あとでカミさんに指摘されたのですが、自分ではあまり意識していなかったものの、どうやら七福神巡りが好きだったみたいです。新宿の七福神巡りもしたし、磯子でもやっていたんですよね。
御朱印を集めている方は“スタンプラリー”という表現が禁句らしいですが(笑)、スタンプラリーですよね、これって。
第一番は金沢文庫駅から正法院へ
まず向かったのは京急金沢文庫駅。
ここから山側の正法院をめざします。
10分ちょっと歩いてようやく「あった〜」。
けっこうな人出ですね〜。
ご本尊とは別に祀られているのが七福神。
福禄寿に手を合わせます。
第2番は歩いて瀬戸神社へ
正法院をあとにして金沢文庫駅まで戻り、隣の金沢八景駅へ線路なりに歩いて向かいます。
ちょうどお昼時なので、先にご飯を食べようということになりました。
そこで見つけたのがこの店。
飲めるお店だったのですが、ここは七福神巡りを優先してノンアルコール。
おなかも落ち着いたところで、すぐ近くの瀬戸神社へ。
このあたりは前には来たことがあるのですが、瀬戸神社に入るのは初めてです。
こちらも長蛇の列。
しかし、瀬戸神社の本殿には七福神の弁財天はいらっしゃらないのです。
道路を挟んだ海側の突き出たところに祀られている(らしい)弁財天の社。でも、七福神巡りなのに柵は閉じられたままでした……。
参道に弁財天のモニュメントがあったのがせめてもの救いかな。
本殿への参拝で七福神巡りということにしなさいというのは、ちょっと残念。
第三番の龍華寺へ
伊藤博文の別荘なんかがあったという街なのですが、いまはあまりその面影もなく、団地の脇などを通って次なる龍華寺へ向かいます。
赤い旗に導かれていくと……。
あった!
立派なお寺さんですね〜。
ここも脇に大黒天が祀られている小屋がしつらえてありました。
第四番は伝心寺
龍華寺から伝心寺までは、比較的短距離。
住宅地のなかを、Google マップを頼りに進んでいきました。
ありましたありました。
毘沙門天が本尊の隣に祀られていました。
第五番は宝蔵院
金沢海岸通りに出て、延々と歩いて、丘を登ったところにあるのが宝蔵院。宝は旧字を使うのが正しいようですが、周囲の看板も新字なので、こちらにしておきましょう。
海岸を見渡すいいロケーションに立てられているお寺です。
ご本尊の隣に寿老人が祀られていました。
本堂脇にはモニュメントも。
第六番は富岡八幡宮
来た道を戻り、金沢シーサイドラインに乗って次の目的地へ向かいます。
新杉田と金沢八景を結ぶ臨海地の足、金沢シーサイドラインはモノレールです。無人駅かつ無人運転なので、駅に人気はありません。
海の公園柴口駅から並木北駅まで乗車。
並木北駅を下りると、閑静な住宅街が広がっています。
こんもりとした丘の上に建っている富岡八幡宮。
創建は建久2年(1191年)源頼朝によるもので、例の事件があった深川の富岡八幡宮よりかなり古いということを書いておきましょう。
この地域を津波から守った故事があることから波よけ神社としても知られているようです。
本殿は中が見通せず、どこに恵比寿尊が祀られているのか確認できず。
モニュメントを拝んで次へ向かうことにしました。
実はこの時点で午後4時を過ぎてしまい、スタンプラリーのコーナーを閉められるというアクシデントに遭遇。
まぁ、もっと早く出てきて、さっさと回れよという話かもしれませんが、そういう時間制限的なインフォメーションは一切ないのも不親切だなぁ……。
スタンプラリーは無人のテントでもセルフでできたので、まぁ良しとしましょう。
でも、最後の七番目が不安だ……。
提灯に明かりが灯り始めた参道をあとにします。
シメの第七番は長昌寺
富岡八幡宮を下って、最後の布袋尊をめざします。
途中、こんな立派な碑が建っている家も。
歴史を感じさせる街ですね。
多少焦りながら、ようやく長昌寺にたどり着きました。
山門脇にはモニュメントもあります。
本堂の前面に鎮座させられていたのが布袋尊。
と、この時点で午後4時半を回り、お寺の方が消灯&扉を閉めるなど仕舞い支度を始めました。
ああ、間に合ってよかった〜。
ということで、なんとか七福神巡りをコンプリート!
スタンプラリーも無事に終了させることが出来ました。
実はこの日のスタンプラリー企画では、スタンプ7つを押してから八景島シーパラダイスに行くと記念品がもらえたらしいのです。
でも、時間も時間だし、先着1,000人だし、もらう気ぜんぜんないし(笑)。
ということでさっさとひと休みする場所に行くことに。
ということで向かったのがこちら。
2万歩以上の行程で、記事には3時間半ぐらいとか書いてあったけど、とてもそんなんじゃ回れませんでしたよ。
とはいえ、風情のある街を歩いて御利益ももらえた気がして、新年らしい良い散歩になりました。