[自画自賛]「月刊エレクトーン」2015年12月号 執筆後記

 

富澤えいちの執筆記事の紹介です。

 

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エレクトーンのプリンスこと窪田宏さん、実に11年ぶりのソロ名義アルバムのリリースということで、担当させていただきました。

 

窪田宏1

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実は、その11年前のアルバムのリリース前後、「月刊エレクトーン」で集中的に窪田宏さんを取材させていただいたという経緯があります。

「お久しぶりです!」と挨拶をして、ジックリと新作についてのお話をうかがうことができました。

前作に続いて全曲解説も収録。

 


 

ジブリ・ジャズでおなじみの人気ピアニスト、立石一海さんのインタビュー取材。

 

立石一海

 

立石さんとは文中にある“レコード会社勤め”時代からお世話になっていたとあって、またまた「お久しぶりです!」という感じでスタート。

マネジメントという視点をもっているアーティストなので、インタビューのやりとりもあちこちへと飛び火して、とても刺激的でした。

 

 


 

 

[自画自賛]「jazzLife」2015年12月号 執筆後記

 

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富澤えいちの執筆担当記事の紹介です。

 


 

 

板橋文夫さんに新作『みるくゆ』についてインタビュー取材をした記事です。

 

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渋谷駅前の喫茶店で熱く語ってくれた内容を、なるべくこぼさず、なるべく冷まさないように、文字にしました。

 

こちらはディスク・レヴュー。

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●ディスク・レヴュー

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●ディスク・レヴュー

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●ディスク・レヴュー

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理想の上司はマイルス(でいいのか?)

 

日本でも数えるほどしか存在していない合唱の指揮者への取材でビジネスのリーダーシップ論を探ろうという記事。

そのなかで、合唱の指揮者の理想は「マイルス・デイヴィス」という記述があった。

 

 

三澤氏が理想としている指揮者はマイルス・デイヴィス。彼は指揮者ではなく、正確にはジャズ・トランぺッターであるが、三澤氏いわく、彼は指揮者顔負けの類いまれなリーダーなのだという。「ジャズという音楽は本来は個人プレーの集合体なのですが、マイルスはそこにグループという概念を持ち込んで、インタラクティブなアンサンブルをみごとに形にしたのです。彼は1人ひとりの能力を最大限に引き出し、各人が自分でも信じられないような音を奏でているという魔法のようなことを実現していました。マイルスは一緒にやっていたプレーヤーが彼自身をも超えていくのを明らかに楽しんでいた。究極のリーダーシップです」。

 

三澤洋史さんは、日本のオペラ界の頂点に位置する新国立劇場専属の合唱指揮者を務める人物。

声の個性を見きわめ、平均化ではなく最大化させるところにフォーカスする方法論は、たしかにマイルス・プロジェクトを彷彿とさせるものがあるかもしれない。

 

でも、伝え聞くマイルスの行状は、どちらかと言えば“池井戸潤原作ドラマのヒール役”的なイメージのほうが強いので、少なくとも会社にはいてほしくないような…。

まあ、結果にフォーカスする人はえてして人間関係を犠牲にする傾向はあるのかもしれない。でも、そうなると組織論としてはむずかしいんじゃなかろか。

リーダーシップとマネジメントの両立もまた、むずかしいだろうしね。

 

 

“吉原〆”というのを習ってきたぞ

 

先日参加した「純米燗酒を究める会」。

 

名前は仰々しいけれど、要するに美味しいものを食べながら、それに純米酒をマリアージュさせちゃいましょうという、のんべぇで食い意地が張っているだけの集まりってことだ(あ、主催者さん、すみません……)。

 

その会のエンディングで、会場となった「桜なべ中江」がある吉原に伝わっている手拍子による手締め「吉原〆」というのを教えてもらった。

 

それがこの映像。

 

 

地域によっていろいろな手締めのやり方があるようだけれど、これもまた独特。

この老舗料理店は、住所を見れば台東区日本堤、目の前が吉原大門という立地。この伝統もまた、吉原ならではのものなのだろうか。

 

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ちょっと北海道でシロクマでも見てこようかなと出かけてみた

と思って出かけられるほどお気楽ではないけれど、年老いた母親が珍しく「動物園に行ってみたい」などと言い出したので、泊まりがけで動物園を見に行くなんて旅行も洒落ているんじゃないかと思って調べてみた。

最初は、和歌山の白浜アドベンチャーワールドでパンダを見るというのがいいんじゃないかと思ったんだけど、うまいこと宿泊と動物園見学が組み合わされたプランが見つからない。

宿泊のみのプランでも、「これじゃあ北海道へ行くほうが安くあがりそうだ」という見積もりが出たので、母親にそのことを伝えてみると、「いいじゃないの北海道。旭山動物園って行ってみたかったんだ」とオーケーが出たので、ネットで検索して、HISの「お気楽ほっかいどう夏を楽しむマル得札幌3日間」というプランを申し込むことにした。

往復の航空運賃(全日空)を含めて1人31,900円。ホテル前出発の旭山動物園入園が付いたバスツアー込み。

上空の寒気が南下しているとかで、東北あたりから少し揺れた空旅だったけど、何事もなく新千歳空港に到着。

空港はけっこうな雨が降っていたんだけど、日差しもあったりして、虹も見えた。

1日目の夜はすすきのへ。

すすきのでと食事についてはこちらに書いておりまする。

残念ながら雨のなかを歩かなくてはならなかったんだけど、北海道の繁華街の雰囲気は味わうことができた。

翌朝は早起きして支度。

6時30分からのホテル1階でのモーニングビュッフェ(もちろんツアー料金込み)を済ませて、7時50分のロビーでの受付をしてから、バスに乗り込んで出発!

途中休憩は、日本最北の砂川サービスエリア。

10時半に旭山動物園到着。入園料もツアー料金込みだす。

さあ、3時間ほどのフリータイムで、いろいろ見るぞー!

シロクマの「もぐもぐタイム」では、おやつを食べるシロクマがいろんな表情を見せてくれるという演出。

シロクマの足の裏なんて、なかなか見る機会はないよね。

場所を移すと、違う表情も楽しむことができる。いろんな角度から動物の生態を観察できる工夫が凝らされているんだよね。

オラウータンの「もぐもぐタイム」では、また違った演出があって楽しめる。

これが有名な綱渡り。

ときどき雨がぱらつく天気で、もしかすると「もぐもぐタイム」も中止されるかもと言われていたんだけれど、直前に晴れてきて、ご機嫌で綱を渡ってくれた。

こんなふうに見上げていたんです。

旭山動物園でのランチのもようはこちらの記事へ。

バスで美瑛のパッチワークの路を見たあとに、四季彩の丘でひと休み。

すでに秋深まって、あまり彩りはなかったけれど、それでも雄大な景色は楽しめた。

ここで食べたソフトの記事はこちら。

バスツアーのお約束なのだろうが、フラノ・マルシェという商業施設に立ち寄って、買い物タイムも組み込まれている。

この施設は、富良野の商業振興に大きな影響を与えた成功事例なのだそうだ。

野菜とかを買いたかったんだけど、送る手間が面倒そうだったのでやめて、ぶらぶらと見学。

ハンドドリップのコーヒーなんかもあって、いい休憩ができた。

2日目の夜は、ホテル前の新札幌駅にある飲食店街のなかの居酒屋へ。1日バスに揺られて疲れたので、遠出は控えたのだ。

ウチでは居酒屋晩ごはんは日常茶飯事だけど、母親には珍しかったようで、喜んでいた。まあ、北海道は居酒屋でも出てくるものがだいたいは美味しいからというのもあるんだろうけど。

居酒屋晩ごはんについてはこちらの記事を。

さて3日目の朝食は、少し遅めに、昨日と同じビュッフェへ。

ホテルには結婚式用のチャペルも併設されていて、こんな装飾をバックに朝ごはんを楽しむことができた。

野菜も美味しいけど、スタッフがその場で焼いてくれていた目玉焼きが美味しかった。

あと、カツゲンという北海道では有名らしい乳酸菌飲料もあったりして、ここのビュッフェもなかなかやるなあ。

朝のビュッフェについてはこちらの記事を。

ホテルは新札幌駅前という好立地。

部屋は26階だったので見晴らしも最高だった。

山には初雪が降ったあとが見えた。

チェックアウトを済ませると、うろうろせずに新千歳空港へ。

空港でのランチのもようはこちらの記事へ。

1日約1万円で北海道が楽しめたお得なツアーだった

母親を連れて行くという目的があったので、スケジュールをあまり詰め込まないほうがいいと考えていたんだけれど、格安ツアーのあまり盛りだくさんじゃなかったところもかえってよかったと思っている。

ホテルには大満足で、地下にスパもあって、1回分の利用券がサービスで付いていたのでラッキーだった。2日目も1,300円払ってスパを堪能。おかげで疲れをとることができたんじゃないかな。

自分でホテルを探したら、きっと札幌駅周辺しか見なかっただろうし、新札幌はちょっと郊外めいているけど地下鉄が便利だったので、まったく不満はない。むしろ、繁華街のホテルでは見られなかった景色を楽しめたので、お得感は上がってるかもしれない。。

翌週には札幌市内も初雪で、タイミング的にはギリギリだっただろうか。雪のなかじゃ動物園も楽しめなかっただろうし。

今回は仕事道具ももって、機内やらホテル内やらであまり重くない仕事もしてノマドを試してみるのも目的のひとつだったんだけど、まあまあうまくいったと思う。

電波がダメな場所をあらかじめ把握しておいて、先にデスクトップなどへ必要なものを出しておくなどの準備さえしていれば、かえって集中して仕事ができる環境になるかもしれない。
まあ、旭山周辺や美瑛などは電波状況が悪いので、その点は割り切って計画を立てなければいけないかもしれないんだけど。

次は、すすきのの立ち飲み屋を開拓してみたい。(あるのかな?)