パソコンと原稿用紙のはざまで名文は生まれるのか?

 

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月末から月初めにかけての締め切りに追われています。

「jazzLife」誌のディスク・レビューを書くときには、上の写真のような

準備をしてから、下書きを始めるようにしています。

 

パソコンに直接、文章を打ち始めることもあるのですが、

ここ数年は原稿用紙に万年筆で下書きしてから、おもむろに

PCに向かって清書を始めるという手順を踏むようにしています。

 

なんとなく手書きで始めるほうがまとめやすいというのが、

この方法を採用している理由です。

 

たぶん、文字量的にも手書きをするほうが合っているんじゃないかと

思うのですが、あまり明確な理由はありません。

 

400字詰め原稿用紙3枚以上になるような分量の原稿は、

最初からPCで書くように振り分けています。

こちらの理由は、そのほうが効率的だから。

 

ということなので、別に手書きのほうが「霊が宿る」とかは

考えていないことがわかりますね(笑)。

 

ディスク・レビュー、通称レコ評の原稿は、

文字数と行数が指定されていますので、

それにあわせてマーキングして、範囲を確かめながら

書き出します。

 

PCの画面だと、全体量が把握しにくいということから、

原稿用紙のほうがいいと思うようになったのではないかと

推測しているのですが、これまた断言はできません。

 

いちばんの理由は、万年筆で原稿用紙に文字を書くのが

「気持ちいい」から。

 

さて、1行の文字数が指定されていると、20字詰めの原稿用紙を

そのままでは使えないことにになります。

 

そこで、指定文字数にあわせてマーキングしたりしているのですが、

30文字などという場合だと、1枚の原稿用紙では足りません。

 

そこで、写真のように端っこを切って、テープで貼って、

400字×2枚の原稿用紙を手作りします。

 

この使い方をするために、原稿用紙はB5サイズで20字×20字の

ものに決めています。コクヨの一般的な原稿用紙ですが、

気を遣わずにガシガシ書き捨てられるので、気に入っています。

 

満寿屋製など高級原稿用紙なども昔は使ったことがありましたが、

こういう使い方には合わないので、いまはコクヨ一本です(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

グレート家康公「葵」武将隊 – 流行り出した?五万石JAZZ[ジャズキュレーション]

 

グレート家康公「葵」武将隊 – 流行り出した?五万石JAZZ

グレート家康公「葵」武将隊   【榊原】流行り出した?五万石JAZZ

今日は演武の中にはじめて、わしらの新曲「五万石JAZZ」の普及版の方を組み込んだ。この普及版というのは、「JAZZの街」という異名を持つこの岡崎で五万石JAZZを流行らせたいからなんじゃ。今日は早くも一緒に踊り出してくれた方が出て来たな。熱心に見てもらえて嬉しく思うぞ。(引用:グレート家康公「葵」武将隊 – 流行り出した?五万石JAZZ)

なんの予備知識もなくこのサイトを見てしまうと、なにが書いてあるのやら……(笑)。

「わし」というのは、榊原康政というキャラクター。

榊原康政(さかきばら やすまさ)は、戦国時代から江戸時代初期にかけての武将・大名。上野国館林藩の初代藩主。徳川氏の家臣。康政流榊原家初代当主。 徳川四天王・徳川十六神将・徳川三傑に数えられ、現在も家康覇業の功臣として顕彰されている。(引用:Wikipedia)

 榊原康政

どうやら、静岡県の岡崎で観光資源として行なわれているもののようです。

岡崎といえば、「岡崎ジャズストリート」というイヴェントもあり、

ジャズの協力体制はバッチリだったのでしょう。

そこへ歴史キャラブームを混ぜ込んだ形で、盛り上げようという魂胆

のようです(笑)。

問題の「五万石JAZZ」というのは、これ。

完成度としてはなかなかのものだと思いますが、何度も聴くことができる

ジャズになっているだろうかという点においては、ちょっと疑問が……。

 

もっといろんなヴァージョンが出てくると、おもしろくなるんじゃないかと

思います。各キャラクターのテーマなんかがあってもいいですよね。

 

これからの「五万石JAZZ」に期待しましょう。

 

 

 

 

 

ジャズ・ピアニストのオースティン・ペラルタ(Austin Peralta)が死去[ジャズキュレーション]

訃報です。

Austin Peralta October 25  1990 - November 21  2012   Brainfeeder

日本語のニュースはこちら。

フライング・ロータス主宰のBRAINFEEDERからの作品発表や、エリカ・バドゥ、シャフィーク・フセイン、パン・アフリカン・ピープルズ・オーケストラとの共演歴でも知られる、ジャズ・ピアニストのオースティン・ペラルタ(Austin Peralta)が11月21日に死去。BRAINFEEDERレーベルのサイト等で明らかにされています。詳しい死因は不明。22歳でした。(引用:amass|ジャズ・ピアニストのオースティン・ペラルタ(Austin Peralta)が死去)

こちらのサイトでは、もうちょっと詳しく触れています。

米カリフォルニア州出身のオースティン・ペラルタは、70年代に活躍した伝説的なスケートボードチーム Z-BOYSのオリジナルメンバーで、Z-BOYSの実話をモデルにした映画『ロード・オブ・ドッグタウン』の脚本を務めたステイシー・ペラルタの息子。5歳からピアノをはじめ、15歳の若さでロン・カーター、ビリー・キルソンという重鎮とレコーディングしたデビュー・アルバム『Maiden Voyage』(『処女航海』)を2006年、日本でリリース。新人らしからぬプレイを聞かせ、高く評価を得た彼は、同年に早くもセカンド・アルバム『Mantra』を発表、東京ジャズ・フェスティバルにも出演していた。一方で、セッション・プレイヤーとして、エリカ・バドゥ(Erykah Badu)などとも共演していた彼は、昨年フライング・ロータスのBrainfeederから新作『Endless Planets』を発表、エレクトロニックなサウンドとの融合も見せる新たなジャズを奏で、フライング・ロータスもこれこそ同レーベルが追求してきた音だと絶賛した。(引用:フライング・ロータス作品などで活躍したジャズ・ピアニスト、22歳の若さでこの世を去る|bmr.jp _ One & Only for Urban Music Lovers))

bmrのサイトには、東京JAZZ出演時の動画がアップされています。

確かに圧巻だった……。

 

ご冥福をお祈りします。

 

 

 

 

 

 

第7回さいたま新都心JAZZ VOCAL CONTEST グランプリ決定![ジャズキュレーション]

 

▼第7回さいたま新都心JAZZ VOCAL CONTEST グランプリ決定!|ジャズライブ・ジャズコンテスト さいたま新都心けやきひろばで開催!(埼玉県さいたま市)

第7回さいたま新都心JAZZ VOCAL CONTEST グランプリ決定!   ジャズライブ・ジャズコンテスト さいたま新都心けやきひろばで開催!(埼玉県さいたま市)

 

7回を迎えて、このジャズ・ヴォーカル・コンテストも重みを増してきた感が

あります。というのも、このコンテストの受賞者の活躍をちょこちょこと

耳にするようになっているので。

 

ジャズ・ヴォーカルの賞で言えば、1985年から続く日本ジャズヴォーカル賞、

そして13回を迎えてた神戸ジャズヴォーカルクイーンコンテストなどなど。

 

ジャズ・ミュージシャンになるのも「奇特な人」と言われるくらいですが、

ヴォーカルをめざすとなるとさらにたいへんであろうことは

想像に難くありません。

 

さいたま新都心ジャズ・ヴォーカル・コンテストのグランプリ受賞者は

日高憲男さん。

 

 

独特の空気感をもっていることが、動画からも伝わってきます。

トランペットも演奏するようです。ヴォイスのトーンにマッチしてますね。

 

男性ヴォーカルで活動を続けるのは、女性よりもある意味でシンドイ

のかもしれません。

(女性だって、化粧代とか衣装代とか、そりゃあたいへんなのよ、と

言われたことがありましたっけ……)

それだけに、ぜひ頑張っていただきたいと思ってしまいます。

 

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ジャズ「B♭M7」閉店へ[ジャズキュレーション]

 

ジャズ「B♭M7」閉店へ|十勝毎日新聞社ニュース

ジャズ「B♭M7」閉店へ|WEB TOKACHI・・勝毎日新聞

道東では唯一、毎日のように生演奏が行われる店として、道内外の愛好家に親しまれてきたジャズスポット「B♭M7(ビーフラットメジャーセブン)」(帯広市大通南10 クラウンビル地下1階)が12月29日の営業を最後に閉店する。(引用:ジャズ「B♭M7」閉店へ|十勝毎日新聞社ニュース)

 

こんなニュースが目に止まりました。

北海道東部のジャズ・ライヴの基点でもあり、惜しむ声も多いようです。

 

ロックやポップス系では多いとされる「チケット割り当て制度」や

「5~10人までノー・ギャラ」というようなシステムを

ジャズ系のライヴハウスでは採用していないようなのですが、

そうなるとビジネスモデルとして確立できるのかという心配が

かなり高まってしまいます。

 

演奏者本位のハコ運営ということなのですが、かなり状況は

厳しんじゃないかと思います。

情熱がなければやれない、と同時に、情熱だけじゃ続かない

ということになってしまうのかな……。

 

それにしてもこの「B♭M7」では、年間300ライヴをやっていた

というから、すごいですね。頭が下がります。

 

レンタルスペースとして、ライヴだけではなく、飲食業への貸し出しや

ほかのイヴェントとの共同開催など、屋台村みたいな考え方でなければ

恒常的な運営は難しい時代になってきているんじゃないかと――。

 

都内でも、「ギャラを札でもらったことがない」とか「レッカー引かれると

ギャラでは払えない」というようなライヴハウスがあったと、

笑えないエピソードを多くのミュージシャンに聞いたことがありますが、

別に因業な経営者でもなんでもなく、店を維持していくためのギリギリの

選択だったのだと思います。

 

ネット時代になって、店を構えていなくても「ライヴハウス」と名乗れる

時代になったんじゃないかと思います。

たとえば、公演日と出演者をフィックスして、ホールを借りて

イヴェントを開催するような形式のライヴハウス経営も、不可能では

なくなってきているのではないでしょうか。すでにセミナーや講演会では

そのような店舗を持たないイヴェント運営が一般化しています。

 

いずれにしても、音楽にとって演奏場所は、生物にとっての空気や水

と同じようになくてはならないもの。

 

生きるためにどう「それ」を確保すればいいのかという視点で

ライヴハウスの在り方を考えてみるのもいいのではないかと思います。

 

 

 

 

 

連休の名残を味わいに夕暮れのヨコハマへ

 

三連休と巷では言われていた週末、

ボクは取材の整理をしていました。

 

いわゆる「原稿を書くための下ごしらえ」というやつです。

 

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ようやく目処が付いたのは、夕方になりそうな3時過ぎ。

急いで支度をして、遅れ馳せながら休日の午後を

過ごすべく、街へ繰り出しました。

 

めざすは伊勢佐木町。

休日の横浜は、どこもかなりの人出がありました。

ファーストリテイリング系列のg.u.で買い物をして、

吉野町に戻り、「もつしげ」へ立ち寄りました。

 

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こちらは「もつ」系のメニューを出してくれるお店。

「もつ煮」に「もつ焼き」などを堪能して、

生マッコリを1本(4合)いただいてしまいました。

うまかったぁ~

 

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中央左に見えている鍋は、名物の塩煮込みを煮ているところ。

いわゆる、塩味のスープのもつ煮込みです。

これがまた、美味いんだなぁ~。

 

 

 

 

土曜日は朝市に並ぶのだ

 

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ちょっと、寝坊したら、カミさんに怒られました。

「忘れてるんでしょ!」と。

 

あれ、きょうはなにかあったっけ……。

しばらくして、思い出したのが、行列に並ぶ日だったと

いうこと。

 

急いで支度して、雨の上がりかけた坂道を自転車で

駆け登って、行列の最後にたどり着きました。

 

ここは、家の近くのハム工場。

 

月に何度か、直売市を開催しています。

テレビのワイドショーで紹介されてからは、

行列が長くなってしまいました。

 

そのかわりと言ってはなんですが、この工場のほうも

この直売市に力を入れ直したようで、いろいろな新製品が

並ぶようになりました。

 

ということで、開始30分まえにポジション取りをすると、

およそ40分待ち。

 

並んで変えたのが、無添加のソーセージやハムなど。

この工場では、神奈川周辺の給食センターへの供給など

食の安全に関しては考えられたメーカーであることから、

安さだけではなく安心して品物が選べます。

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ということで選んだきょうの戦利品はこれ。

 

年末には、お歳暮商戦で余ったお買い得品が並ぶ

スペシャルな直販市が開催されるので、

その日もまた行列に並ぶことになると思います。

 

まあ、行列に並ぶというのも、一種のお祭りだと考えれば、

それはそれでなかなかオツなもんだと思うんですが、

そう思う自分を、自分で、大人になったなぁと思ったり

します(笑)。

 

 

 

 

 

 

あるハードなノマド的1日を振り返る[No Mad, No Life.]

 

昨日は朝から外出。

こんな感じで、都内を移動していました。

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10時11分磯子発(始発ではない)の根岸線(京浜東北線)に乗車、

横浜で東横線、中目黒で東京メトロ日比谷線に乗り換えて

神谷町駅に到着したのが11時10分ころだったでしょうか。

 

横浜でもこんな急坂はなかなかないよ、という「江戸見坂」を上り、

最初のインタビュー取材をするコロンビア・レコードに到着。

SHANTIさんのインタビューを小一時間ほど。

オランダでヴォーカル部分の再録音を行なったという、おもしろい

ベスト盤的なコンピレーションの新作『cloud 9』について

話を聞いてきました。歌に関する彼女の思いが伝わってきて、

とっても興味深かったです。

 

さて、コロンビアを出ると、ランチ・タイムの神谷町界隈を尻目に

東京メトロ日比谷線で中目黒まで戻り、ここで昼食。

「ポーク南蛮」の写真付きツイートまでは、ランチを食べていた

中目黒駅前のとんかつ店「たい樹」のカウンターで送信しました。

 

食後は場所を近くのスタバに移して、資料整理などをしながら

1時間ほど過ごしてから、次の取材のための待ち合わせ場所へ。

 

中目黒駅改札で落ち合って、次の取材先、作家の今野敏さんの

自宅兼作業場(兼道場)へ。

こちらで、今野敏さんの個人レーベルから新作をリリースする

ピアニストの小林裕さんのお二方を前に、話を聞きました。

 

なんでも、高校時代からの夢がかなったというプロジェクトだとか。

これは、1982年に単行本が出版された、『ジャズ水滸伝』の文庫版。

モチーフになっているジャズは、アレとアレとアレだそうです。

(ネタバレするので、興味がある人は自分で確かめるように。)

 

こちらも1時間ほどで終了。中目黒駅に戻り、東横線で渋谷に出て、

東京メトロ副都心線で新宿三丁目駅に到着したのが4時30分。

ちょっと時間があるので、駅のベンチでiPadを取り出して、

ツイートしたのが「中目黒から新宿へ移動。これから山下洋輔さんの

インタビュー。」という一文。

 

新宿ピットインのスタジオで取材を終えたのが6時で、

そこから地下鉄を乗り継いで六本木のスイートベイジルSTB139へ。

「六本木に移動。スイートベイジルで村井秀清さんのライヴです。」

というツイートは、スイートベイジルのテーブルの上で送信しました。

 

ライヴ終了が10時、日比谷線で中目黒(この日はよく通ったなぁ)

そこから東横線に乗り換えて、各駅停車で移動中に送信したのが

「ライヴ終了。六本木から帰宅ちう。」でした。

 

車中では元住吉あたりで座れたのですが、それまではiPadに

放り込んでいた音源を選ぶとはなしにランダムに再生。

座ってからは、さすがに文字を読む集中力がなかったものの、

iPadに無料ダウンロードした「ブラックジャックによろしく」を

思い出したので、読んでみることにしました。

こういうときは、便利だなぁと思いますね(*~*)

 

ということで、とんかつ屋のカウンターやカフェ、駅のベンチ、

ライヴハウスのテーブル、電車内など、いろいろと通信を

しながら過ごしてみたのですが、多少バカバカしく思えても

こういうちょっとしたことができるということの積み重ねが

モバイルのノマドワーク、ひいてはノマドライフに繋がる

ものなんじゃないかということを、体感することができました。

 

巷で言われているように、iPadはminiに比べて重いので、

いちいち取り出すのは面倒なのですが、それでも操作性

という点では画面が大きいために一歩リードできます。

その小さな優位性が、こうしたチマチマした小分けの作業で

いちいち影響してくるわけですから、見逃せないんですね。

そういうことも、やっぱり実行してみないとわからないから、

これからもいろいろ持ち歩いてやってみようと思います。

 

でも、肩こっちゃったけど……。

 

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【平戸祐介の1から始めるジャズ・ピアノ】vol.16「スウィングの応用」[ジャズキュレーション]

 

▼【平戸祐介の1から始めるジャズ・ピアノ】vol.16「スウィングの応用」|RandoM

【平戸祐介の1から始めるジャズ・ピアノ】vol.16「スウィングの応用」|キーボード|RandoM by Rittor Music

ネットに連載されているクオシ(quasimode)のピアニスト、平戸祐介さんの

ピアノ講座。スタートしたときにボクもブログで紹介した記憶があります。

 

今回の話題は、このピアノ動画講座のことじゃありません。

このページの、もうちょっとしたのほうを見ていくと、

別の動画が貼り付けてあります。

どうやら、10月にリリースした新作『Soul Cookin』初回限定版付録DVD

に収録されている横山剣とのコラボレーション動画のようなんですね。

実際の収録作品はもうちょっと長いんでしょうね。でも、横山剣さんとの

ノリノリのコラボが確かめられます。

っていうか、水着美女だけ見てちゃ、ダメですよ~(笑)。

でも、この動画見たら、きっと誰もが「イ~ネッ!」って言っちゃうんだろうな……。

 

 

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14歳と31歳の「脳の活動」を音楽化[ジャズキュレーション]

 

14歳と31歳の「脳の活動」を音楽化|WIRED.jp

14歳と31歳の「脳の活動」を音楽化 ≪ WIRED.jp

研究者たちが人間の精神的活動を音楽に変換したところ、フリースタイルのジャズピアノによく似た音楽が現れた。これまでの方法と異なり、脳波だけでなくfMRIによる脳の血流の情報を加えている。(引用:14歳と31歳の「脳の活動」を音楽化|WIRED.jp)

↑上記サイトでは音が出るので注意してくださいね。

で、聴いてみると、フリー・ジャズ……?

 

いやぁ、ジャズの立場で言わせていただければ、

こういうのをひっくるめて「フリースタイルのジャズ」と呼ぶのは

いいかげんやめてもらいたいなぁ、と(笑)。

 

文章を数値化して、それに音符を当てはめたりするのは、

シャーローック・ホームズもたしかやっていたような気がする

けれど、20世紀のコンセプチュアル・アートの世界では、

けっこうやりつくされた感がある方法論だったりします。

 

逆に考えれば、無作為の作為であることによって

成り立たなければ、雑音がフリー・ジャズになるはずもないので、

根本的に音楽に対する認識が違っているような気がするんですね。

 

だから、これは「現代音楽」ではあるけれど、「フリー・ジャズ」では

ないぞ、と。

 

違いを生む大きな要素は、「感情」ではないかと考えています。

このあたりは、もうちょっと研究しなければならないですね。

よし、宿題にしましょうか。

 

 

 

 

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