【我田引水】「jazzLife」2019年2月号 執筆後記

 

富澤えいちの執筆担当記事の紹介です。

 


 


ジャズライフ執筆陣のマイ・ベスト・アルバム2018

2018年のベスト・アルバムの総評は、我ながら言い訳がましい内容になってしまいましたね(笑)。


というのも、流れが見えにくかった年かなという印象。


ただ、いわゆる“メインストリーム”というものが希薄化して、ジャズらしさをあえて前面に出さなくてもいい、という空気が強まっているのかもしれません。


だから、選者としては評しにくいというわけです。


おそらくそれが、土岐英史さんのアルバムを選ばせた原因なんじゃないか、と。



「ビッグバンドと3人のジャズクイーン」広告

お手伝いをしている一般社団法人横浜JAZZ協会主催のイベント広告のコピーを担当しました。


このイベントの詳細はこちら。


http://hamajazz.jp/2018/12/08/2019年2月15日金曜日に横浜・関内ホール大ホールで「/

Live Report 青紀ひかり@丸の内コットンクラブ

かぶりつきで取材した青紀ひかりさんのステージのレポート。


後半はロン・カーターの影をすっかり忘れさせられていました。圧巻。


Disk Review

大野雄二&ルパンティック・シックス・ウィズ・フレンズ『ルパン・ザ・サード〜グッバイ・パートナー』

菊地雅章『アタッチト(未練)』

Ayako『Ayako ファースト・アルバム“A”』


ストリーミングはどこに“流れて”いくのだろうか?

2018年上半期の集計で、
音楽産業における収益の
4分の3がストリーミングに
よってもたらされていることが
明らかにされました。

こちらがそのレポート。

これは全米レコード協会の
ものなので、もちろん市場は
アメリカということです。

すでにアメリカでは、
音楽を聴くと言えば
SpotifyやApple Music、
Amazonにアクセスすることを
意味していることになります。

このレポートによれば、
すでにダウンロードでさえなく、
定額のサブスクリプション型
サービスが主導権を握っている
ことがわかりますね。

しかも、お試しや割引ではなく、
すべてのサービスを受けられる
契約がいちばん伸びている。

前年比48%アップというのは
驚異的です。

ボクもいくつかの
ストリーミング・サービスを
契約していますが、
確かに便利。

でも、どうやらまだまだ
使いこなせていないようです。

新年を機に、
勉強し直してみます。