10月 2021 - 富澤えいちのジャズブログ

「連載45［ジャズ事始め］アジアをジャズの発信源にしようとした“エイジアン・ファンタジィ・オーケストラ”という試み」という記事がヤマハWEBマガジン音遊人にアップされています！

2021年10月29日2021年10月29日 eichi tomizawa

富澤えいちの執筆担当記事の紹介です。

Web音遊人（みゅーじん）
連載45［ジャズ事始め］アジアをジャズの発信源にしようとした“エイジアン・ファン...
https://jp.yamaha.com/sp/myujin/48878.html
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エイジアン・ファンタジィ・オーケストラについて触れてみました。

エイジアン・ファンタジィ・オーケストラ音源購入情報

【中古】アジア・ツアー1998 ／エイジアン・ファンタジィ・オーケストラ【中古】afb

プレイリストを公開しました（17ライブ“鍵ハモ沼へようこそ！” 2021/10/29配信分）

2021年10月29日2021年10月29日 eichi tomizawa

音楽ライター富澤えいちが17ライブで紹介している音源のプレイリストです。

『アンダルシア』作曲：松田昌　演奏：松田昌（ピアニカ）、篠崎正嗣（Vn）、倉沢大樹（P）、岡部洋一（Per）

人生のメリーゴーランド / 鍵盤ハーモニカオーケストラ＊ソラノオトTOKYO

富澤えいちは17ライブ（https://jp.17.live/）で午前11時30分から午後1時ぐらいまで、だいたい毎日、ジャズに関する配信をしています。お気軽にお立ち寄りください。エールをポチッと（無料です）してもらえると嬉しいです(^<^)

鍵ハモ資料購入情報

マサさんのこれぞ！鍵盤ハーモニカ～発表会で楽しむソロ&アンサンブル曲集～ [ 松田昌 ]

プレイリストを公開しました（17ライブ“Wandering Sound Quintet『What is …?』” 2021/10/28配信分）

2021年10月28日2021年10月28日 eichi tomizawa

音楽ライター富澤えいちが17ライブで紹介している音源のプレイリストです。

※iTunesにない音源の場合は表示されませんのでご容赦ください。

ラファウ・マズールによるライナーノーツの自動翻訳を掲載します。

琵琶湖のほとりに立って、目を閉じた。
琵琶湖は、世界で最も古い湖の一つです。
私は耳を傾けた。
私は、もしかしたら一休さんが以前、同じようにこの岸辺に立っていたのではないか。
琵琶湖の水に身を沈めようとしたのと同じように。
もしかしたら、僧侶の詩人で、ちょっと汚い、酒と女が好きな僧侶が、人生に別れを告げているその僧侶が。
突然、見ることをやめ、考えることをやめ、聞くことを始めた。
そこでおそらく、彼は心に耳を傾けた。
梢に吹く風の音のように。
聞くことは当たり前のことですが、当たり前ではありません。ほとんどすべての人が聞いているけれど、聞いている人はほとんどいません。
「心が健全である」と言うためには、ただ聞くだけでなく、間違いなく聞いているなければなりません。
聞く人にとって、音は、取るに足らない過小評価された背景であるだけでなく、世界の動く、揺らぐ、振動する性質です。
真に耳を傾けるとき、あなたの心は実際に風の音、松の木の音、水の音、草の音、動物の音、人の音、そしてその他の音になります。
絶え間なく動くその音の世界をさまよい、その変化を追い、自身も世界の大いなる音の流れになります。
この世界は不規則で、思いがけない“ねじれ”に満ちています。
絶えず変化し、新しい形をとっているので、私たちの視点では定義されていないとも言えます。
それは、耳を傾けることで、流れているものを体感することができます。
聴くことで、流れを体感することができます。
しかし、それは不規則で、安定化やペトリファイ（暗黒のビームを放ち、恐怖で敵を石化させる魔法）を免れているため、把握することができません。
世界の本質は動きであり、その表現は音なのです。
音を彷徨う音楽家たちが出会うとき、その音は現実の流れの中に入り込み、それを体験することができます。
すべてを期待することができ、実際にはなにを期待していいのかわからない。
自然発生的な創造という行為で作られた音楽は、それぞれの音楽を常に深く聴いた結果である。
定義されていない、はかないものへの感受性をもち、3Bという微妙なレベルで音と協力し、相互作用する能力の非常に繊細なレベルで音と協力し、相互に作用する能力の結果であり、私たちのためのゲートを作ります。
つまりこれは、世界の流れと振動の性質へのゲートを作るものです。
聴くこと＝即興演奏家の音の練習に参加することで、世界をそのまま体験する心の状態に到達することができます。
世界を不規則な形で体験する心境に達することができます。
干渉する音の波が新たな空間を作り、広く「拡散」していく。
ミュージシャンと一緒に、私たちは音を追いかけ、国境や境界を越えて、対照的なものや矛盾したものを組み合わせ、音の流れとなります。
私たちは音とともに振動し、音によって振動します。
ミュージシャンは計画なしに、アレンジなしに演奏します。
音楽は、まるで作曲されたかのように流れていきます。
その道筋は単純明快なものではなく、しかも複雑ではありません。
人はただ耳を傾けるだけなのです。そして、おそらく、問いかけるのをやめるでしょう。
なぜなら、おそらく質問（What is…?）に対する答えは、それがなにを指しているかに関わらず、その答えは常に一つであり、同じであるからです。
錯覚に過ぎないからです。
おそらく良い質問というものは存在しないでしょう。
なぜなら、すべての違いは幻想にすぎないからです。
言葉と思索のレベルにとどまっているからです。
そしておそらく、すべての質問に対する答えは世界そのものであり、すべてのもの（世界全体）が動いているとき、つまりすべてのものが振動しているときには、すべてのものが音を発するからです。
風が音を運び、心が音になる。
だから、世界をひとつにするためには、つまり、自分を世界として経験するためには、音を求め始めるだけで十分なのです。
自分と世界の間にはなんの違いもありません。
そしておそらく、それ以上の質問は出てこないでしょう。

ラファウ・マズール著、キール・ノイリンガー訳