追悼ジョン・チカイ――フリーの最前線を歩き続けた男[ジャズキュレーション]

 

Danish saxophonist John Tchicai dies

Danish saxophonist John Tchicai dies- 毎日jp 毎日新聞 -210145

フリー・ジャズの先駆的な存在である

ジョン・チカイさんがお亡くなりになりました。

76歳だったそうです。

 

1960年代にデンマークからニューヨークへ進出。

記事の見出しの「デニッシュ」というのは、

デンマーク人の、という意味なんですね。

 

ジョン・コルトレーンの衝撃作『アセンション』に参加。

 

以降、ニューヨークのフリー・ジャズ・シーンの

先頭に立って活動を続けました。

まさに「フリー・ジャズの正統派」としても

異論はないのではないでしょうか。

 

実は、近作ならがフリー・ジャズのリファレンス本として

必ず目を通すようにしている『聴いたら危険!ジャズ入門』

をひもといてみたら、ジョン・チカイについての記述がない!

田中啓文氏はアチチなフリーがお好きなようなので、

ジョン・チカイはちょっとクラシカルな趣も多いため、

選に漏れたのではないかと推察しますがいかがでしょう?

これは2008年の高瀬アキさんとのデュオ。

2分ちょっとの映像なので、ガマンして聴いてみてください(笑)。

爆発の後にくる爽快感、それがフリー・ジャズの醍醐味なんです。

(ホントか???)

こちらは2010年のパリでのソロ。背景からすると、おそらく

小さなCDショップで開かれたフリー・ライヴなんじゃないかな。

いい音色だと思います。

ご冥福をお祈りします。