8月22日のテレビ東京系「ワールド・ビジネス・サテライト」に、KADOKAWAとの経営統合でニュースになっていたドワンゴの川上量生会長が出演。このやりとりがとてもおもしろかった。
この放送を文字で起こしているサイトがあったのでご紹介。
リンクはこちらから……
川上量生氏「競争したくないから、誰にもわからないことをやる」 WBSで大江アナに成功哲学を語る | ログミー[o_O]
川上量生 …
KADOKAWAとドワンゴが何をするかって、みんな疑問に思ってるじゃないですか。みんな疑問に思ってるというのは、やっぱり何をするんだろうっていうのが分からないんだと思うんですね。
で、僕だってわかんないですよ。だから、それは正しいと思いますね。
この答えに対して、大江アナが「分かるようなことはもう誰かがやっているだろう」から一緒にやる意味がないという補足をしていた。そして川上氏も、分かるようなことだったら、多分うまくいかないですよ」と返す。
彼の思考には、相手が読める手のうちでは勝てないし、そんな対戦ではなにも生まれないという一貫した哲学があると感じた。
競争って僕、一番やっちゃいけないことだと思ってるんですよ(笑)。
この言葉にも感じるものがあった。ビジネスは戦場で、競争すなわち勝ち負けは付きものだという常識を覆す言葉だ。
ではなにをめざすのか?
その時出来ることで目標を決めて、それで自分で勝ちだっていうふうに決めちゃうんです。
つまりは、すべて自分との戦いであるということ。であるから、結果を他人のせいにしない。
おもしろい人だ。