小沼ようすけ出演のドキュメンタリー「Music from Guadeloupe」がおもしろかった件

 

塩谷哲さんと小沼ようすけさんのライヴを観に行ったら、MCで小沼さんが「テレビがあるんです」というので、ちゃんと録画しておいて観ました。

 

 

グアダループの話は、インタヴューのときに本人から聞いていたのですが、こうして実際に映像を見ると、ぜんぜん伝わり方が違いますね。当然だけど。

小沼さんがグオッカというリズムに見せられた理由がなんとなくわかったような気がします。

 

ちょうどそんなときに、隙間時間で読んでいるのがこれ。

 

 

ルイ・アームストロングが出てくるミステリー小説なんですが、20世紀初頭のニューオリンズが妙にリアルに描かれていて、とてもハマっちゃっています。長いのでなかなか読了できないんでけど……。

 

「スポーツの4つの柱」はジャズにも応用できそうですね #勝つための脳と心の科学 #辻秀一

 

辻秀一『勝つための脳と心の科学』を読みました。

 

 

著者は内科医から、パッチ・アダムスに触発されてスポーツ・ドクターになった人。

 

おもしろいと思ったのは、「スポーツの4つの柱」という部分。

日本ではスポーツを文化としてとらえていないということを嘆いた著者が、なぜスポーツが文化であるかを解説する部分で触れられています。

スポーツには、「医療性」「芸術性」「コミュニケーション性」「教育性」という4つの要素があるので、文化たり得るとの論。

医療性とは、やる人も観る人も元気にさせること。

芸術性とは、感動があること。

コミュニケーション性とは、仲間と通じ合えること。

教育性とは、成長できること。

 

これらの要素は、音楽にも当然、当てはまります。

つまり、ジャズに接するということは、それで文化を生み出すことができるということになる。

なかなか端的にまとめられて、なにかがつながった感じがしました。