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【info】川崎燎 & レベル 8@丸の内コットン・クラブ

2017年6月30日2017年6月30日 eichi tomizawa

川崎燎という存在は不思議だ。

1970年代の前半にニューヨークへ渡った彼の足跡は、エルヴィン・ジョーンズやギル・エヴァンスといったレジェンドとの共演を見るまでもなくジャズの本筋を引き継ぎながら、フュージョン、スムース、クラブといった70年代から90年代にかけての潮流の真っ只中にドップリといながらも、決して主導しようというそぶりを見せず、逆にカウンターに徹するといった“意地”を感じさせるものだったりしたからだ。

ボクが川崎燎に少し近づけたと感じたのは、彼の90年代の活動だった。しかし彼は、その間を詰めることを許すことなく、スルッと北欧エストニアに身を移してしまう。

今回の来日は、5年ぶりの新作『レヴェル8』に合わせたものという。

ジャズの歴史と現場のど真ん中でグルーヴを知りながら、染まることなく自身をグルーヴに変えることができた希有な才能。

その貴重な姿を、目と耳と、脳にとどめておきたい。

RYO KAWASAKI & LEVEL 8

2017. 6.30.fri – 7.2.sun
■6.30.fri
[1st.show] open 5:00pm / start 6:30pm
[2nd.show] open 8:00pm / start 9:00pm

■7.1.sat & 7.2.sun
[1st.show] open 4:00pm / start 5:00pm
[2nd.show] open 6:30pm / start 8:00pm

MEMBER
Ryo Kawasaki (g)
Raun Juurikas (key)
Kaarel Liiv (b)
Eno Kollom (ds)

丸の内コットン・クラブ（http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/access/index.html）

レヴェル8

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川崎燎ヴィヴィド・サウンド 2017-03-22

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【info】マーク・ホイットフィールド・アンド・ザ・ホイットフィールド・ファミリー・バンド日本公演

2017年6月25日2017年6月25日 eichi tomizawa

ジャズを土台とするポピュラー音楽界では、キーパーソンを輩出するユニットとしてしばしば象徴的な名称を冠せられることがあります。

ジャズ・メッセンジャーズしかり、クルセイダーズしかり。

近年では、ジャズ・フューチャーズがそれに該当するでしょう。

ロイ・ハーグローヴやクリスチャン・マクブライドというメンバーの名前を挙げれば、異論はないですよね？

逆に、「え？」と感じた人は、ロイ・ハーグローヴ（トランペット）やクリスチャン・マクブライド（ベース）をチェックしておかないとダメですよ（笑）。

ちなみにジャズ・フューチャーズとは、1990年代初頭に若手有望株を売り出すために組まれた企画バンドで、ロイ・ハーグローヴやクリスチャン・マクブライドのほかに、マーロン・ジョーダン、アントニオ・ハート、ティム・ワーフィールドらがフロントのサックスに名を連ね、ピアノはベニー・グリーン、ドラムスにカール・アレンという布陣でした。

その錚々たる面々のギターの座を受け持っていたのが、マーク・ホイットフィールド。

1966年生まれのホイットフィールドは、15歳でベースからギターに楽器を持ち替えると頭角を現わし、バークリー音楽大学へ。1987年の卒業とともにブルックリンへ拠点を移すと、すぐにファースト・コールのセッション・ギタリストとして名が知れるようになっていたようです。

彼は、“第2のジョージ・ベンソン”として注目を浴び、ベンソン本人からも薫陶を受けていましたが、ジャズ・フューチャーズへの起用からもわかるように、ジャズのフィールドではすぐにベンソンを追い抜いてしまったと言えるでしょう。

自己プロジェクトとしては、7年ぶりとなるリーダー作『Grace』を2017年1月にリリース。

フューチャー＝未来を担うべきポジションにいたギタリストが、“現在”にシンクロするこのタイミングでの来日で、どんなサウンドを魅せてくれるのか−−。

おおっ、ホントの“ファミリー”と、“現役ヤング・ライオン”の仲村恭士によるバンドではないですか……。楽しみです。

MARK WHITFIELD
& THE WHITFIELD FAMILY BAND
2017. 6.25.sun – 6.27.tue
丸の内コットン・クラブ（http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/access/index.html）
■6.25.sun
[1st.show] open 4:00pm / start 5:00pm
[2nd.show] open 6:30pm / start 8:00pm

■6.26.mon & 6.27.tue
[1st.show] open 5:00pm / start 6:30pm
[2nd.show] open 8:00pm / start 9:00pm

2017. 6.28.wed & 6.29.thuはブルーノート東京にて公演

MEMBER
Mark Whitfield (g)
Davis Whitfield (p,key)
Yasushi Nakamura (b)
Mark Whitfield Jr. (ds)

Grace

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マーク･ホイットフィールド Marksman Productions 2017-01-24

【info】イザベラ・ラングレン『Songs To Watch The Moon』発売記念コンサートツアー2017

2017年6月15日2017年6月15日 eichi tomizawa

2017年4月に新作『Songs To Watch The Moon』をリリースした“北欧の歌姫”イザベラ・ラングレンが、アルバムの発売を記念したコンサート・ツアーを行なうために来日します。

世界から注目されているスタンダード歌いの、ナマ歌を体験できる貴重なチャンス。

アルバムに収録された“月”が、どのように再現されるのか。空気間の違いをぜひ間近で浴びたいと思います。

6月15日（木）
御茶ノ水NARU
会場：御茶ノ水NARU
開場：18:00 開演：19:45 / 21:45
www.jazz-naru.com

6月16日（金）
南青山Body & Soul
会場：南青山Body & Soul
開場：19:00 開演：20:00 / 21:40
www.bodyandsoul.co.jp

6月17日（土）
吉祥寺Sometime
会場：吉祥寺Sometime
開場：18:30 開演：19:45 / 21:30
www.sometime.co.jp/sometime/live.html

6月18日（日）
名古屋Star Eyes
会場：名古屋Star Eyes
開場：18:00 開演：19:30 / 21:30
www.stareyes.co.jp

6月19日（月）
大阪Mr. Kelly’s
会場：大阪Mr. Kelly’s
開場：18:00 開演：19:30 / 21:15
www.misterkellys.co.jp

ソングス・トゥー・ウォッチ・ザ・ムーン

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イザベラ・ラングレン SAVVY/Spice of Life 2017-04-19

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【info】WINTER IN A VISION 2 喜多直毅クアルテットコンサート 2017@求道会館

2017年6月9日2017年6月9日 eichi tomizawa

タンゴからインプロ、そしてまだ見ぬ幻想の世界へと誘ってくれる“幻惑の弓遣い”ことヴァイオリニストの喜多直毅さんが、新作『WINTER IN A VISION 2』の発売を記念したツアーの最終日、東京へ凱旋します。

会場の求道会館は、大正初期に仏教の教会堂として建てられた建築物で、長らく使われていなかったものが平成14年に再興され、イヴェントの会場として利用されています。

東京都の有形文化財に指定されている独特の空間内で、一癖も二癖もある喜多直毅クアルテットの面々が奏でるサウンドは、きっと歴史の封印を解いて“見えざるものを見せて”しまうのではないか、と期待しています。

WINTER IN A VISION 2 喜多直毅クアルテットコンサート 2017
出演：喜多直毅クアルテット
喜多直毅（音楽とヴァイオリン）
北村聡（バンドネオン）
三枝伸太郎（ピアノ）
田辺和弘（コントラバス）

日時：2017年6月10日（土）19:00開場/19:30開演

会場：求道会館（本郷）　東京都文京区本郷6-20-5
http://www.kyudo-kaikan.org/top.html

WINTER IN A VISION 2

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喜多直毅クアルテット SONG X JAZZ Inc 2017-06-07

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【info 2017/06/25】無料講演会「ジャズと仲良くなるための5箇条」（小金井宮地楽器ホール『日曜カフェ』）やります！

2017年5月18日2017年5月18日 eichi tomizawa

富澤えいちの無料講演会のお知らせです。

2017年6月25日（日）
10:00開場／10:30開講
会場：スペース「N」
講師：富澤えいち
内容：ジャズと仲良くなるための5箇条
料金：【全席自由】無料
定員：30名　当日10：00から先着順受付（事前申込不要）
※当館友の会「こがねいメンバーズ」のみ事前申込可（10席分、会員1名につき2席まで）
受付開始　2017年5月15日（月）10：00～
協力：上島珈琲店武蔵小金井店
お問合せ：小金井宮地楽器ホールチケットデスク（当館2階事務室）
TEL:042-380-8099（10:00～19:00／休館日第2･3火曜日を除く）

概要は以下のとおりです。

文明開化とともに「憧れの西洋文化」のひとつとして日本に紹介されて以来、戦前・戦後の大ブームだけでなく、21世紀を迎えた現在も「現役の最先端音楽」としての魅力を放ち続けているジャズ。
人気も衰えず、「聴いてみたい!」という入門希望者が多い一方で、「敷居が高い」「難しくてどう聴いたらいいのかわからない」という声も多いというのが実状。
そこで「日曜カフェ」では、敷居を下げてジャズを親しみやすくするために、「わかりやすくするためのポイント」を5箇条にまとめ、ジャズライター歴30年以上の富澤えいちが解説します。

いまのところ予定しているのは−−

1．ジャズのプロフィールを知るべし!
2．ジャズの専門用語を知るべし!
3．ジャズのキーパーソンを知るべし!
4．デュオの奥深さを知るべし!
5．ジャズ&デュオの“現在”を知るべし!

というあたりをサッと触れてみたいと思っています。

なぜ「デュオ」なのか……、は当日来ていただいた方のみに種明かしします（笑）。

お時間と興味がある方はホールのほうにお問い合わせください。

頑張らないジャズの聴き方

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富澤えいちヤマハミュージックメディア 2012-02-26

【info 2017/05/18】たなかりか『Japanese Songbook 2』リリースツアー@JZ Brat

2017年5月18日2017年5月18日 eichi tomizawa

全編をJポップの日本語カヴァーで仕上げた第2弾となる『Japanese Songbook 2』を2016年11月にリリースしたたなかりかさんが、待望の発売記念ツアーで上京してくれます。

「なんでシブヤ系やねん？」という突っ込みをしたくなるけど（いやいや、それだけじゃありませんが）、そのギャップがJポップの日本語ジャズ化には必要だったのかもしれません。

では、行ってきます！

日時　5月18日　Open 17:30　1st 19:30　/ 2nd 21:00　 (席入れ替えなし)
場所　JZ Brat
住所　渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2階
電話　03-5728-0168
地図　https://www.jzbrat.com/access/

Japanese Songbook 2

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たなかりかポニーキャニオン 2016-11-16

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【info 2017/05/16】ギラ・ジルカ「ギラ山ジル子PROJECT」〜昭和の名曲をJazzにRe-Style〜 Showcase Live@六本木クラップス

2017年5月16日2017年5月16日 eichi tomizawa

ギラ・ジルカさんの昭和歌謡プロジェクトである“ギラ山ジル子”リサイタルが開催されます。

「カラオケ番組もどきのカバー企画なんじゃないのぉ〜？」と思うなかれ。

アレンジは、ギラ・ジルカさんを一躍ジャズ・ディーヴァの地位に押し上げたアルバムも担当している竹中俊二さん。

つまり、ジャズのスタンダードをコンテンポラリーに再構築するという“職人技”が施されている、ひと味違った“昭和歌謡”なのですね。

2016年に2枚のアルバムを制作。そのフルメンバーでの貴重なライヴになるそうです。

では、行ってきます！

■公演日／2017年5月16日（火）

■会場／六本木クラップス（http://c-laps.jp/access/）

■開場／18：30
■開演／19：30

■出演／ギラ・ジルカ(Vo)、矢幅歩(ゲストVo)、竹中俊二(G,Arrange)、松本圭司(P)、中村健吾(B)、岡部洋一(Perc)、加納樹麻(D)

ギラ・ジルカ/ギラ山ジル子project one

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ギラ・ジルカフェアプレイ・レコーズ合同会社 2016-09-21

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ギラ・ジルカ/ギラ山ジル子project two

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ギラ・ジルカフェアプレイ・レコーズ合同会社 2016-10-26

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【info】2017/05/14 Trussonic〜towa kitagawa trio〜2nd mini album「Awake」発売記念ライブ@神楽坂The Glee

2017年5月14日2017年5月14日 eichi tomizawa

2016年3月にファースト・アルバム『Into a Mirage』をリリースしてプログレッシヴ・ジャズ界に現われた巨大新星として注目を集めている北川とわさんが、セカンド・ミニ・アルバムのリリースを記念した東京でのライヴを開催します。

レコーディング・メンバーではない岡田治郎さんの参加で、アルバムとはどんな違いが生み出されるかというのも見どころでしょう。

では、行ってきます！

Trussonic〜towa kitagawa trio〜

2nd mini album「Awake」発売記念ライブ

5月14日（日）

The Glee （神楽坂）http://theglee.jp/access/

open 18時30　start 19時30

pf北川とわ/ba岡田治郎/dr岩瀬立飛

AWAKE (アウェイク)

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北川とわ TOWASHEE RECORDS 2017-03-29

売り上げランキング : 95823

【info 2017/05/12】Jazz Lady Project 桜ライブ2017

2017年5月12日2017年5月12日 eichi tomizawa

日本のジャズ・シーンで活躍する女性ミュージシャンが集結した“Jazz Lady Project”のライヴです。

このプロジェクト、総勢は2017年1月リリースのサード・アルバム『Cinema Lovers〜映画に恋して』の時点で17名。

今回は“桜ライヴ”と題して、選抜メンバー8名によるステージとなっています。

さすがに無理矢理17名を登場させようとすると、ほんのちょっとしか演奏できない人が続出して、“We are the World”状態になっちゃうでしょうから、じっくりこのプロジェクトならではのサウンドを楽しむにもグッドな選択でしょう。

また、ゲストとしてトランペットの高澤綾が参戦。これも見どころですね〜。

では、行ってきます！

Jazz Lady Project 桜ライブ2017

2017年5月12日（金）
OPEN / START　18:00 / 19:30
出演：五十嵐はるみ(Vo)　生田さち子(Pf)　若林美佐(Ba)　小澤舞(Dr)　ユッコ・ミラー(Sax)　クラッシャー木村(Vn)　酒井麻生代(Fl)　高澤綾(Tp)

会場：ラドンナ原宿（http://www.la-donna.jp/about-us/#access）