あえて苦言を呈すれば岡崎ジャズメッセンジャーズはオカザえもんのキモさにはマッチしていないぞ(笑)

ふなっしーが一歩抜き出たゆるキャラの盛り上がり。

次のブレイクを期待されているのが愛知県岡崎市のご当地キャラのオカザえもんなのだそうだ。

ヒートアップしている様子を伝える記事はこちらから…

 

ふなっしーより強烈、2位・オカザえもんがキモ可愛い | 女子SPA!

 

 

 

 

オカザえもんやゆるキャラ・ブームについて評論するつもりはないのだけれど、“ジャズの街”を標榜している岡崎市のキャラであること、オカザえもんが岡崎ジャズメッセンジャーズとともにミュージシャン・デビューしているとあれば触れない訳にはいかない。

 

といっても詳細に分析するまでもない話題なので結論から言えば、「オカザえもんは少なくともメインストリーム的な岡崎ジャズメッセンジャーズとはキャラが噛み合っていないのではないか」ということになろう。

 

いわゆる“ミスマッチ”である。

 

ただし、ジャズの歴史は“ミスマッチ”から始まったともいえる。規定のコード・プログレスからの逸脱、不協和音の活用、リズム定型の破壊等々。

 

だから、オカザえもんの奇異さは十分にジャズの素質を備えていると言ってもよいだろう。

 

ではなにが岡崎ジャズメッセンジャーズとマッチしないのか。

 

それはメインストリーム・ジャズがスタイルをブラッシュアップして成立してきた音楽であることと関係していると思う。

 

これは、ボクが「ジャズ=流行」「ジャズ=カッコイイ」という論調の報道に接するたびに感じる違和感の、まさに縮図なのではないかと思う。

 

もしかしたら、そうした深いコンセプションでこのコラボレーションを企画しているのかもしれないぞ。

 

やるなぁ岡崎。さすが“ジャズの街”である。

なんちゃって。