確かにCDを出せばミュージシャンは安泰という時代ではないものの

 

音楽プロデューサーが語るCD無用論の記事。

 

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音楽の録音物を売る時代はとっくに終わった~元レコード会社社員が語る、ミュージシャンは個人事業主たれ : つぶやきかさこ~生き方・働き方・考え方+旅



 

正直、あまり目新しい意見がないので、ちょっとがっかり。

 

それよりも、こうした論調で取材するメディアの姿勢が気になる。

 

逆にボクは、

1)バジェットがあれば可能性は広がるのだから営業努力はすべき(金がないからないなりの制作しかしないという考え方では可能性が狭まってしまう)

2)スタジオでしか表現できないものもあるはず(即興性が強いジャズであっても)

3)音楽活動と物販を引き換えにして経済バランスをとるというスタンスはちょっと悲しい

という感想をもってしまった。

 

1)に関しては、1億予算のミュージシャンが3セット集まれば10億ぐらいのイヴェントだって考えられるようになるだろうから、音楽業界の発展性の視点ではもっと検討の余地があると思う。

それには、CDバブルの成功体験から早く脱却することが必要であり、おそらくインタビュイーの小山氏の意図もそこにあるのではないかと推察するのだが。