「アメリカ人はアナログレコードをもうレコ屋で買っていない事実」という記事。
そうなんだぁ、と思いながら読み進めた記事はこちらから……
アメリカ人はアナログレコードをもうレコ屋で買っていない事実 | All Digital Music
コアな音楽ファンを中心に盛り返しているのがアナログ・レコードのマーケットだと思ってたのに、そうじゃなかったのか、アメリカでは?
記事では、アナログ・レコード販売の世界一だとされる全米展開のセレクトショップ・チェーン「アーバン・アウトフィッターズ」(Urban Outfitters)での例を挙げている。
アナログレコードは、2013年には売上が610万枚を突破し、今年もその記録を上回ることが予想されています。
な〜んだ、やっぱり盛り上がってんじゃないの?
アメリカ以外でもイギリスやフランス、ドイツにも展開し400以上の店舗を運営しています。アナログレコードはすでにレコードショップで買われない。これもデジタル音楽時代となった現代の音楽ビジネスのシフトと言えそうです。
あー、そういうことかぁ。
要するに、アナログ・レコードは音楽ファンを中心にニーズが高まっているんだけど、それを提供するのは従来のレコード・ショップ(いまはCDショップ)ではなく、すでにそういうところに出入りしなくなっているアンテナの高い人たちが集まるセレクトショップのような店舗に変化している、ということを言いたかった記事なのね。
CDショップではどうしても品揃えが問題になり、すでにアナログ・レコードを置くスペースがなくなっているというのも勝負に鳴らない原因かもしれないし。
ファッション・アイテムのひとつとしてアナログ・レコードを買っていく層というのも増えているのかもしれない。輸入雑貨を買うように、インテリアのひとつとしてアナログ・レコードがあってもいいのかもしれないし。
ただ、セレクトショップでアナログ・レコードを買った人の部屋に、その機能を十分発揮できるステレオ再生設備が整っているとは思えないところが、釈然としない部分なんだけど。