音楽を“売る”というスキルはまだまだ磨く余地が残されているのではないだろうか

 

音楽のCDに加えてダウンロード販売の売り上げも減少しているという状態を追っている記事。

 

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代わってストリーミングとアナログが増えている現象を「どうみるか」というところがテーマになっている。

 

音楽はラジオやレコードというメディアの発達によって消費される対象となり、その結果……

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バークリーメソッドから70年を経てようやく鼻歌からヒットソングが生まれる自動化が実現するのだろうか

 

いや、バークリーメソッドをここで細かく解説するつもりはないんだけど(笑)。

 

78843391_2f7aa94fb4_m photo by SteveMcN

 

 

鼻歌の一節がちゃんとした曲になるというアプリのニュースを読んでいて、文章の自動化同様にやっぱり音楽というのは杓子定規にプログラムできないものなのだなぁと思ってしまった次第。

 

 

たしかにこの記事の動画を見ると、多少のミス・トーンがあるけれど、ちゃんとした曲があっという間にできてしまうような印象を受ける。

 

ジャズ・アレンジにするとミス・トーンと思われる音が増えるのは、テンションの解釈によるものなのではないだろうか。それともバグなのかな?

 

とはいえ、ここまでできてからフィニッシュだけ手を加えれば、なんとなく「作曲家も夢じゃない!」みたいな感じだから不思議。

 

でも、それって作曲家なの?

 

ゴースト作曲家が話題になったことを考えても、やはり芸術作品に対するオリジナルの定義はまだまだ狭いと思うんだけど。現代美術ではかなり広がっているのに。

 

 

讃:伊福部昭 郢曲「鬢多々良」「交響譚詩」

 

NHKの「にっぽんの芸能」という番組はときどきとてもおもしろいので、録画して観るようにしている。

 

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芸能という括りなので日本舞踊から歌舞伎と週によって取り上げる題材はさまざまなのだけれど、2014年の秋ぐらいに伊福部昭の特集を組んでいた。これがおもしろかった。

 

伊福部昭は……

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