音楽関連の情報を配信している音楽ナタリーのサイトでは、2年前のコロナ禍の状況で各地のライブハウスの現状を伝える記事を連載していました。
今回、その連載「店長たちに聞くライブハウスの魅力」に登場してもらった店のなかから全国のライブハウス15店舗の店長にアンケートを実施。
3年目に突入しているコロナ禍でライブハウスはどう生き残っているのかを伝える記事になっています。
全体的に、「2年前は真っ暗闇」だったものが、「目が慣れてきた」という感じが共通した状況といったところ。
そうしたなかで、「やれること」と「やりたいこと」が区別できるようになり、明確になってきたという意見も多くなっているのが印象的でした。
すべてのビジネスにおいて右肩上がりの成長はもちろん、一定の成功原則などはあり得ないのが現実。
状況に合わせた柔軟な対応ができるところが、淘汰を生き残る鍵にもなっているのではないでしょうか。
以前のような「密のなかで音楽に浸れる幸せ」をぜひとも(新たな知見による感染症対策を講じたうえで)取り戻していただくとともに、WEB3.0時代のエンタテインメントの新たな楽しみ方の提示にも向いてほしいと思っています。