このところジャズにかなりベットしている感のある「ブルータス」誌。
作曲家で指揮者の挾間美帆へのインタヴューを掲載(アップロード)していたので読んでみたら、とてもおもしろかった。
ジャズはアルバムで聴く音楽ではない、と公言する彼女が「衝撃的だった」と語るのは、ピアニストのサリヴァン・フォートナーと、彼のパートナーでヴォーカリストのセシル・マクロリン・サルヴァントのパフォーマンス。
「2人のリラックスしたパフォーマンスはYouTubeにもアップされている」と記されていたので早速探してみると、確かにプライヴェートらしき空間でラフに録ったのであろう動画を見つけることができた。
いや〜、確かにライヴを観たくなる。
リラックスしているのに濃密で圧倒的な2人の掛け合い。
これはぜひチェックしてほしい。
もう1人、ジョエル・ロスも推しているんだけれど、この難解で刺激的なヴィブラフォン奏者を、挾間美帆が言及しているラージ・アンサンブルで観たり聴いたりできる動画・音源が見つけられなかった。
ジョエル・ロスは、短い尺ではその持ち味(彼特有の神秘性)が上手く伝えられないと思うので、30分ぐらいの尺のMVを挾間美帆プロデュースで、できればラージ・アンサンブルとのセッションによる作品に仕立ててくれると嬉しいのだが、いかがでしょうか。