神戸市×ワーナーミュージック・ジャパン→SDGs[ChatAET]

人口減少などによる地域活力の低下を危ぶみ、持続可能な地域づくりを可能にするため、神戸市ではワーナーミュージック・ジャパンと君で事業連携協定を締結。

「音楽を通じて神戸の人や街に活力を与え、街の魅力を外部に発信することで、地域や地域の人々と多様に関わる「関係人口」作りに取り組」むという部分が、このコラボのミソではないかと重う。

神戸市では2023年中に人口が150万人を割ると推定されているそうだ。そうした現実を前に、地域活性化は喫緊の課題となる。

その重責を“音楽”に担わせてしまうというのがどうなのか、という議論はあるかもしれない。

しかし、“関係人口”と“持続可能”という点では、“音楽”のポテンシャルはかなり高いのでとはないかと思っているので(上手く使えればの話だけど)、この決断は博奕のように見えて堅実かもしれない。

ワーナーミュージック・ジャパンでは、所属の神戸市出身のバンド“フィアアンドロージングインラスベガス”を主催者として音楽フェス『MEGA VEGAS 2023』を開催する予定。

ポテンシャルは高いと言ったが、従来の商法では持続可能でないことが明らかになっているので、NFTやDX化など、ありとあらゆる手を使って先取りしていく必要があることは言うまでもない。

リアルなライヴという“場”を柔軟に提供できる環境が整えば、文化発信都市としての神戸への注目度がたかまるだろう。

動向を注視していきたい。