信州・上田を訪ねて戦後の東京で活躍した唐澤淑郎さんに話を聞いてきた

話は今年の正月から始まる。

3が日にカミさんの実家へ遊びに行っていたとき、携帯電話が鳴った。表示を見ると見覚えのない番号。まあ、正月だし営業電話でもないだろうと出てみると、昔からの知り合いからだった。

正月の挨拶かと思ったら、「いま信州に旅行に来ているんだけど、おもしろい人に会ったんだよ」という不思議な話をし始めた。

 

姥捨を歩いてしなの鉄道の屋代近くまで出てきたら、喫茶店があったので入ったのだが、そこはジャズ喫茶という看板が出ていて…

 

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