ライヴ・ミドンの原稿を書いていて、いろいろと調べていたら、彼がレニー・ブローの影響を受けているというインタビュー記事があったので、レニー・ブローを探して聴いた。
レニー・ブロー(レニー・ブリューという表記もあったけど、動画のアナウンスではレニー・ブローが近いようだ)は1960年代から80年代前半にかけて絶大な人気を誇っていたギタリスト。冠番組を持っていたぐらいだから、その人気のほどは知れるだろう。
43歳という若さで殺されてしまった悲劇のアーティストなのだけれど、ほとんど日本では評価されていないのではないだろうか。
20代はジャズ・ギターの範疇でポピュラー音楽よりの演奏に勤しんでいたようだけれど、その真骨頂は晩年(といっても若かったんだけど)のアコースティックギターをメインにしてから発揮される。
そのセンシティヴな奏法によるサウンドはアコースティックでこそ活かされたと言えるだろう。
動画ではワークショップのようすも残っているが、これがまたすばらしい。
ラウル・ミドンもレニー・ブローから教えを受けたというような発言をしているのだけれど、おそらくこうしたアメリカ国内を回って行なわれていたワークショップに参加したのではないだろうか。
こういう「点と点がつながる」ような発見があると、がぜん原稿を打ち込むタイピングのスピードも速くなるってもんだ(ほんとか?)
また発見できるようにがんばろっと。。。