Jabuticaba(ジャボチカバ)の加納奈実&永武幹子インタヴュー記事が「jazzLife」3月号に掲載されています!

富澤えいちの執筆担当記事の紹介です。

サックスとピアノのデュオ・プロジェクト、ジャボチカバのお二人に、ファースト・アルバム『ジャボチカバ』について、出逢いやキャリアを含めて、語っていただきました。

もともとは、ライヴハウスのセッティングで共演、こうした継続的な活動に発展したとのこと。

そういう意味でも、化学反応を引き起こす“場”であるライヴハウスの存続は、音楽文化にとって要であり、その対策は急務といえるでしょう。

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Jabuticaba/CD/OWL-020

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jazz Life (ジャズライフ) 2021年 03月号 雑誌 /ジャズライフ

3/9のお風呂BGMはビアリストックス

 

https://music.apple.com/jp/album/bialystocks/1551994429

たぶんTwitterだったと思うのだけれど、タイムラインで菊池剛さんがアルバムについて触れていたのでチェックしてみたのがビアリストックスというバンド。

ジャンルはJポップだけど、あちこちにジャズがちりばめられていて、明らかにJポップらしからぬところも盛りだくさん。

菊池剛さんは歌っていないようだけど、お風呂で寛ぎながら聴いているのはとてもいい。

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ギャラリーストーカーは文化を蝕むたちの悪いウィルスである

月〜金は録画しておいた地上波MX「モーニングクロス」を、起きてきた9時か10時ごろから飛ばし飛ばし(東京都のインフォメーションや芸能ニュース、CMなど)しながら観ているのだけれど、日替わりのコメンテーター陣のオピニオンクロスというコーナーが、あまりテレビでは取り上げないテーマを掘り下げるのでおもしろくチェックしています。

3/5は毎日新聞記者の中嶋真希氏が“ギャラリーストーカー(アートストーカー)”について解説。

記事も毎日新聞のサイトに上げてあるというので、合わせて紹介したいと思いました。

“ギャラリーストーカー”とは、要するに展示会の観覧者の一部に、節度を超えた出展者への接触をはかろうとする輩がいる状態のことを指しています。

記事では、女性のアーティストに対して、作品にかこつけた性的な会話や接触をはかろうとする例が挙げられています。

作品を買い上げて食事に誘うというゲスな例もあるというから困ったものです。

挙げられている例はほぼわいせつ事例に該当するような悪質なものと思われますが、それ以外でも“ギャラリーストーカー”は持論の押しつけやアーティストの拘束といった、犯罪とはいえないけれど迷惑行為であるケースも多いのではないかと思いました。

“ギャラリーストーカー”の犯罪行為手前の損害としては、

1)精神的な圧迫行為

2)営業活動の機会損失

3)鑑賞環境の破壊

が考えられます。

下心の見える感想や、マウンティングを目的としたアドヴァイスが生産的であることはほとんどありません。

むしろ、アーティストの気力を削ぐものでしかなく、百害あって一利なしでしょう。

作者(表現者)と会話できる機会に「舞い上がる」こともあるでしょうが、だからといって余計なことを言っていいわけはありませんね。

なにより、その場の大多数の観客の気分を害することは、ギャラリーという公の場で自己表現の機会をやっとの思いで実現させるアーティストたちに対する侮辱以外のなにものでもないと言うことが、もっと知られるべきでしょう。

この話に反応したのは、私も音楽のライヴ取材で会場を訪れたときなどに、こうしたシチュエーションになるときがあるからです。

招待客として終演後の楽屋に通されることもよくありましたが、個人的にはとても苦手で、関係者に見つからないようにさっさと会場を後にすることも多かったのを白状しましょう。

その理由は、「終演直後にホストへかける言葉を用意できることが少ないこと」。

ダメ出しをする立場にはないですし、そのダメがどういうダメなのかを検証する時間的余裕もないわけです。

そうなれば、「良かったです」しか言葉がないわけで、「今日はお招きありがとうございます」といった儀礼はあってしかるべきかもしれませんが、終演後の慌ただしさのなかでわざわざ手間を取らせてやることなのかと思っていました。

パフォーマンス後のアーティストも疲れているのにこうした儀礼を何人も同じように繰り返すのは苦痛なのではないかと思うのです(そちらは経験がないので、「良かったです」だけでも励みになるという人がいるかもしれませんから独断するのはよくないかもしれませんね)。

もっと近しい間柄で、ねぎらいの言葉がかけられるのであれば、この指摘には該当しないことを加えておきましょう。

「会いに行けるアイドル」界隈では、地下アイドルを含めて観客との線引きが(営業的な意味合いが強いため)ハッキリしているようですが、エンタテインメントから少し距離を置いたアートの世界になると途端にこのあたりの“マネジメント”が脆弱になるような感じを、この放送と記事で改めて感じた次第です。

CAMPFIRE

ヤマハがリリースしたスポーツ応援アプリがおもしろそうな件

Voicyで「ながら日経」を聴いていたら、ヤマハが「リモートチアラー」なるアプリをリリースしたというニュースが気になりました。

検索してみると、ニュース・リリースを発見。

その内容は、

ベータ版『Remote Cheerer』(2020年5月リリース)では、スマートフォンからボタンをタップすることで、ご自宅などの離れた場所からでも、スポーツ中継を観ながら、歓声や拍手をスタジアムに届けることができる

とのこと。

今回の正式リリースに際しては、「ユーザーインターフェースのデザインを一新」に加えて、「離れた場所にいてもみんなで応援が楽しめる新機能」の実装があったようです。

この「トークルーム」という新機能は、「テレビやDAZNなどの中継を観ながら、誰もが自由にルームを立てて、実況や解説、雑談などの音声トークを配信したり、それを聴いて楽しんだりすることができる」ようになっているとか。

ボクがコロナ禍で配信ライヴを観て感じたことのひとつに、もっと手軽に声援に代わるサインを送ることができるシステムが導入されないかというのがありました。

裏方として携わった配信でも、ネットに張り付いてYouTubeやTwitterからコメントを拾って、MCに読み上げてもらうといったことをしたのですが、「拾って」「読み上げる」という言葉どおり、アナログな作業でしか実現できなかったというのが2020年だった。

頭のなかには、ニコニコ動画の画面のようにコメントが流れる仕組みがほしいと思ってたのですが、YouTubeでの配信だとできないんですよね。

現在だと、TwitterやClubhouseを併用して、かなり多角的な盛り上げ方もできるような気がしますが、それでもツールが分散しているとタイムラグがや取りこぼしがあるからそれを解決するのはなかなか難しい。

「リモートチアラー」に触ってみることができる機会があれば、ぜひその可能性を探ってみたいと思っています。

差し歯が取れてしまったので直してもらいに出かけました【音楽ライターの日乗】

2021/03/01の磯子は雲が多いながらも晴れて風は少なし。

10時前には起きたものの、アラームはつけないようにしてしまった。

昼ごはんを食べて仕度をして、電車に乗って四谷三丁目まで。

車中、MacBookで締切の近い「ジャズライフ」の永武幹子さんのインタヴュー原稿のまとめ。東横線の横浜で座れると、新宿三丁目まで原稿に集中できるので捗る。

丸ノ内線に乗り換えて四谷三丁目。かかりつけの朝日デンタルオフィス。先週、食事中に差し歯が外れてしまったので、それを取り付けてもらう。

40分ほどで、経過の写真なども撮ってもらって、来月の定期検診とクリーニングの予約をしてから帰途につく。

復路も座れたので、原稿に全集中。

磯子駅前で買い物をして帰宅。