“才媛”エスペランサによる癒しの3曲編成組曲リリース【JazzClipping】

概要

エスペランサの最新プロジェクト『Triangle』登場。

エスペランサは、2019年にリリースした『12リトル・スペルズ』が第62回グラミー賞で最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバムを受賞している。

『Triangle』は3曲からなる癒しの組曲。

この3つのパートからなる組曲は、エスペランサが1年間にわたって行った共同作業から生まれたもので、ソングライターが他の治療方法や知識をどのように自分のプロセスや制作に取り入れることができるかを模索したという。それぞれの楽曲は、この世界的なパンデミックの中、家に閉じこもっていることによる緊張や悲しみを和らげるために、ユニークでありながらも関連性をもって影響を与えられるようにデザインされており、それぞれの楽曲は、音楽療法、神経科学、アメリカ黒人音楽、スーフィズム、南インドのカーナティック音楽など、さまざまな分野の専門家と相談しながら作曲された。

このプロジェクトの公開された映像がこちら。

1〜3まであります。

補足

瞑想的なトラックを選んで作られたというだけあって、とても心地よく脳を活性化してくれます。

おそらく3のエンディングは1に続くと思われ、従って無限のループのなかで温かな波動に包まれることができる、という試みなのではないかと推測されます。

この不思議な体験を、味わってみませんか?

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12リトル・スペルズ/CD/UCCO-1205

規模縮小で開催模索 仙台・定禅寺ジャズフェス 6月に最終判断【JazzClipping】

クリッピング記事

仙台市中心部で毎年9月にある「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」を主催する協会は5日、今年の参加バンドの募集を始める。昨年は新型コロナウイルスの影響で初めて中止した。今年は規模を大幅に縮小して開催する方向で、最終判断は6月まで先送りしたものの準備は進める。

補足

定禅寺ジャズフェスは2019年に取材の機会がありましたが、規模の大きさと運営体制の特殊さゆえの苦労を耳にして、改めて街フェスや行政との付き合い方の難しさを考えさせられました。

“杜の都”と形容されるのがよくわかる中心部の町並みのなかで、あちこちからジャズが漏れ聞こえてくるこのイヴェントの魅力は変えがたいものだとの実感も。

6月の続報もフォローしたいと思います。

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📒ジャズピアニスト・小曽根真「チックさん、帰っておいでよ」盟友でもあるジャズ界の巨匠チック・コリアを偲ぶ【JazzClipping】

クリッピング記事

小曽根さんは、チック氏が「人を評価しない」存在であったと振り返ります。

補足

1982年にバークリー音楽大学留学中の小曽根真がコンサートで共演したチック・コリアに学んだこと。

それが「評価をしない」。

つまり、相手を決め付けないということ。

深い言葉ですね。

小曽根真さん60歳、チック・コリアさん80歳で共演ステージが予定されていたのですが、そのマインドを吸収した小曽根さんのプレイのなかに、チックとのコラボレーションの証を味わうことができるはず。

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Chick & Makoto -Duets-/CD/UCCJ-2136

📒ジャズピアニスト・数学教育者 中島さち子さんに聞いた「未来のリーダーに求められること」【JazzClipping】

クリッピング記事

中島 さち子さんとは

ジャズピアニスト・数学教育者
(なかじま さちこ)高校在学中に国際数学オリンピックインド大会に出場し、日本人女性初の金メダルを獲得。東京大学理学部卒業後、音楽の道へ。2010年より数学関連活動も再開し、数学や音楽についての講演・ワークショップ活動も開始。2018年より、内閣府「STEM Girls Ambassadors」就任。経済産業省が推進する「未来の教室」実証プロジェクトをはじめ、多様な STEAM 教育プログラム開発を行う。著書に『音楽から聴こえる数学』(講談社)ほか。

記事のプロフィールではジャズの活動に触れていないので、詳細はご本人の公式サイトを参照ください。

補足

タイトルからもわかるように、ジャズ(音楽)の話題ではありません。

ただ、“自由”の不便さと大切さ、楽しさを知っているだろう中島さんがこうしたポジションでリーダーシップを発揮されることに、期待したいと思います。

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