長崎まるごと満喫ツアー顛末4

 

先週末の「長崎まるごと満喫ツアー」レポートの続編です。

 ⇒長崎まるごと満喫ツアー顛末1

 ⇒長崎まるごと満喫ツアー顛末2

 ⇒長崎まるごと満喫ツアー顛末3

 

2日目のランチは、佐世保湾に突き出た半島の入江にある

「マルモ水産」という海上かき小屋で焼きガキです。

九十九島かき・マルモ水産-174813

大型バスがやっと入って行かれるかというほどの狭い

湾沿いの道を進んでいくと、ほったて小屋出現。

SUNP0039

なかに入ると、側溝に使われるコンクリートの器に

炭火が焚かれて、網を張ったうえで牡蠣を殻ごと

焼いて食べます。もちろん、セルフサービスです。

軍手は用意されていますが、けっこうアッチッチ!

でも、美味いわ楽しいわ。

海の幸を満喫して、ランチ終了。

 

小屋の親父さんの話では、今年はやはりまだ

生育が遅いとのこと。

「10月中旬くらいだったら、もっと大きい身の

牡蠣を出せたんだけどね」

と恐縮してましたが、

いえいえ十分です、ボクら十分に堪能しましたよ~。

SUNP0037 CFネッツ倉橋社長牡蠣を喰らうの図

結局、1人1kgくらい食べた計算に。

と言っても、殻込みの重さですけど。

 

食後はバスでちょっと移動して、

倉橋社長が所有する九十九島の1つの島を

見学することに。釣り船をチャーターして出航。

この予定も、台風で雨風がひどかったら中止

だったのですが、無事に決行できました。

SUNP0041

ライフラインはあるものの、まだ開発していない

状態の島へも上陸できました。

写真は船上で、カミさんと、

CFネッツの名ディレクター今野さん。

別名セミコン改めツアコン(笑)。

 

今回のツアー・スケジュールもこれで終了。

あとは長崎空港から東京羽田へ帰るだけ――。

 

だったのですが、船上でツアコンの今野さんが

旅行会社とやりとりをしていたところ、

すでに台風の影響で予定の飛行機が欠航

しているとのこと。

 

すかさず帰路を新幹線に変更して、乗車手配。

今野さん、さすが~(パチパチパチ)。

 

バスの運転手さんに行き先を長崎空港から

博多駅に変更してもらって、一行は再びバスで

飲みながら東京へ帰るつもりになります。

 

さて、東京へ無事に帰れたのかは、次回。

 

 

 

 

 

サヴォイで活躍したチック・ウェッブの映画NYで上映[ジャズキュレーション]

 

伝説のドラマー、チック・ウェッブと、彼が活躍したサヴォイ・ボールルームとは?

伝説のドラマー、チック・ウェッブと、彼が活躍したサヴォイ・ボールルームとは? - シネマトゥデイ-134704

[シネマトゥデイ映画ニュース] 第50回ニューヨーク映画祭(50th N.Y.F.F)に出品されている作品『ザ・サヴォイ・キング:チック・ウェッブ&ザ・ミュージック・ザット・チェンジド・アメリカ(原題) / The Savoy King: Chick Webb & the Music That Changed America』(中略)は、1926年にニューヨークのハーレムにオープンした収容人数4000人のダンスホール、サヴォイ・ボールルームと、そこで活躍した伝説のドラマー、チック・ウェッブに焦点を当て、彼が身体障害の逆境を乗り越え、いかにデューク・エリントンやエラ・フィッツジェラルドとバンドを組んで、名声を得ていったかを描いた話題のドキュメンタリー作品

こんな映画が制作されていたようです。

監督は、ベニー・グッドマンに興味をもって

伝記を読み進めるうちに、彼よりも人気があった

ライヴをサヴォイ・ボールルームで行なった

チック・ウェッブを知って、映画をつくてしまったと。

サヴォイという大きなダンスホールをめぐって

音楽家同士が切磋琢磨し、熱狂的にその演奏が

迎えられていたというのが1930年代のニューヨーク。

その象徴として君臨したチック・ウェッブというドラマーに

スポットを当てた映画ということのようです。

日本公開はどうなるのかな?

情報が入ったら、またお知らせしましょう。

 

ところで、記事中でなぜか監督とプロデューサーの間に

挟まってコメントまでしている人物がいます。

彼の名はロイ・ヘインズ。

ビバップを象徴するビッグ・ネームのドラマーで、

いまだに現役。1925年生まれですから、87歳になるのかな。

サヴォイのチック・ウェッブの息吹を伝える生き証人

ということで駆り出されたんでしょうね。

彼もウェッブと同じく、エラ・フィッツジェラルドのバックなどで

演奏してましたから。

これは2005年のロイ・ヘインズのジャズ・フェスでの演奏。

曲目は「クェスチョン&アンサー」という、パット・メセニーの曲です。

この曲は1989年に制作された『クェスチョン&アンサー』という

アルバムのタイトル曲。

パットとベースのデイヴ・ホランドとヘインズの

トリオ・セッションで吹きこまれました。

本人も気に入ったようで、このようにライヴで演奏しているほか、

自己名義のアルバム『ファウンテン・オブ・ユース』でも

取り上げています。

ロイ・ヘインズのナマは、来日したときに観たことがありますが、

エッジーなドラミングにビックリした記憶があります。

ロイ・ヘインズの代表作と言われている1枚が、

1958年制作の『ウィ・スリー』。

ピアノのフィニアス・ニューボーンがリーダーなんじゃないの?

なんて嫌味を言われたりしますが、いえいえそんなことないよ。

このテンポであの表現ができるドラマーは、

やっぱり彼じゃなくっちゃね。

ロイ・ヘインズ(Roy Haynes , 1925年3月13日 – )は、アメリカのジャズミュージシャン、ドラマー。アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン生まれ。
1940年代なかばからルイス・ラッセル、レスター・ヤングらと活動したのち、1949年から1953年にビバップの最重要人物、チャーリー・パーカーのグループで活躍した。その後もマイルス・デイヴィスやサラ・ヴォーン、ジョン・コルトレーン、セロニアス・モンク、エリック・ドルフィー、チック・コリア、パット・メセニーなどの重要レコーディングに参加するなど、80歳を超えた現在でもジャズシーンの先端を行く貴重なミュージシャンである。(引用:Wikipedia)

 

 

 

 

 

長崎まるごと満喫ツアー顛末3

 

先週末の「長崎まるごと満喫ツアー」レポートの続編です。

 ⇒長崎まるごと満喫ツアー顛末1

 ⇒長崎まるごと満喫ツアー顛末2

 

引き続きバスのなかでは酒盛りをしながら(笑)、

本日の宿泊地であるハウステンボスへと向かいます。

繰り返しますが、台風17号が迫っているにもかかわらず

雨はほとんど降っていません。

 

ホテルヨーロッパ HOTEL EUROPE-163047

ハウステンボス内のホテルヨーロッパ到着。

 

チェックインすると、すでに夕食の予定時間!

急いで館内の和食処「吉翠亭」へ。

吉翠亭|レストラン バー|ホテルヨーロッパ HOTEL EUROPE-164050

メニューはこんな感じでした。

CCI20121004_00000

どれも凝った料理で、九州の味を堪能。

 

食事が終わると、屋外で3D映像イリュージョンの

ショーが始まるということで出かけました。

SUNP0031

ハウステンボスは夜も散策が楽しめるように

イルミネーションが凝らされています。

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この塔の前の広場で待っていると、ショーが

始まりました。

建物に3D映像を映写するアトラクションです。

トイカメラの動画なので画質が悪いですが、

動いている雰囲気だけでも味わってください。

ハウステンボス3D映像イリュージョンの動画

 

終演後はフラッと周辺を一周してからホテルに帰り、

二次会組と別れて部屋へ戻りました。

さすがに朝早かったので、寝ます(笑)。

 

翌朝は、雲が多いものの、晴れ間も見えます。

繰り返しますが、台風17号が接近してます。

 

朝食券をいただいていたので、どこで食べようかな?

ホテル内の数カ所で使えるので、好きなスタイルの

食事処で朝食をとることができるんです。

レンブラントの絵が飾られている「レンブラント・ホール」

もよかったけど、ボクら夫婦はメインダイニングの

「デ・アミドラル」にしました。

 

運河の見える席に通されると、ウェイターが

「お目覚めにスパークリング・ワインはいかがですか?」と

勧めてきたので、もちろんお願いしました。

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メニューの選択肢はオムレツかサラダ。

ボクはサラダのほうを選びました。

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サーモンも付いていますが、基本的には

野菜主体の一品です。美味しかった~。

 

さて、午前中は自由行動だったので、

自分たちでなにをするかを決めます。

ボクら夫婦は「幻のゴッホ展」を見ることにしました。

幻のゴッホ展|イベント&ニュース|ハウステンボスリゾート-172219

全52作品のなか、日本初展示が36作品。

門外不出だったのかもしれませんが、

見た印象で言えば「出さないほうがいいかも」

という判断だったんじゃないか、と(笑)。

 

それでも何点かは、「うん、なかなかいいなぁ」

と感じる作品があったので、それほど

がっかりせずに済みましたが(笑)。

 

それにしても、ゴッホっておもしろい人ですよね。

ヤマっけがあるというか、ヘタなのに

めげないというか。

 

この展覧会を見るには、パレスハウステンボスの

前庭で開催中の「ガーデニング・ワールドカップ

フラワーショー」の会場を通らなければならないため、

こちらの入場料も徴収されます(泣)。

 

ということで、フラワーショーも見ることにしました。

SUNP0036

世界でも有名なガーデナーが作った庭も

見ることができたので、けっこう楽しめました。

場内ではワインの試飲などもあって、

昼食の予定がなければゆっくりと庭を楽しみ

ながら遊べるんじゃないかと思います。

 

しかし、我々一行は、昼食を摂るべく、

12時集合でハウステンボスを後にして、

九十九島をめざしました。

 

九十九島で舌鼓を打った話と島めぐりの話は次回。

 

 

 

 

 

シールマンス90歳の誕生日を音楽家仲間が祝う[ジャズキュレーション]

 

Musician friends celebrate Thielemans’ 90 years

Musician friends celebrate Thielemans' 90 years- 毎日jp 毎日新聞 -210517

「ハモニカおじさん」ことトゥース・シールマンスが

90歳の誕生日を迎えたそうです。

 

ボクも1度、インタビューをしたことがありますけど、

そのときもオジイちゃんでしたね(笑)。

オフレコの色っぽい話になると目を輝かせていた

のが印象に残ってます(笑)。

トゥース・シールマンスの代表曲「ブルーゼット」。いい曲です。

映像はティーヴィー・ワンダーとの共演。

 

そして、ジャズ史上に残る名盤はこちら。

 

トゥース・シールマンスは、デュオで光を放つという

特異なサウンドをもっている稀有なミュージシャン。

ぜひまだまだいい音楽を生み出してください。

 



 

 

 

 

長崎まるごと満喫ツアー顛末2

 

長崎まるごと満喫ツアー顛末1のつづきです。

 

バスは一路、伊万里へ向かいます。

クネクネとした山間を抜けていくと、

「焼き物とフルーツの里 伊万里」に到着。

 

早速、伊万里陶苑におじゃまして、陶磁器製作の

現場を見学させてもらいました。

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大きな鉢のようなものですが、なにを作って

いるのでしょう?

SUNP0009

ロクロを前に製品ができあがっていくところを

説明してもらいますが、素人にはちょっと

難しいかな?

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こちらは「絵付け」の作業場。

基本的に分業で、指定されたデザインのものが

次々とできあがっていくというわけです。

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こちらでは、片岡鶴太郎さんやさかなクンの

デザインも絵付けしています。

左利きの人が書いた筆跡をなぞるのは

けっこう難しいんですよ~、などと

実演を交えながら見せていただきました。

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仕事道具に使われているのも、

澤田痴陶人デザインの器でした。

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中央でみんなが見ている皿が

さかなクンによるデザインのもの。

さかなクン(本名:宮澤正之)は、日本の魚類学者、タレント、イラストレーター。魚の生態や料理法についての豊富な知識で知られ、講演や著作活動など幅広く活躍している。2006年、東京海洋大学客員准教授に就任。その他、特定非営利活動法人自然のめぐみ教室海のめぐみ教室室長でもある。(引用:Wikipedia)

 さかなクン

 

このあと、特別に絵付け体験をさせてもらえる

ことになりました。

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呉須の絵の具1色でデザインをするのは

かなり難しいです。やっぱりなにごとも

体験してみないと、その奥深さはわからない

ですね。左の大皿は練習用。手前が一応、

ボクの作品になります。15分ほどでちゃちゃっと

書いてみました。これがどんなふうに

焼きあがるのか、楽しみです♪

 

伊万里陶苑を後にして、一行は

秘窯の里大川内山へ。

大川内山はオオカワチヤマと読みます。

 

なんでも、江戸時代に献上品などの高級陶器を

作っていた鍋島藩が、その技法の漏洩を

恐れて、山深いこの地へ藩の窯を移したとか。

三方を山に囲まれ、独特の景観があります。

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里の入り口に架かっている橋は陶器の

タイルでできていました。

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欄干も伊万里焼。風情がありますね。

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散策していると、あちこちに焼き物を利用した

オブジェがありました。

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SUNP0026 石畳の坂道

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あちこちに窯があることを示す

レンガの煙突がありました。

SUNP0028 鯉が泳ぐ池にも陶器タイルが

SUNP0029 これは公衆トイレ

 

焼き物の里の雰囲気にひたった後は、

今夜の宿泊地であるハウステンボスへ。

 

ハウステンボス滞在記は次回。

 

 

 

 

 

長崎まるごと満喫ツアー顛末1

 

先週末は、九州を旅していました。

このツアーを企画してくれたのはCFネッツ。

不動産全般のことに関してまるごとお世話になっている、

とっても頼りになる会社です。

なぜそこが旅行の企画を?

という疑問もあるでしょうが、この会社が企画する

年に何度かの旅行は、社長と一緒に飲み歩くという

おもしろいものばかり。興味がある人は(旅行も不動産も)

こちらをチェックしてみてください。

CFネッツのホームページ

 

さて、集合は8時に羽田の出発ロビー。

台風17号が接近しているというニュースを聞きながら

搭乗手続きを済ませて、あとは飛ぶばかり。

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窓の外にはボーイングの新型機787が見えました。

残念ながら搭乗予定の福岡空港行きは

これじゃなかった・・・。

 

「少し揺れるかもしれないね」と同行の人たちと

言っていたにもかかわらず、ほとんど揺れずに

福岡空港着。

しかも、雨は降ってない!

 

空港まで迎えに来ていたバスに乗り込んで、

まずは九州上陸を祝って乾杯(笑)。

 

そして移動したのは、佐賀県呼子。

呼子(よぶこ)と言えば、イカ。

さっそくお昼は活きたイカをいただく算段です。

 玄海いか舟処呼子海舟本店

 

ドヤドヤと総勢12名の「まるごと満喫ツアー」

略して「まる満ツアー」の面々が到着。

出迎えてくれたのは、空飛ぶイカでした(笑)。

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たぶん、一夜干しを作ってるんでしょうね。

グルグルとイカが回って、客を呼び込んでいます。

吸い込まれるように、団体客がどんどん

店のなかに入っていきます。

呼子のイカの集客力、恐るべしっ!

 

席に着くと、すぐにメーンのイカ登場。

SUNP0006

す、す、透き通ってる・・・。

もちろん、まだ動いてます。

あっというまに1人1パイのイカがなくなっていきます。

思わず「おかわり!」。

いままで食べたイカを比べるのがもどかしいくらい

まるで別の食べ物のような美味しさでした。

 

満腹・満足したあとは、再びバスに乗車。

向かった先は、佐賀県伊万里の窯元。

 

この続きはまた次回。

 

 

 

 

 

Twitter利用料金請求書がきました(笑)

jazz_aetさんの結果 - Twitter利用料金チェッカー-165130

9月のTwitter利用料金請求書がきました。

なんでも、9月2日から10月2日までのボクの利用状況が

72ツイートで2,185円。

基本料金やシステム利用料と併せて14,545円になるとのこと。

 

もちろん、これは冗談なんですが・・・。

 

自分のTwitter IDを打ち込むと、このように計算

してくれるというもの。

 

基本情報はTwitterから引っ張ってくるので、

現在の利用状況に応じて換算してくれます。

 

おもしろそうだと思う人はこちらをどうぞ。

Twitter利用料金チェッカー

 

確認してなにになるんだと言われればそれまでですが、

自分のTwitter利用度がどんなものなのかを

数値化してくれるという意味ではなかなか

おもしろいサービスなんじゃないでしょうか。

 

だからって、もちろん払いませんからね~(笑)。

 

 

 

 

 

 

本棚が勝手に消滅する時代なのだ

ほんの一週間ほど前に、電子ブックについてここで書いたばかり。

電子ブックリーダー雑感

そうしたら、すぐ後に、こんな記事を目にした。

楽天 Raboo が年度末で終了へ、kobo touch 移行で 3000円引き

楽天 Raboo が年度末で終了へ、kobo touch 移行で 3000円引き - Engadget Japanese-143826

Reader も Reader ストア他に対応しますので、まあ全く使い道がなくなるという心配はありません。とはいえ DRM 緩和の続く電子音楽分野と異なり、電子書籍分野ではまだまだ DRM が横行している以上、Raboo 利用者ではなかったという人も電子書籍を買うときは長生きしそうなストアを選ぼうと思わされるニュースです。

やれやれ。Readerストアは楽天ポイントがつかないので、

同じコンテンツなら楽天Rabooを使っていたから、これはイタイ・・・(汗)。

 

ストアによる囲い込みというオイシイ話があるから

企業が進出するというのは理解できる。

でも、進出して顧客を得たら、責任をもって管理してほしい。

っていうか、これはプラットフォームの仕様の問題だから、

政治的な判断というわけかな?

 

せっかくリーダー端末のメリットを前のブログで書いたけど、

こういうリスクもあることは理解しておきたい。

 

Rabooのサイトを見てみると――。

Raboo Rabooサービス終了のお知らせ-144827

すでにRabooにてご購入いただいたコンテンツに関しましては、サービス終了後も、現在ご利用いただいている端末にてご利用になれます。
ただし、2013年4月1日(月)以降はご購入いただいたコンテンツにおきましても再ダウンロードできません。
必ず2013年3月31日(日)までにダウンロードいただきますようよろしくお願いします。

要するに、買った電子書籍は、自分のリーダーでは読み続けられるが、

消しちゃったりしたらもう再ダウンロードできないよ、ということ。

PCの寿命などを考えると、3~4年で、自分が買った本は

自動的に消滅しちゃうというわけだ。なんだか「スパイ大作戦」だなぁ(笑)。

 

 

 

 

 

きょうはヘンタイの特異日だった[ジャズキュレーション]

朝食を終えて、何気なくテレビ番組のチェックをしていると

NHK BSのアーカイブスで桂枝雀(二代目)七回忌という

プログラムがあった。ついつい見入ってしまう。

この番組では、枝雀の高座もたっぷり流してくれたが、

見ていて気づいたのは、彼の身体が激しく動くこと。

これは生前から指摘されていたけれど、改めて見ると

異常なほど位置がずれていく。

一席を終えると、左膝の方向へズリズリっと滑り落ちている。

アップの画面なら外れてしまうほどだ。

かなりヘンタイな噺家だと思っていたけれど、

やっぱりその印象は間違ってなかったな(笑)。

 

夜は、カナダ大使館へ出向いて、イヴェント鑑賞。

「グレン・グールドの夕べ」と題して、カナダ出身のこの

天才ピアニスト生誕80周年を祝うための、特別ライヴが

大使館内にあるオスカー・ピーターソン・シアターで

行なわれた。

DVC00001 大使館地下にあるシアター前

出演は、山中千尋(ピアノ)と東保光(ベース)のデュオと

ヤン・リシエツキのソロ・ピアノ。

 

山中千尋はグレン・グールドのために新作を披露。

1995年生まれのリシエツキは、現在、トロントのグレン・グールド

音楽学校に在籍中で、グールドが弾いていたスタンウェイを

使ってレコーディングをしたと言っていた。

これのことだな、きっと。

20世紀のクラシック界を代表するヘンタイ・ピアニストである

グレン・グールドへのオマージュがたっぷり詰まった

両者の演奏は、それぞれに解釈が違っていておもしろかった。

 

その後、渋谷へ移動して、ラスト・ワルツへ。

「マルチポリパフォーマンス」 ’1×1= ∞’

と題されたステージの2ndセットに潜り込む。

ポリパフォーマンスとは、鈴木よしひさが開発した、
ギターを弾きながら、足鍵盤でベースを弾き、ボイパーでドラムをやる、という画期的なワンマンバンド的奏法!
それに、マルチパフォーマンス(4つの楽器を演奏)する松井秋彦が初ジョイント!(引用:http://lastwaltz.info/2012/09/post-4175/

これが鈴木よしひさのポリパフォーマンス。

しかし、実際のライヴはこんなもんじゃぁないよ(笑)。

迫力が違うから、ぜひ見るべき。

こちらは松井秋彦のマルチ・パフォーマンス。

画面では見えないが、ポコポコというクラーベとピアノ、そして

口ドラムをリアルタイムで重ねている。それも違うリズムで・・・。

 

この2人が一緒になってライヴをやったのだから、平凡な

音楽が生まれるはずがない。

 

う~ん、締めのヘンタイ度がいちばん高かったかな(笑)。

 

それにしても、朝から晩まできょうはヘンタイだらけ。

そのおかげでなんだかとっても気分がイイんだけど、

なぜだろうか? ボクもヘンタイってこと???

 

 

 

 

 

キミはなにをヒップだと思うのだろうか?[ジャズキュレーション]

先日、横浜赤レンガ倉庫のモーションブルーヨコハマに

hip chickというバンドのライヴを観に行った。

 

市原ひかり率いる5人組のAORなサウンドを指向するバンドだ。

もともとは、彼女が洗足学園音楽大学時代の仲間と結成した

バンドが母体。

そんな話を、彼女がデビューした2005年の取材時に

聴いた覚えがあった。

 

では、学生バンドがそのままズルズルと活動を続けているのか

と言えば、もちろんそうじゃない。

 

というか、学生バンドのメンバーがみんなすごかった、

と言ったほうが正確かもしれない。現メンバーは、それぞれ

引っ張りだこのミュージシャンになって現在に至っている。

 

当夜は「What is Hip Chick」という、自分たちのバンド名を

もじった曲を披露してくれた。

そのMCで、この曲が日本のフュージョンの名バンド

What Is HIP ?

を意識したものであることを、作曲者の倉内達矢が

明かしていた。

 

What Is HIP ? は1991年1月にギタリストの松木恒秀が

結成したバンド。当時は六本木PIT INN、いまは新宿に

拠点を変えて活動を続けている。

松木恒秀は、日本のフュージョン黎明期を彩った

ザ・プレイヤーズ(コルゲン・バンド)の右腕として活躍。

なんとまあ、こんな音源がアップされてた。

 

What Is HIP ? の結成には、このコルゲン・バンドはもちろん、

山下達郎の初期のアルバムが深く関係していることが、

このサイトに本人談として載っていた。

【連載】PIT INNその歴史とミュージシャンたち

第13回:松木恒秀さんが語る「ピットイン」との長くて深い関係 <後編>

 

 

ところで、このWhat Is HIP ?というネーミング、最初はバンド名も

適当でHIPとだけ付けていたようだけど、それがこれになったのは、

たぶん1973年にリリースされたのタワー・オブ・パワーの曲が

影響しているんじゃないだろうかとは、誰もが思うだろう。

強烈なファンク・ビートに目眩くホーン・アンサンブル。

ダンスがかっこいいなぁ~♪