ジャズフェスは本来、こうした周辺のジャズ力アップを目的としなければ
ただのイヴェントに終わってしまうんだと思います。
モントルー・ジャズ・フェスティバル開催に合わせて講座開催へ カナロコ
講師は、佐山雅弘さん(ピアニスト、ミューザ川崎アドバイザー)、守屋純子さん(同、昭和音大講師)、国府弘子さん(同、川崎文化大使)、小山太郎さん(ドラマー、昭和音大講師)、中村誠一さん(サックス奏者、洗足学園音大客員教授)の5人。
こんな豪華な講師陣にジャズを教わるなんて、それだけでどんだけ
「幸せモン」なのかということを知らない人は、生きてちゃいけません(笑)。
とまあ、過激なことを言いましたが、
要するに「ジャズを知らない人は人生の楽しみの半分を損している」
ということを言いたかっただけなので、かんべんしてね
それでは、講師のご紹介をば。
佐山雅弘さんはヴィンテージ・トリオの「サマー・タイム」のライヴ映像。
大坂昌彦さんの長~いイントロも、メロディが始まると「ああ、なるほど」
と思わせるところが、この「大人のピアノ・トリオ」のなせる技(笑)。
守屋純子さんの真骨頂は、なんといってもビッグバンドを統率できること。
独特のサウンドをこの大編成で表現できるというところに
彼女のアーティストとしての存在感が示されている、ということなんです。
国府弘子スペシャル・トリオの2010年の演奏。
彼女のメロディの強さ、このトリオの自由さが出ている映像です(笑)。
ドラムの小山太郎さんの紹介映像は、ドラムだけになかなか難しいなぁ。
それでも、たとえばこの「テルミー・ア・ベッド・タイム・ストーリー」を聴いて観てもらえれば、
どれだけセンシティヴなサウンドをバンドにもたらしているのかが、
わかってもらえるんじゃないかと思うんだけど。
中村誠一さんの動画を探していたら、こんなものが・・・(笑)。
まあ、イントロデューシングとしては最適ではないかということでお許しを。
前のじゃ、わからんよ~という方のために、
最近の動画をご紹介しましょう。
もっと中村誠一を堪能したいなら、初期(1970年代)の山下洋輔トリオを
お買い求めくださいね。
受講料は3千円(5回一括)、定員50人。10月4、11、18、25日、11月8日のいずれも午後2~4時。申し込みは、はがきまたはファクスに、(1)氏名・年齢(2)住所(3)電話番号―のほか、「ジャズアカデミー受講希望」と記入し、MJF・ジャパン・イン・かわさき2012実行委員会事務局(〒210―0007、川崎市川崎区駅前本町12の1、リバーク3階、川崎市文化財団内)、ファクス044(222)5866。9月20消印有効。
問い合わせは、同実行委員会事務局電話044(222)5866。
これだけの日本ジャズを代表する面々が教鞭をとってくれるというのですから、
興味がある人はぜひお問い合わせをするべきでしょう。人生を後悔しないためにも。
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