横浜の山下公園でインドを味わう

土曜日のお昼ごはんをどうしようか思案していると、

「山下公園でインドのイヴェントをやっている」

ということを思い出したので、行ってみることに

しました。

インドの文化紹介 「ディワリ・イン・ヨコハマ2012」 横浜・山下公園 14日まで - MSN産経ニュース-140737

インド・ヒンドゥー教の新年の祝い「ディワリ」を迎えるのに合わせた秋恒例の祭り「ディワリ・イン・ヨコハマ2012」が13日、山下公園(横浜市中区)で2日間の日程で始まった。今年で10回目。横浜は日本で初めてインド(ムンバイ)と姉妹都市協定を結ぶなどゆかりが深く、この祭りにも全国から多くの在日インド人や関係者らが集まるという。会場では、カレーなどのインド料理やインド産のワイン、ファッション雑貨、民芸品などを販売する約60店が並ぶ。また、民族舞踊などのダンスを披露するステージもあり、2日間で約20万人の人出を見込んでいるという。ほか、日印国交樹立60周年の節目を迎える今年限定で、特別に日本とインドの交流の歴史を紹介するパネル展も開かれている。(引用:産経ニュース)

もちろんお目当ては、会場で販売しているインド料理。

行ってみると、山下公園は人があふれていました。

ステージではインド舞踊やインド音楽演奏などが

披露されて、盛り上がっていましたが、それをよそ目に

腹ペコな我々は屋台へ直行。

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スリランカの焼きそばというのが目についたので、

ここで食料を調達することにしました。

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左がチキンカレー、右が焼きそばとキーマカレー。

スリランカでは焼きそばにカレーをかけるんだそうです。

やってみたところ、これがけっこう「いけるっ!」。

B級グルメの新手として流行るんじゃないかなぁ。

中央はスパイシー・ポテトで、香辛料たっぷり。

生ビールにベスト・マッチです(笑)。

これで合計2,300円のランチ・セットなり(2人分)。

場内の所々にテーブルが設置されているので、

食べ物を持ったままウロウロしなくてすみます。

このテーブルはステージのすぐ横だったので、

カレーをつまみながらインド舞踊などを

鑑賞することができました。

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舞台袖で次の出番を待つサリー姿の踊り子さんたち。

ステージにはけっこうその方面では有名な

方々も出演していたようです。

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なんで横浜の山下公園でインドのイヴェントなの?

と思う人もいるんじゃないでしょうか。

産経ニュースの記事にもあるように、横浜とムンバイが

姉妹都市ということが大きいのでしょうが、

そもそもなぜ姉妹都市かというと、明治維新以降の

開港時からインドとの交易が盛んであったこと、

多くのインド人が横浜に住んでいたことが

関係しているようです。

 

実は、山下公園にはそうしたインドとの交流の

深さを示すモニュメントが建っているんです。

それが、「インド水塔」。

関東大震災当時、100人以上のインド人が横浜に

住んでいて、28人が死亡。

横浜市では被災したインド人に救済の手を

差し伸べて、復興する街への呼び戻しにも

助力したそうです。

それを感謝する意味で贈られたのがこの塔とのこと。

(参照:タイムスリップ横浜

なるほど、そういうつながりがあったんですね。

 

と、ほどほどにお腹も満たされ、踊りも堪能したので、

場内のインド小物などを物色しながら、

関内の方へと散歩の足を伸ばすことに

しました。

 

 

 

 

当代随一のトロンボーンがハーレムを練り歩く[ジャズキュレーション]

 

 

ワイクリフ・ゴードン@Jazz Mobile in Harlem // N.Y.ジャズ見聞録

ワイクリフ・ゴードン@Jazz Mobile in Harlem    N.Y.ジャズ見聞録    ATN WEB SITE -ATNは音楽専門の出版社です。--203943

 

 

 

 

 

夏が本格化する7月4日の独立記念日のあとから8月一杯までの夕方、ニューヨークの5つの区の各地に、ピックアップ・トラックに牽かれた移動ステージが、公園や街角にやって来て始まるライヴ、ジャズ・モービルは、数ある夏のニューヨークのイヴェントの中でも、最もコミュニティに密着し、古い歴史を持つコンサート・シリーズである。(引用:N.Y.ジャズ見聞録)

 

写真家で音楽ジャーナリストの常盤武彦さんの

「スペシャル・フォト・エッセイ」に、この夏に行なわれた

ジャズ・モービルというイヴェントのレポートがありました。

「ジャズ・モービル」については↑この本にも書いてあります。

 

記事のトップにアップの写真が掲載されているのが、

トロンボーン奏者のワイクリフ・ゴードン。

 

彼はこの「ジャズ・モービル」の常連なのだそうです。

ワイクリフ・ゴードンは、リンカーンジャズオーケストラの

メンバーであり、ウィントン・マルサリス・セプテットの

元メンバーという経歴からもわかるように、ジャズの伝統を

大切にして、古きを温ね新しきを知るタイプの演奏家。

 

しかし、それ以上に、なんといっても圧倒的な

テクニシャンであることのほうが目を引くでしょう。

この動画が論より証拠。

ボクも日本でライヴを観たことがありますが、それはそれは

「すごいっ・・・!」のひとことでした。

彼の場合、超絶テクだけじゃなくて、エンタテインメント性も

たっぷりあって、飽きさせない。すごい才能だと思いました。

 

トロンボーンでテクニシャンといえば、思い出すのが

フランク・ロッソリーノ。

スライダーという「武器」のおかげで、ほかの楽器よりも

エンタテインメント性が高いぶん、リズムを刻むのがたいへん

というのがトロンボーンの特徴。

しかし、巧者はリズムの刻み方が見事なんですね~♪

 

・・・と、いろいろとトロンボーン関係をググっていたら、

以前から探していたアルバムを見つけてしまった!

ポチッとしてしまったので(笑)、届いたらその経緯を

ブログにちゃんと書きます。乞うご期待。

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amazonで検索すると、なぜか在庫がないのに「新品(1 ¥32,460)」と出てくるじゃないですか! しかも中古で¥6,157とくりゃあ、買えるわけないよ~(泣)。ところが・・・(以下つづく)

 

 

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No Mad No Life. (ノマド。をプロデュース 笑)

お昼を食べようと、横浜中華街へ。

秀味園でパリパリ鶏(笑)。

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店内暗く、ピンボケですみません・・・。

水餃子とナスの辛味炒めでお腹いっぱい~。

 

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きょうは、こんな格好で歩き回っていました。

背中のザックには、いつも家で使っている

15.6型ワイドのノートPCと電源など、仕事道具一式。

 

外出していても仕事ができるものかどうか、

試してみようと思ったわけです。

 

というのも、モバイルWiFiを買ったので。

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家で試してみたところ、光より速いんじゃないかって

思うくらい快適だったりしたので、フクザツな心境。

 

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niftyや、WiMAXなどでも同じようなキャンペーンを

やっていて迷ったのですが、

「いまなら楽天kobo Touchがおまけでついてくる」

という特典につられて、申し込んじゃいました(笑)。

 

ちなみに、ボクはソニのリーダーを所有しているので、

楽天kobo Touchはカミさんに取られてしまいましたが・・・。

 

ということで、使い勝手はどんなものかと、

外へ連れ出していたというわけです。

 

中華街でモバるのはなかなかむずかしいので、

(落ち着いてPCを開ける場所を知らないので)

根岸まで戻って、カフェハンズへ。

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このモバイルWiFiルーター、実はイー・アクセス社の端末

なのですが、対応エリアを調べてみると、

磯子はけっこうギリギリの端っこだったことがわかりました。

よかったぁ~。

来年3月までに順次、エリアが広がっていく

予定ではあるようですが。

 

それにしても、無理して光ケーブルを引いたのが

まったく無駄になるような手軽さ。

 

思わず光を解約しようかと思っちゃいましたが、

このモバイルWiFiルーターだけだと、

ボクが外出して持ち出してしまうと、

家に残ったカミさんがネットを使えなくなっちゃう

という不都合が生じてしまいます。

 

だったら2人ともモバイルWiFiにしちゃえばいいか・・・。

 

と思っちゃいますが、そうなると無線LANで

つないでいるプリンターが使えなくなっちゃうしなぁ。

それに、光もフレッツのマンション・タイプだと

3,000円しないので、プロバイダ料金を入れても

4,200円ほどと、微妙な高さだから・・・。

プロバイダを解約しなければいけないというのも

ネックだし。

ぜんぜん更新してないけど、ホームページがまだ

残っているので(笑)。

富澤えいちのホームページ「ジャズ四谷口」

 

ボクはまだガラケーなんですが、スマホで

デザリングできたほうがお得なのかとか、

いろいろ悩ましい問題も残されています。

 

結局、悩んでいるうちにまた新たなネタが

発生して、どんどん解決できなくなっちゃうんでしょうね。

 

悩んでいるうちが楽しい、という話もありますが(笑)。

 

 

 

 

ジャズとトヨタ生産方式の遠くて近い関係[ジャズキュレーション]

 

 

スタンダードジャズが歌う“出会い”に「ジャストインタイム」の真意を探る

スタンダードジャズが歌う“出会い”に「ジャストインタイム」の真意を探る-144408

「ジャストインタイム」というと、日本ではトヨタ生産方式の用語としての認識が強く、中には喜一郎氏が作り上げた「和製英語」と断ジる学者までいます。しかしジャズ愛好家の間では、米国で1960年代に流行ったジャズのスタンダードナンバーの題名として有名です。(引用:JB PRESS|田中正知 スタンダードジャズが歌う“出会い”に「ジャストインタイム」の真意を探る)

ビジネス関係のウェブをウロウロしていたら、

こんな記事が目に止まりました。

書いているのは、田中正知氏。

田中 正知 Masatomo Tanaka

ものつくり大学名誉教授・特別客員教授。東京大学大学院経済学研究科特任研究員。Jコスト研究所代表取締役。トヨタ自動車で製造課長、生産調査部部長、物流管理部長などを歴任。著書に『「トヨタ流」現場の人づくり』(日刊工業新聞)、『考えるトヨタの現場』(ビジネス社)、『トヨタ式 カイゼンの会計学』(中経出版)、共著書に『トヨタ 原点回帰の管理会計』(中央経済社)などがある。

いささか牽強付会過ぎないかと思いながら、

おもしろく読ませていただきました。

 

記事に出てくるディーン・マーティンの「ジャスト・イン・タイム」はこれ。

 

1960年の映画「ベルは鳴っている」で歌われた曲のようですね。

ディーン・マーティン(Dean Martin、1917年6月7日 ステューベンヴィル – 1995年12月25日 ビヴァリーヒルズ)は、アメリカ合衆国の俳優である。ジェリー・ルイスとのコメディ・チーム「底抜けコンビ」で知られる。アメリカではディノ(Dino)の愛称で親しまれている。(引用:Wikipedia)

彼が歌ってヒットさせた曲が、ジャズのスタンダードになっている、

それだけの影響力のある歌い手だったといっても過言ではないでしょう。

 

その1つが「ジャスト・イン・タイム」というわけです。

 

田中正知氏は記事中で「ジャスト・イン・タイム」と

「ジャスト・オン・タイム」の違いに触れていますが、

意味もさることならが、語感として

「ジャスト・オン・タイム」じゃジャズにならなかったかな、

と思ったりするんですが、いかがでしょうか?

グッとジャズに寄ったヴォーカルということで、

サラ・ヴォーンの名唱に触れていただきましょうか。

ベースからいきなりスタートするとことなんか

しびれちゃいますね~♪

もうちょっと濃いところで、ニーナ・シモンはいかがでしょう?

彼女もこの歌はけっこう残しているので、好きだったのかな。

そのたびに歌い方が違うというのも、興味深いですね。

聴き比べてみるとおもしろいかもしれません。

 

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JMでジャズにとっかかるんだったらコッチへ流れてもいいんじゃないか、と。[ジャズキュレーション]

 

JAZZはとっつきにくい? | Phile-webコミュニティ

JAZZはとっつきにくい?   Phile-webコミュニティ-180326

「JAZZはとっつきにくい?」なんてタイトルの

ブログ記事があったので、思わず読んじゃいましたよ。

 

書いているのは「ソウルの汗」さんという

「R&B、ソウル、HIPHOPがメインですが、

JAZZ、クラシックなども好きです☆」

と自己紹介している男性。

 

普段はロバート・グラスパーやロイ・ハーグローブ

を好んで聴いているようですが、いわゆる

HIPHOP系のジャズが好きな人って、わりと

ハード・バップに抵抗感がないようですね。

 

「ソウルの汗」さんがここで取り上げているのが

ジャズ・メッセンジャーズの1960年の作品。

ジャズ系のクラブだとハード・ローテーションかもしれない。

リー・モーガンとウエイン・ショーターがフロントの

ある意味ハード・バップ最強のユニットですよね、これ。

 

記事中にもあるんですけれど、サックスが好きなのに、

なぜかトランペットを贔屓にしちゃうというのは、

やっぱりトランペットのほうが素直だからなんじゃないでしょうか。

 

だけど、サックスの方に曲がっていったほうが

ジャズっておもしろいと思うんですよね。

たとえばこれ。

同じくトランペットとサックスの2管ですけど、

サックスの支配力が強くなってくるとサウンドの色が

ドヨ~ンとしてくるように感じませんか?(笑)

そうなると、どんどんコッチに傾いていきます。

いわゆるクラブ系の人たちが言う「スピリチュアル系」。

そんでもって、「スピリチュアル系」はここまで振れます。

もしかするとコルトレーンよりも神聖視されてるんじゃないか、

っていうくらいの存在がファラオ・サンダース。

なぜか日本公演の評判が芳しくありませんが(笑)。

「You’ve Got To Have Freedom」なら、ボクはこっちの

ヴァージョンのほうがオススメです。

ジョン・ヒックスが神がかってますね~♪

 

とまあ、ずいぶん「ソウルの汗」さんが推していた

ジャズ・メッセンジャーズからは離れちゃいましたけど、

こういう寄り道を楽しめるのも、ジャズの振れ幅の広さ

ならではなんじゃないでしょうか。

 

ちなみに、記事に出てくるトランペットの

クリスチャン・スコットはこんな感じのサウンド。

生ドラムンベースとエレピのブロック・コード、

クラブを意識してますね~。

こちらも凝ったつくりのサウンドで、かっこいいなぁ。

 

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ガガ様がアメリカの至宝に直オファー[ジャズキュレーション]

 

トニー・ベネットとレディー・ガガ、ジャズアルバム制作へ

トニー・ベネットとレディー・ガガ、ジャズアルバム制作へ│Daily News│Billboard JAPAN-232624

最近は激太りとかでワイドショーを賑わせている

レディ・ガガ。

その彼女が、トニー・ベネットへ

「一緒にジャズ・アルバムを作りましょう」と

オファーしたんだそうです。

トニー・ベネット(Tony Bennett, 1926年8月3日 – )はアメリカ合衆国のポピュラー音楽の歌手。ニューヨーク州クイーンズ生まれ。イタリア系アメリカ人で本名はAnthony Dominick Benedetto。芸名は本名を切り詰めたものである。
アメリカ合衆国において最高の男性ヴォーカリスト、エンターテイナーと称される存在。(引用:Wikipedia)

トニー・ベネットは大ベテランながら精力的に

活動を展開中のバリバリ現役です。

つい昨年も、急逝したエイミー・ワインハウスとの

共演を含む『Duets II』をリリースして話題になりましたね。

実は、このアルバムですでにガガ様とは共演していました。

そんなことがあったので、全面的に2人でアルバムを、

という話が進んだのでしょう。

これが前回の共演のプロモーション・ヴィデオ。

声の相性はとてもいいんじゃないでしょうか。

 

ジャズ・ファンにとっては、ビル・エヴァンスとの共演が

まず思い浮かぶのではないでしょうか。いや、浮かんでほしい(笑)。

こんな動いている共演の図があったなんて・・・(感激)

後半ではトニー・ベネットとクリント・イーストウッドが

思い出を語り合ってますね。これまた貴重な映像だぁ。

正編ももちろん名盤ですが、「アゲイン」もまたすばらしい。

両巨頭の魅力を余すところなく伝えてくれる

ジャズの世界遺産だと言ってしまいましょう♪

 

 

 

追悼ジョン・チカイ――フリーの最前線を歩き続けた男[ジャズキュレーション]

 

Danish saxophonist John Tchicai dies

Danish saxophonist John Tchicai dies- 毎日jp 毎日新聞 -210145

フリー・ジャズの先駆的な存在である

ジョン・チカイさんがお亡くなりになりました。

76歳だったそうです。

 

1960年代にデンマークからニューヨークへ進出。

記事の見出しの「デニッシュ」というのは、

デンマーク人の、という意味なんですね。

 

ジョン・コルトレーンの衝撃作『アセンション』に参加。

 

以降、ニューヨークのフリー・ジャズ・シーンの

先頭に立って活動を続けました。

まさに「フリー・ジャズの正統派」としても

異論はないのではないでしょうか。

 

実は、近作ならがフリー・ジャズのリファレンス本として

必ず目を通すようにしている『聴いたら危険!ジャズ入門』

をひもといてみたら、ジョン・チカイについての記述がない!

田中啓文氏はアチチなフリーがお好きなようなので、

ジョン・チカイはちょっとクラシカルな趣も多いため、

選に漏れたのではないかと推察しますがいかがでしょう?

これは2008年の高瀬アキさんとのデュオ。

2分ちょっとの映像なので、ガマンして聴いてみてください(笑)。

爆発の後にくる爽快感、それがフリー・ジャズの醍醐味なんです。

(ホントか???)

こちらは2010年のパリでのソロ。背景からすると、おそらく

小さなCDショップで開かれたフリー・ライヴなんじゃないかな。

いい音色だと思います。

ご冥福をお祈りします。

 

 

 

 

ボクもカプースチンはジャズじゃないに賛成だなぁ[ジャズキュレーション]

 

ジャズ愛好家に認められないカプースチン

音楽と節約と日常茶飯事 ... ジャズ愛好家に認められないカプースチン-001636

5年前、2ちゃんねるにカプースチンのスレッドが立ち、どんなものかと覗いてみれば批判の嵐。後半持ち直しというか賛成派も出てきましたが、ジャズの世界を知っている人たちにとってカプースチンの音楽は認められるものではなかったようでした。(引用:音楽と節約と日常茶飯事)

こんな記事が目に止まりました。

え? カプースチン?

ラスプーチンじゃないの??(笑)

ニコライ・ギルシェヴィチ・カプースチン(Nikolai Girshevich Kapustin、Николай Гиршевич Капустин、1937年11月22日 – )は、ウクライナの作曲家、ピアニスト、ミュージシャン。カプスチン、カプスティンとも表記される。(引用:Wikipedia)

「ジャズとクラシックを融合した独特の作風」

ということなので、早速動画を探してみると・・・。

辻井伸行くんが弾くと、なんてことはない曲に見えますね。

ジャズの影響と言うけれど、ロマン派っぽい感じ。

こちらはコンペ入賞の気鋭演奏家によるもの。

うん、ついつい惹きこまれますね~♪

でも、ジャズという認識は薄いかなぁ。

 

ボクは自分でジャズのボーダーが甘いほうだと

思っていたけれど、カプースチンには違う手触りが

あるような気がしてならない。

 

YouTubeにはご本人の演奏のほか、

12歳の天才少女によるものもアップされていたり

するので、ジャズ演奏家のカプースチンも

聴いてみたいですね。

これはジャズ・ファンにはおなじみの「マンテカ」を

カプースチン流にパラフレーズ=咀嚼したもの。

彼のジャズの解釈と、ジャズとの距離がよくわかる

のではないでしょうか。

こちらはカプースチン自身による「ブルー・ボッサ」。

このへんになると、ちょっとジャズかもしれないなぁ

なんて思わせてくれるから、混乱してきちゃう(笑)。

 

ジャズじゃないに賛成とは言ったものの、

やっぱり保留にしておきましょうか・・・。

 

ブログ「音楽と節約と日常茶飯事」さんのおかげで

刺激的な発見をすることができました。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 


ジャズが港に溢れ出していた日曜日の午後

朝からパラパラと雨が降り止まなかった日曜日。

午前中の予定を終わらせてから、ランチを食べようと

みなとみらいエリアへ繰り出す予定だったけど、

正午になってもまだ雨。

止みそうなんだけど、止まないという程度。

思い切って、自転車に乗って出かけることにした。

 

すると、徐々に雲が晴れてきた。

途中、関内で栄養を補給し、のんびりと

みなとみらいまで足を伸ばす。

そこでやっていたのは、ジャズ――。

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横濱ジャズ・プロムナードに連動して、

あちこちで野外のフリー・ライヴが行なわれていた。

周囲を観客が囲み、賑わいを見せている。

フリー・ライヴはビッグバンドが多いように感じた。

ビッグバンドのジャズは、フッと立ち止まって

聴いていても敷居が低く感じるのかもしれない。

テーマとアドリブがはっきり区別できるし、

多少ソロがへなちょこでも、ご愛嬌だ(笑)。

ソロが短いというのも、飽きないで聴いていられる

ポイントかもしれない。

ジャズ以外の曲もビッグバンド・アレンジなら

なじみやすい。いろんな人がいるから、

演奏者の誰かと目があって居心地が悪く

なることも少ないし(笑)。

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夕日が傾くころにはすっかり天気も回復。

ジャズは夜の音楽のように言われるけれど、

野外ということに限れば、

スカッと晴れた秋の午後に聴くほうが

やっぱり気持ちいいんじゃないだろうか。

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帰り道、ちょっと寄り道して

野毛のスタンディング・バールでひと休み。

野毛では大道芸フェスティヴァルをやっていた。

ちょうど終了の時刻だったので、

こちらの店内はかなり混雑。

いつもと趣向が違うけれど、

ジャズを味見してバールでお茶して帰る

という休日の過ごし方もたまにはいいね~。

 

 

 

 

 

 

長崎まるごと満喫ツアー顛末5

 

先週末の「長崎まるごと満喫ツアー」レポートの続編です。

 ⇒長崎まるごと満喫ツアー顛末1

 ⇒長崎まるごと満喫ツアー顛末2

 ⇒長崎まるごと満喫ツアー顛末3

 ⇒長崎まるごと満喫ツアー顛末4

 

長崎・九十九島からバスで福岡駅へ向かいます。

途中、雨が降ったり止んだり。

ようやく台風らしい雰囲気に(笑)。

 

早めに到着できたので、駅前で軽い食事

(というか飲み)をしてから新幹線に乗車。

 

ところが、台風17号は東海地方へ上陸したため、

乗車した新幹線も新大阪止まりになってしまいました。

あちゃ~・・・。

 

月曜日の朝には東京にいなければいけない人は

新大阪で乗り継げる便が発車しそうだという

話だったので、それに乗車することに。

ボクらは、無理をしないで新大阪に泊まることに

しました。

ツアコンの今野さんのお世話になって、駅前の

ホテルをとっていただきました。

 

新大阪に到着すると、帰京組と別れて、

雨の大阪を歩いてホテルに投宿。

 

翌日は晴れました。台風一過というほどの

晴天ではありませんでしたが、暑くならずに

それはそれでよかったかな、と。

 

すぐに帰るのももったいないので、

大阪を散策してから夕方の新幹線で

帰ろうかとカミさんと相談。

 

昨日乗車した新幹線が新大阪で

運航停止となったため、振り替えで

持っているチケットのままで帰れる

予定だったので、せっかくだから

遊んでいこうという魂胆。

 

夜の予定が入っていたのですが、

それまでに帰れればいいや、と。

 

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大きな荷物を新大阪駅のコインロッカーに預け、

書店でガイドブックを2冊ほど買ってから、

在来線に乗り込みました。

旅先で困らないように、ガイドブックへの投資は

ケチらないほうがいいです。

数万円かけて行っている旅行の成否を

数千円のガイドブックへの出費が左右する

こともあるからです。

ささいな情報でも、旅人にとっては貴重なもの。

 

とりあえず梅田(大阪駅)で降りて、曽根崎あたりを

ブラブラしようかと思ったのですが、

せっかくだからディープな大阪を見物して行こうと

環状線に乗り換えて、天王寺駅へ向かいました。

 

大阪と言うたら、これやろ?

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はぁ~い、通天閣!!!

 

時刻は11時。朝食を摂っていないので腹ペコです。

 

ということで、ジャンジャン横丁の串かつの老舗

「てんぐ」に行こうと思っていたのですが、ガイドを

見ると「月曜定休」だぁ・・・。

 

そこですかさずガイドブックを見直して、

「串かつ発祥の店といわれている名店中の名店」

と書かれていた「新世界 元祖串カツ だるま本店」

へ行くことにします。

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カウンターだけの狭い店内ですが

開店直後ということで客は1組だけ。

ところが、注文をしているうちに満席となり、

外では待っている人が出る状態。

串かつ「くしかつ」新世界~道頓堀:だるま-194713 だるま本店ホームページ

セットがあったので、「クロヒョウ2」セット

というのを注文。

なぜクロヒョウ???

 

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これは、「クロヒョウ2セット」を頼むと貰える

コースター。

『クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編』(クロヒョウツー りゅうがごとく あしゅらへん)は、セガより2012年3月22日に発売されたプレイステーション・ポータブル用ゲームソフト。キャッチコピーは「失った誇りは 戦って取りもどせ」。(引用:Wikipedia)

なるほど・・・。でも、どういう趣旨のコラボ?

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「ソース二度漬けしないでください」

「これは塩で食べたほうがいいですよ」

「これはソースたっぷりでね」

などなど、店員さんが親切に説明してくれます。

いやぁ、うまいっ!

東京で食べる串カツとは別物ですねぇ。

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お会計すると、こんなシールまでくれました。

さすが、大阪商人ですね~(笑)。

 

おなかも満足してきたので、新世界を

プラプラしてみました。

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渋谷のセンター街でも感じたことのない緊張感を

この街を歩いていると感じたりするのは

なぜでしょうか(笑)。

わずか30分ほどの散策で数人の「へんなオジサン」

に出会うことができました・・・。

 

ちなみに、通天閣に登ろうとしましたが、

40分待ちということだったので断念。

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恵美須町駅の近くに行くと、また違った雰囲気になります。

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北側から眺めた通天閣です。手前の商店街は

通天閣本通の商店街。

 

と言うことは・・・。

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ジャズ・ファンにはおなじみの、通なレーベル

「澤野工房」がありました。

購入予定がないので立ち寄りませんでしたが。

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通天閣のたもとにあった王将の碑。

いろいろな意味でディープなものがいろいろと

あったので、またゆっくりと訪ねてみたいと思いました。

 

堺筋線で新大阪まで行き、15時発の新幹線を

取りなおして、ようやく東京へ。

 

こうしてようやく、「長崎まるごと満喫ツアー」は

クロージングとなりました。

ハプニング的なオプショナルツアーも発生しましたが

それもまた一興。

いやぁ、楽しかったなぁ~(笑)。