意外に密接かもしれない寒ブリとジャズの関係[ジャズキュレーション]

 

ニュース・サイトを眺めていたら、こんなニュースに遭遇。

匿名で今年も 高岡愛育園に「寒ぶりを愛する男より」 (北日本新聞)   Yahoo ニュース

高岡市佐加野の児童養護施設「高岡愛育園」(高橋源吾園長)に8日、男性が名乗らずに寒ブリ2本を届けた。匿名で寒ブリが届くのは昨年12月に続き2回目。夕食で刺し身として振る舞われ、園生37人が旬の味を堪能した。同園によると、同日午後2時半ごろ、30~40代くらいの男性が同園の門の近くに「ひみ寒ぶり」と印字された青い箱を2個置いていった。10キロと8キロのブリが1本ずつ入っていた。中にあった手紙には、昨年と同様に「寒ぶりを愛する男より」と記されていた。魚をさばく代金として1万円入りの封筒もあった。近くの鮮魚店に頼んだところ、お金を受け取らずに調理してもらえた。園生の山崎明弘君(15)は「ことしも届くとは思わなかった。刺し身が大好きなので本当にうれしい」と笑顔で話した。(匿名で今年も 高岡愛育園に「寒ぶりを愛する男より」|北日本新聞<Yahoo!ニュース>より引用)

おぢさんはホロッと来ちゃいましたよ~(笑)

氷見の登録商標の付いたブリだったそうで、市価では3~4万円するというもの。

卸値で買ったとしても、2本で5万円ほどの「高級プレゼント」だと思います。

近所の魚屋さんの対応も粋ですね~。

 

で、ためしに「ブリ ジャズ」というキーワードで検索をかけてみると、

結果が表示される0.01秒くらい先にピンっと閃きました。

「あ、あの検索結果が表示されるんじゃなかろうか……」と。

 

そう、それはブリではなく、ジブリ

 

案の定、ジャズとの相性はブリよりもジブリのほうがウワテでした(笑)。

 

実は、「ジブリ・ジャズ」に関しては、まったくノー・タッチでした。

仕事でも触ったことがなく、聴く機会もありませんでした。

無意識にでも、避けていたのではないかと問われれば、

それも否定できないと思います。

 

ジャズはカヴァー・アートであることを考えれば、なんら問題はなく、

むしろ不勉強を恥じるべきでしょう。はい、恥じます。

ごめん、ジブリ・ジャズ。

 

だって、いいじゃないですかぁ~。

 

と厚顔無恥にもほどがあるほど手のひらを返して、

この話題はブリ返さないことを願って……。

 

ATJがクラブ・テイストなアプローチを代表するものだとしたら、

立石一海トリオは真正面からピアノ・ジャズというアプローチですね。

好みが分かれても不思議ではありませんが、

やっぱり原曲のよさがキモなのかなぁ……。

 

 

 

 iTunes Store(Japan)

 

 

Webのキュレーションに価値はあるのか–編集者・菅付雅信さんが語る[ジャズキュレーション]

 

Webのキュレーションに価値はあるのか–編集者・菅付雅信さんが語る

東京編集キュレーターズ   Webのキュレーションに価値はあるのか  編集者・菅付雅信さんが語る

誰もが書き手になれる時代に続いて、「誰もが編集長になれる時代」が来たと言えるでしょう。しかしツールが揃っただけで、本当に誰もが編集長になれるのかというと、疑問が残ります。スキルやノウハウの共有も必要です。そこで、この「東京編集キュレーターズ」というイベントでは、ウェブ上の情報を整理整頓するキュレーターが知っておくべきことについて、継続的に学び、また情報共有できる場を提供することとしました。第一回のゲスト講師は数々の雑誌を手がけた編集者の菅付雅信さんです。NHN Japanの田端信太郎さんが聞き手となり、ウェブを中心とした次世代の編集者やキュレーターがメディアの仕事で生き残っていくための心構えについてディスカッションしました。(引用:Webのキュレーションに価値はあるのか–編集者・菅付雅信さんが語る|東京編集キュレーターズ)

当ブログも「ジャズキュレーション」を名乗っているので、

キュレーション関連の記事はチェックしています。

 

少し前の記事になりますが、このようなイヴェントが開催されて、

内容をまとめたものがアップされていましたので、紹介します。

「編集は情報を料理して食べさせる行為」

「(まとめメディアは)アイデアとしてありだと思う。音楽で言えば

ヒップホップとかと同じ」

「プロのクリエイターはプライベートなモチベーションではいけない」

「(紙とウェブでは)読み手のマインドがすごく違う」

などなど、興味深い発言が並んでいて、刺激的です。

 

個人的に、ウェブのメディアを多くの作り手側がいまだに

捉えきれていないのは、やはりこのあたりの考え方に

原因があるのではないかと思っています。

 

ボク自身、試行錯誤していますが、いまだに「これかぁ!」

という感触がないというのが、ウェブの怖さだったり

するわけです。

 

しかし、逆に考えると、試行錯誤できるという事自体が

ウェブの面白さだったりもするわけですから、

それをそのまま残しておく(残ってしまう)というのも

今後のウェブ・メディアの在り方や、キュレーションに

大きな影響を与えることになるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

interview秋満義孝さん|KOBE jazz.jp[ジャズキュレーション]

 

interview秋満義孝さん|KOBE jazz.jp

秋満義孝(神戸ジャズストリート音楽監修/ジャズピアニスト)   ジャズピープル   KOBEjazz.jp

今年で31回目を迎えた神戸ジャズストリートで、第1回目から音楽監修を務めている秋満義孝さんは、83歳の今も現役のピアニストとしてご活躍されています。今年のステージでも円熟したプレイを披露。ステージ直後の秋満さんに神戸ジャズストリートの思い出から将来について、お話をうかがいました。(引用:interview秋満義孝さん|KOBE jazz.jp)

御年83歳の現役ピアニスト、秋満義孝さんへのインタビュー。

とても誠実に答えてらして、ご自身が背負ってらしたジャズの重みを

感じさせる内容となっています。

 

 

 

 iTunes Store(Japan)

 

 

JAZZ、CLASSICALランキング!(タワレコ版)[ジャズキュレーション]

 

JAZZ、CLASSICALランキング!|TOWER Record ONLINE

JAZZ、CLASSICALランキング! TOWER RECORDS ONLINE

1年のうちにノラ・ジョーンズ関連の新作が3タイトルもリリースされ、1位、2位を独占。大ロング・セラーとなった、3位、4位はブラック・ミュージック回帰し新たなファン層を獲得。その他、上原ひろみは昨年に続く超絶トリオの第二弾を発表。TVアニメ『坂道のアポロン』の大反響、ルパン三世の新路線アニメのサントラを担当した、菊地成孔のDCPRG新作も全国で話題になるなど、ジャズのアイデンティティを残しつつ、他業種(ジャンル)コラボに成功した作品群が2012年の顔となった。(引用:JAZZ、CLASSICALランキング!|TOWER Record ONLINE)

 

タワーレコードによる年間のベストセラーズのチャートが発表されました。

解説のとおり、ノラ・ジョーンズの勢いが止まらないようです。

あと、タワーレコードにCDを買いに行く層を反映したのか、

ブラック・ミュージックのアルバムが上位を占めています。

 

ジャズ・チャートについてはとくにコメントがないのですが(笑)、

もう一方のクラシック・チャートで見つけたアルバムが気になってます。

 

日本コロムビアのサイト情報によると「ジャケットは、プログレの歴史的名盤、

あの「クリムゾン・キングの宮殿」を、クァルテットのメンバー4人の実写

顔写真(パーツ)をもとに、パロディー構成。実写ならではの不気味さも得て、

一度見たら忘れられない衝撃のデザイン。編曲はプログレの大ファンを

公言して憚らない第1ヴァイオリンの荒井英治。東京フィル「タルカス」でも

コンマスを務め、演奏の充実に大いなる貢献をしている。」となっています。

視聴できるのですが、なかなかです(笑)。

 

 

 

 

 

伝えきれないPAVLOの魅力について[ジャズキュレーション]

 

先日観てきたカナダ大使館のショウケースで、

いちばん印象に残っているのがPAVLO(パヴロ)というギタリスト。

 

凄腕ミュージシャンなんだけど、エンターテイナーでもある。

こんな人です、というのがわかるような動画を探したのだけれど、

どれも彼の魅力を伝えきれていない。

 

実際にはもっとはじけていたんですよ……。

本当の魅力はぜひライヴで、ということなのかな?

 

 

 

 

 

ジャズ・ピアニストのオースティン・ペラルタ(Austin Peralta)が死去[ジャズキュレーション]

訃報です。

Austin Peralta October 25  1990 - November 21  2012   Brainfeeder

日本語のニュースはこちら。

フライング・ロータス主宰のBRAINFEEDERからの作品発表や、エリカ・バドゥ、シャフィーク・フセイン、パン・アフリカン・ピープルズ・オーケストラとの共演歴でも知られる、ジャズ・ピアニストのオースティン・ペラルタ(Austin Peralta)が11月21日に死去。BRAINFEEDERレーベルのサイト等で明らかにされています。詳しい死因は不明。22歳でした。(引用:amass|ジャズ・ピアニストのオースティン・ペラルタ(Austin Peralta)が死去)

こちらのサイトでは、もうちょっと詳しく触れています。

米カリフォルニア州出身のオースティン・ペラルタは、70年代に活躍した伝説的なスケートボードチーム Z-BOYSのオリジナルメンバーで、Z-BOYSの実話をモデルにした映画『ロード・オブ・ドッグタウン』の脚本を務めたステイシー・ペラルタの息子。5歳からピアノをはじめ、15歳の若さでロン・カーター、ビリー・キルソンという重鎮とレコーディングしたデビュー・アルバム『Maiden Voyage』(『処女航海』)を2006年、日本でリリース。新人らしからぬプレイを聞かせ、高く評価を得た彼は、同年に早くもセカンド・アルバム『Mantra』を発表、東京ジャズ・フェスティバルにも出演していた。一方で、セッション・プレイヤーとして、エリカ・バドゥ(Erykah Badu)などとも共演していた彼は、昨年フライング・ロータスのBrainfeederから新作『Endless Planets』を発表、エレクトロニックなサウンドとの融合も見せる新たなジャズを奏で、フライング・ロータスもこれこそ同レーベルが追求してきた音だと絶賛した。(引用:フライング・ロータス作品などで活躍したジャズ・ピアニスト、22歳の若さでこの世を去る|bmr.jp _ One & Only for Urban Music Lovers))

bmrのサイトには、東京JAZZ出演時の動画がアップされています。

確かに圧巻だった……。

 

ご冥福をお祈りします。

 

 

 

 

 

 

第7回さいたま新都心JAZZ VOCAL CONTEST グランプリ決定![ジャズキュレーション]

 

▼第7回さいたま新都心JAZZ VOCAL CONTEST グランプリ決定!|ジャズライブ・ジャズコンテスト さいたま新都心けやきひろばで開催!(埼玉県さいたま市)

第7回さいたま新都心JAZZ VOCAL CONTEST グランプリ決定!   ジャズライブ・ジャズコンテスト さいたま新都心けやきひろばで開催!(埼玉県さいたま市)

 

7回を迎えて、このジャズ・ヴォーカル・コンテストも重みを増してきた感が

あります。というのも、このコンテストの受賞者の活躍をちょこちょこと

耳にするようになっているので。

 

ジャズ・ヴォーカルの賞で言えば、1985年から続く日本ジャズヴォーカル賞、

そして13回を迎えてた神戸ジャズヴォーカルクイーンコンテストなどなど。

 

ジャズ・ミュージシャンになるのも「奇特な人」と言われるくらいですが、

ヴォーカルをめざすとなるとさらにたいへんであろうことは

想像に難くありません。

 

さいたま新都心ジャズ・ヴォーカル・コンテストのグランプリ受賞者は

日高憲男さん。

 

 

独特の空気感をもっていることが、動画からも伝わってきます。

トランペットも演奏するようです。ヴォイスのトーンにマッチしてますね。

 

男性ヴォーカルで活動を続けるのは、女性よりもある意味でシンドイ

のかもしれません。

(女性だって、化粧代とか衣装代とか、そりゃあたいへんなのよ、と

言われたことがありましたっけ……)

それだけに、ぜひ頑張っていただきたいと思ってしまいます。

 

 iTunes Store(Japan)

 

 

 

 

 

ジャズ「B♭M7」閉店へ[ジャズキュレーション]

 

ジャズ「B♭M7」閉店へ|十勝毎日新聞社ニュース

ジャズ「B♭M7」閉店へ|WEB TOKACHI・・勝毎日新聞

道東では唯一、毎日のように生演奏が行われる店として、道内外の愛好家に親しまれてきたジャズスポット「B♭M7(ビーフラットメジャーセブン)」(帯広市大通南10 クラウンビル地下1階)が12月29日の営業を最後に閉店する。(引用:ジャズ「B♭M7」閉店へ|十勝毎日新聞社ニュース)

 

こんなニュースが目に止まりました。

北海道東部のジャズ・ライヴの基点でもあり、惜しむ声も多いようです。

 

ロックやポップス系では多いとされる「チケット割り当て制度」や

「5~10人までノー・ギャラ」というようなシステムを

ジャズ系のライヴハウスでは採用していないようなのですが、

そうなるとビジネスモデルとして確立できるのかという心配が

かなり高まってしまいます。

 

演奏者本位のハコ運営ということなのですが、かなり状況は

厳しんじゃないかと思います。

情熱がなければやれない、と同時に、情熱だけじゃ続かない

ということになってしまうのかな……。

 

それにしてもこの「B♭M7」では、年間300ライヴをやっていた

というから、すごいですね。頭が下がります。

 

レンタルスペースとして、ライヴだけではなく、飲食業への貸し出しや

ほかのイヴェントとの共同開催など、屋台村みたいな考え方でなければ

恒常的な運営は難しい時代になってきているんじゃないかと――。

 

都内でも、「ギャラを札でもらったことがない」とか「レッカー引かれると

ギャラでは払えない」というようなライヴハウスがあったと、

笑えないエピソードを多くのミュージシャンに聞いたことがありますが、

別に因業な経営者でもなんでもなく、店を維持していくためのギリギリの

選択だったのだと思います。

 

ネット時代になって、店を構えていなくても「ライヴハウス」と名乗れる

時代になったんじゃないかと思います。

たとえば、公演日と出演者をフィックスして、ホールを借りて

イヴェントを開催するような形式のライヴハウス経営も、不可能では

なくなってきているのではないでしょうか。すでにセミナーや講演会では

そのような店舗を持たないイヴェント運営が一般化しています。

 

いずれにしても、音楽にとって演奏場所は、生物にとっての空気や水

と同じようになくてはならないもの。

 

生きるためにどう「それ」を確保すればいいのかという視点で

ライヴハウスの在り方を考えてみるのもいいのではないかと思います。

 

 

 

 

 

【平戸祐介の1から始めるジャズ・ピアノ】vol.16「スウィングの応用」[ジャズキュレーション]

 

▼【平戸祐介の1から始めるジャズ・ピアノ】vol.16「スウィングの応用」|RandoM

【平戸祐介の1から始めるジャズ・ピアノ】vol.16「スウィングの応用」|キーボード|RandoM by Rittor Music

ネットに連載されているクオシ(quasimode)のピアニスト、平戸祐介さんの

ピアノ講座。スタートしたときにボクもブログで紹介した記憶があります。

 

今回の話題は、このピアノ動画講座のことじゃありません。

このページの、もうちょっとしたのほうを見ていくと、

別の動画が貼り付けてあります。

どうやら、10月にリリースした新作『Soul Cookin』初回限定版付録DVD

に収録されている横山剣とのコラボレーション動画のようなんですね。

実際の収録作品はもうちょっと長いんでしょうね。でも、横山剣さんとの

ノリノリのコラボが確かめられます。

っていうか、水着美女だけ見てちゃ、ダメですよ~(笑)。

でも、この動画見たら、きっと誰もが「イ~ネッ!」って言っちゃうんだろうな……。

 

 

 iTunes Store(Japan)