Webのキュレーションに価値はあるのか–編集者・菅付雅信さんが語る[ジャズキュレーション]

 

Webのキュレーションに価値はあるのか–編集者・菅付雅信さんが語る

東京編集キュレーターズ   Webのキュレーションに価値はあるのか  編集者・菅付雅信さんが語る

誰もが書き手になれる時代に続いて、「誰もが編集長になれる時代」が来たと言えるでしょう。しかしツールが揃っただけで、本当に誰もが編集長になれるのかというと、疑問が残ります。スキルやノウハウの共有も必要です。そこで、この「東京編集キュレーターズ」というイベントでは、ウェブ上の情報を整理整頓するキュレーターが知っておくべきことについて、継続的に学び、また情報共有できる場を提供することとしました。第一回のゲスト講師は数々の雑誌を手がけた編集者の菅付雅信さんです。NHN Japanの田端信太郎さんが聞き手となり、ウェブを中心とした次世代の編集者やキュレーターがメディアの仕事で生き残っていくための心構えについてディスカッションしました。(引用:Webのキュレーションに価値はあるのか–編集者・菅付雅信さんが語る|東京編集キュレーターズ)

当ブログも「ジャズキュレーション」を名乗っているので、

キュレーション関連の記事はチェックしています。

 

少し前の記事になりますが、このようなイヴェントが開催されて、

内容をまとめたものがアップされていましたので、紹介します。

「編集は情報を料理して食べさせる行為」

「(まとめメディアは)アイデアとしてありだと思う。音楽で言えば

ヒップホップとかと同じ」

「プロのクリエイターはプライベートなモチベーションではいけない」

「(紙とウェブでは)読み手のマインドがすごく違う」

などなど、興味深い発言が並んでいて、刺激的です。

 

個人的に、ウェブのメディアを多くの作り手側がいまだに

捉えきれていないのは、やはりこのあたりの考え方に

原因があるのではないかと思っています。

 

ボク自身、試行錯誤していますが、いまだに「これかぁ!」

という感触がないというのが、ウェブの怖さだったり

するわけです。

 

しかし、逆に考えると、試行錯誤できるという事自体が

ウェブの面白さだったりもするわけですから、

それをそのまま残しておく(残ってしまう)というのも

今後のウェブ・メディアの在り方や、キュレーションに

大きな影響を与えることになるのかもしれません。